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更新日:2007年10月1日

作成部署:企画政策部 財政課

 市では、市民の皆さまに市の財政状況を毎年9月と11月に公表しています。
 今回は平成15年度の財政状況全般についてお知らせします。

歳入歳出の状況

 平成15年度の一般会計の当初予算額は494億6,200万円でしたが、その後5回の補正を行い、年度末における繰越明許費を含む最終予算額は514億1,588万円となりました。前年度に比べ、22億7,181万2,000円、4.6%の増となっています。


 決算額では、歳入総額514億2,419万9,000円、歳出総額497億4,964万円で、差引額16億7,455万9,000円を平成16年度へ繰り越しました(図1)。また、主な事業の決算状況は表1のとおりです。


図1 平成15年度一般会計 歳入・歳出款別構成

 一般会計は、市民の皆さんに納めていただいた市税を中心に、国や都からの支出金、市債などを財源として、公共事業、福祉事業など行政運営の基本的な経費を計上しています。


表1 平成15年度主要事業の概要

 一般会計と国民健康保険事業、老人保健、介護保険事業、下水道事業、受託水道事業の特別会計5事業の合計では、歳入890億7,530万7,000円、歳出872億749万円となり、前年度と比べると、歳入4.3%の増、歳出4.1%の増となりました(表2)。


表2 平成15年度特別会計5事業の執行状況

 特別会計とは、特定の事業・資金などについて、特別の必要がある場合(法律で特に定めるものを含む)に、一般会計から区別してその収支を別個に経理する会計をいいます。


市税負担の概況

 平成15年度に市民の皆さんから納めていただいた市税の合計額は、261億6,077万8,000円で前年度に比べて、3.2%の減となりました。市民1人当たりの市税負担額は約14万6,000円となっています。これに対し、市民の皆さんに支出した1人当たりのサービス費用は約27万8,000円となっています。また、決算1万円の使い道は図2のとおりです。


図2 決算(10,000円)はこのように使われました。

※この図は、平成15年度一般会計歳出決算額を1万円に換算して、事業別に表したものです。

表1 平成15年度主要事業の概要
○明日に向かう夢と希望のあるまち(コミュニティ・文化・教育)  
小川町ニ丁目地区地域センター用地の購入(1,377.79平方メートル) 7億1,117万円
小平元気村おがわ東の開設 1億6,904万円
小学校施設の改良・改修 9,951万円
耐震診断・設計・補強工事(改修含む)の実施 1億9,344万円
小・中学校教育用コンピュータの整備 2,175万円
小学校図書の充実 1,753万円
心身障害学級の増設(十二小) 526万円
学童農園事業の推進(小学校10校) 250万円
FC東京によるサッカー教室の実施 10万円
○さわやかな朝がむかえられる潤いのあるまち(居住環境整備)  
小川町ニ丁目地区地域センター公園用地の購入(607.13平方メートル) 3億1,941万円
(仮称)上水本町ビオトープ公園用地の購入(302.83平方メートル) 2,284万円
屋上緑化事業の実施 470万円
用水路環境整備事業の実施 1,428万円
消防・防災体制の充実 3億6,700万円
環境基本計画の推進 2,063万円
交通安全施設の整備 4,378万円
公共下水道雨水整備の推進 3億8,974万円
ごみ減量化・資源化事業の推進 1,484万円
○健康でいきいきとした暮らしのあるまち(保健福祉・産業振興)  
在宅介護支援センターの増設(1か所) 659万円
学童クラブ室の新設(十五小) 2,604万円
子育て支援事業「ふれあい広場」実施場所の増設(2か所) 31万円
認定保育室等補助事業の推進 1,198万円
あさやけ風の作業所支援費の支給 1,712万円
心身障害者(児)通所訓練事業運営費の補助(ゆうやけ第2子どもクラブ) 1,553万円
農業振興事業の実施 2,830万円
いきいき商店街事業等の実施 2,387万円
玉川上水開削350周年記念事業の実施 45万円
グリーンロード産業活性化事業の実施 210万円
○個性的で豊かな表情をもつまち(都市基盤整備)  
花小金井駅北口都市基盤整備事業の実施 5億4,663万円
コミュニティバスの試行運行 6,503万円
都市計画道路3・4・12及び21号線の整備 7,916万円
都市防災総合推進事業の実施 4,841万円
七小通り踏切の移設 9,070万円
市道の改良・維持 1億1,461万円
住居表示整備事業の推進 26万円
計画の推進体制  
こだいらホームページの充実 297万円
(仮称)小平市第三次長期総合計画策定準備 628万円
市議会の電子化の推進 209万円
総合行政ネットワーク(LGWAN)への接続 5,959万円
セキュリティ対策の強化 878万円
表2 平成15年度特別会計5事業の執行状況
会計名称 予算現額 歳入決算額 収入率 歳出決算額 執行率
国民健康保険事業 12,833,881千円 12,880,191千円 100.40% 12,774,313千円 99.50%
老人保健 12,093,870千円 11,209,679千円 92.70% 11,227,639千円 92.80%
介護保険事業 6,205,096千円 6,153,408千円 99.20% 6,105,336千円 98.40%
下水道事業 5,817,105千円 5,794,017千円 99.60% 5,736,749千円 98.60%
受託水道事業 1,809,150千円 1,613,813千円 89.20% 1,613,813千円 89.20%

市の財産・市債・一時借入金の状況

市の財産

 庁舎、保育園、小・中学校などの建物や土地、債権および市の貯金である基金などの状況は図3のとおりです。

 図3 市有財産の状況

 

市債

 学校や下水道など公共施設を整備するために、国・都、金融機関などから長期にわたり資金を借り入れていますが、この借入金を市債といいます。平成15年度に新たに借り入れた市債は表3のとおりです。


表3 平成15年度に新たに借り入れた市債の状況

 平成15年度末の市債現在高は、一般会計と下水道事業特別会計を合わせて698億603万円で、前年度に比べ、11億177万6,000円、1.6%の増となっています。この市債現在高を市民1人当たりでみると約39万円となります。


土地開発公社

 市の事業を円滑に進めるため、主に市に先行して必要な用地を取得することを目的として設立された団体を土地開発公社といいます。土地開発公社が用地を取得するための借入金は平成15年度末で25億6,450万円となっています。市では、平成13年に策定した土地開発公社健全化計画に基づき、公社が長期にわたり保有している用地の買い取りを積極的に進め、借入金は前年度比で19億8,200万円の減となりました。


一時借入金

 年度内に一時的に資金が不足した場合に借り入れを行いますが、平成15年度はありませんでした。


平成15年度決算の特徴

 歳入については、市税のうち主に市民税所得割の落ち込みによる減、地方交付税の減などがありましたが、臨時財政対策債の増などによる市債の増、生活保護費国庫負担金の増などによる国庫支出金の増、普通財産の売り払いの増による財産収入の増があり、総額では対前年度比23億10万1,000円(4.7%)の増となりました。


 歳出については、生活保護措置費、児童扶養手当などの増、国民健康保険事業特別会計への繰出金の増などにより民生費が増、小平消防署小川出張所用地購入費の皆増に伴い消防費が増、繰上償還・低利債への借り換えの実施などにより公債費が増となりました。一方で小川西グラウンド用地購入・整備の事業終了による教育費の減など、総額では対前年度比で17億697万円(3.6%)の増となりました。


 性質別では、福祉関係の経費である扶助費、借入金の返済経費である公債費、特別会計への繰出金が増となる一方、事業終了により工事や用地購入の経費である普通建設費が減、職員の給料マイナス改定などにより人件費が減となっています。


 また、財政構造の弾力性を測る比率として使われる経常収支比率は、90・7%となり、昨年より1.5%改善しました。これは、人件費の減によるものです。


 しかし、市の歳入の根幹である市税が落ち込む中では、依然厳しい財政状況といわざるをえません。今後もよりいっそうの行財政改革が必要となってきます(図4)。


図4 歳入・歳出前年度比較


 市では、依然として厳しい社会経済情勢にあることから、平成14年12月に「第3次行財政改革推進プラン」を策定しました。これに基づき、施策の見直し・受益者負担の適正化など、よりいっそうの行財政改革を推進することにより、今後とも財政運営の健全化に努めてまいります。

表3 平成15年度に新たに借り入れた市債の状況
種別 借入額
一般会計債
小川町二丁目地区地域センター用地
533,000
一般会計債
小川町二丁目地区地域センター公園用地
239,500千円
一般会計債
都市計画道路3・4・12及び21号線整備
47,200千円
一般会計債
都市計画道路3・4・16号線整備
815,500千円
一般会計債
市道第D-75号線整備
55,800千円
一般会計債
市道第D-77号線他2路線整備
53,200千円
一般会計債
都市防災総合推進事業(平成14年度繰越明許分)
18,800千円
一般会計債
都市計画道路3・4・16号線整備(平成14年度繰越明許分)
116,800千円
一般会計債
小平消防署小川出張所用地
238,000千円
一般会計債
第十五小学校耐震補強・大規模改造
52,700千円
一般会計債
第三中学校耐震補強・大規模改造(平成14年度繰越明許分)
83,300千円
一般会計債
減税補てん債
390,000千円
一般会計債
臨時財政対策債
3,249,400千円
下水道債 684,800千円

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