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第1回 福祉のまちづくり推進協議会 要録2

9.小平市福祉のまちづくり答申の考え方と今後について

(質問・意見)

委員

 地域保健福祉計画や福祉のまちづくり推進計画を読んだ感想ですが、小平市はかなり福祉が後進になっていると感じます。やはり行政が主体的にやっていかなければいけないというふうに私は考えます。福祉のまちづくり推進計画を読むとわかるように、市民、事業者、行政という並びになっており、3番目として行政が位置付けられています。

 やはり行政が中心になってやってもらわないと、市民や事業者が主体になるようになったらば困ると思うのです。その辺のところを今回のこの協議会ではぜひもう少し突っ込んでつくっていきたいと思います。私はこういう思いで今回、参加しました。

委員

 委員のご意見ですが、私は行政側におりまして、「今、行政任せで本当に良いのか?」という思いがあり、「住民主体」といったことが非常に大事ではないかと考えています。

 実際に計画を立てて仕事をしていくところはもちろん市の職員などの行政が行うことになるかもしれませんが、やはり、住民の目で意見を言って計画を立てなくてはいけないというように思っています。その辺をさらに詳しく聞かせていただければと思っています。

副会長

 私は地域福祉や障がい者福祉を専門にしています。今までのように行政主体という形ではだんだんなくなってきています。行政からではなく、市民の側も「役割でできるものは、やっていこう」という姿勢が必要であり、全てのことを行政にお任せでやってもらう時代ではありません。

 また、現在の国の財政問題も含めて、なんでもかんでも行政でやってくれと言うことになると、税金もどんどん上げていきますし税金もどんどん取れるところから取りましょうということになりかねなくなります。

 市民サイドでできることは市民サイドで行なっていく。そして、行政でできることは行政で行うという方法で地域福祉を進めていかなければいけないということが、今の福祉関係者のトレンドになっています。

 例えば公共事業という言葉がありましたけれど、最近言われているのが、新しい公共概念というものがあるのではないかということです。公共事業というのは何も行政だけが行うのではなく、それに対し市民がアイデアや知恵などをつぎ込んだ、行政と市民が一体となって公共パブリックを対象とした事業というような考え方に立つべきではないかと考えられます。

 このような形の市民参加であるとか、あるいはパプリックコメントを求めるという形になって、市民がどんどん福祉やあるいは地方行政に入ってきているという現実があります。

 その意味では、小平市の福祉が遅れているのか、進んでいるのか全国の比較調査をしたことはありませんので良くわかりませんが、欠けている所はもちろん、市がやってもらうべきことはきちっとやってもらわなければなりませんが、同時に市民でやれることは協力してやっていこうと、共に力を合わせてその地域全体を支えていかないといけなくなっています。

 全てのことを市におんぶに抱っこで、「行政が全部やるべきだ、市民は何もしなくて良いのだ」ということではない時代になってきているのだろうと思います。

 これからどんどん高齢化が進みます。高齢化が進むということは同時に障がいがどんどん増えていくということにもなりますから、その意味では全ての高齢者が全部行政にお任せだということになり、自助努力をしなくなり、自分の健康管理もしなくなるということになってしまえば日本はもたないわけです。

 やはりそれぞれの立場立場で住みやすい地域社会をつくるためにできることは協力していこうと、そして同時に行政の責任はもちろん大きいわけです。

 例えば、障がい者問題、障がい者の対応、障害者基本法という法律の中には地方自治体が責任を持っていくことを明記してあるわけですから、もちろん最終的には行政の責任になりますが、これからは行政におんぶに抱っこではなく、力を合わせてやっていきましょうという考え方をしていかないといけないのではないかなと思っています。

 小林委員もおそらく同じ考え方ではないかと思います。行政が市民に全部おぶさって、行政が何もしないということでもなくやはり行政の責任はきちっと果たしてもらうけれども、市民の側も力を合わせてできることはやっていこうということではないかなと思います。

委員

 それは言うまでもないことだと思います。誰も行政におんぶに抱っこで、何でもやってくれと言っている訳ではありません。やはり、市民の声が反映できるような姿勢が望ましいと考えます。

 そういう面から言いますと私達は現実にいろいろなトラブルに直面しているわけです。私の危険な経験では、5~6年前のことになりますが、都市整備計画課へ小川寺周辺の青梅街道沿い歩道の街路樹がはみ出していて、路面もでこぼこしていたので、そういう所を直して欲しいというお願いに何人かで行ったことがありました。その時の担当者に「おまえらね、小平の中をどこでも自由に歩けると思ったらば大間違いだ」と言われた。その言葉を聞いた時には唖然としました。

 また、上宿公民館の講座に参加した際、車イストイレが物置になっていたため、使用することができなかったのです。「こういうことでは困る」と言ったのですが、すぐに片づけをしていただけませんでした。

 このようなことをよく体験しているものですから、やはりそういうところは行政がきちんとしていただきたいと思っています。「こういうことをしますよ」と約束をしたのであれば、それを実行してくれなければいけないと思います。

会長

 はじめにおっしゃったことと、次のご発言とはちょっとニュアンスが違うと感じます。

 初めおっしゃったことは副会長がおっしゃったようにやはり、行政の責務、役割が当然あるわけです。ただし、それには限界がどうしてもあります。そこの限界部分を事業者あるいは市民の皆さんでお互いにできることは「お互いに責任を全うしていきましょう」というようなことになります。

 2番目のお話は、これは行政が本来すべきことを、または、解決しなければならないことなのにきちっと行なっていないということになりますので、やはり、こういう地域の問題はその地域ごとにいろいろな固有の問題がありますから、そういうことを一つ一つどのように解決していくか、その辺の仕組みを作っていくことが大事だろうと思います。

 私はぜひ、そういう個々の問題も全部ここでディスカッションできるかは別として、日頃皆様方がお感じになっていることをやはり整理をして、行政のほうに解決を図っていただくようにお願いをしたいというように思っています。

副会長

 過去に東京ボランティアセンターというところで、皇居一周の車イスマラソンを企画したことがありました。このマラソンの企画に当たり、警視庁に皇居一周コースを使わせて欲しいと頼みましたが、警視庁の担当者が「障がい者がこういうところを走るのはおかしいのではないか。もっと車イスは特別なところで走れ」というようなことを言われ、とうとう、許可してくれないことがありました。結果としては、仕方なく神宮外苑を使用しマラソン大会を実施しました。

 やはり、行政や警察の人の中にも「障がい者は特別な人達なんだから」という意識がかなり強い方々が存在します。そういう意味ではさっきおっしゃったように「どこでも自由に歩けると思うな」なんて思っている公務員がいないことはないと感じます。やはり、個々の窓口対応だけではなく、公務員自身の意識も変わっていかなくてはいけないと思います。

 また、なぜ、そういう意識になってしまうのかというと、「行政がやることに黙ってついて来いと、行政が全部責任をもつのだから、おまえらオレに任せておけ」という発想になってしまうから、そういう様になってしまう。

 そういう意味では小林委員のおっしゃった事例から公務員の意識を変えていかなければならないと思います。そういう意味ではどんどん意見を出して頂いて、対応できるものは対応していきたいと思います。

会長

 例えば委員がおっしゃったような問題点や、個々の市民が抱えている問題を解決する仕組み、また窓口がないではないかという問題点として提案していくという方法もあります。泣き寝入りということが一番良くない訳で、みんながお互いに納得した形で解決をする。それにはどうしたらよいかということを考えたらいかがでしょうか。

委員

 余談になりますが、先ほど話しました歩道の件の続きとなりますが、改めて抗議をしましたら、そこの課長さんだと思いますが、部下を連れてお詫びに来てくれました。

お問合せ先

〒187-8701 小平市小川町2-1333 健康福祉事務センター2階
高齢者福祉課計画担当
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掲載日:平成19年10月1日

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