明治5年から昭和54年（107歳）。岡山県（おかやまけん）井原市（いばらし）出身。昭和45年に小平市に来ました。日本の近代（きんだい）木彫界（もくちょうかい）の巨匠（きょしょう）として活躍した彫刻家です。代表作には「鏡獅子」「転生」などがあります。
明治34年から平成4年(91歳）。東京都中野区出身。昭和22年公選による初代小平町長です。昭和37年市制施行（しせいしこう）に伴って初代市長になりました。昭和42年までの戦後の復興期（ふっこうき）、経済成長期（けいざいせいちょうき）と変化の激しい時代を、20年にわたって都市施設の充実（じゅうじつ）や義務（ぎむ）教育施設などの、都市基盤（としきばん）の整備（せいび）に貢献しました。
明治41年から平成5年（84歳）。茨城県（いばらきけん）下妻（しもつま）市出身。昭和26年から4期16年にわたって、小平市（町）議会議員、この間36年から6年間、小平市（町）議会議長をしました。昭和42年5月に2代小平市長になりました。都市基盤の整備、自然環境、伝統的風土の保全（ほぜん）、老人・幼児・障がい者を軸（じく）とする市民福祉の充実に取り組み、人間性豊かなふるさと作りに力を注ぎました。
小平の名誉市民は、市民または市につながりの深い方から、その素晴らしい功績（こうせき）をたたえ、市民に尊敬（そんけい）される対象（たいしょう）となり、これからも小平市の社会文化がますます発展（はってん）するようにと、市長（しちょう）が市議会（しぎかい）の同意（どうい）を得て選んだ人です。