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第1回 福祉のまちづくり推進協議会 要録3

会長

 ここで、私のほうから社会情勢の変化についてのお話をさせていただきたいと思います。前回の推進会議の答申は平成11年3月26日に頂いています。それからどういう社会的な動きがあったか、ちょっと頭の中に入れておいて頂きたいと思います。

 平成12年、皆様方には介護保険法が施行されたということで、強くご記憶かと思いますが、この年に「交通バリアフリー法」ができました。今、まちに行きますと公共交通機関が盛んにエレベーターなどを付けています。この法律は義務化になっているため、世の中の公共交通機関は相当に整備をされてきたという状況があります。電車にお乗りになっても、シルバーシートが沢山できていますし、それから、駅の電光表示板など非常に整備されてきているように思われます。これが第一点、大きなことになります。

 それからもう一つは平成6年にできた「ハートビル法」が平成15年に改正されまして、多くの建築物がこの法律を守るように義務化されてきました。すなわちこういう法律によって、建築物や公共交通機関がかなり、法律上の厳しいしばりをかけられてきました。そして、その「ハートビル法」の影響を受けて、東京都は「東京都まちづくり条例」というものを作りました。この条例は法に則った形の条例となりますから、罰則規定があり相当きびしいものになっています。

 しかし、平成9年「小平市福祉のまちづくり条例」は地方自治法第14条というハートビル法とは関連のないところでこの条例ができています。そうするとハートビル法が法律上非常に厳しくなっているものですから、そのあおりを受けて、お手元にあります「福祉のまちづくり条例」が形骸化してきている状況が全国的に見受けられます。

 まずは「ハートビル法」ということで、この法を見ない形で世の中が動いているということが、私が非常に気になっているところであります。それから、もう一つは、今年の6月に国会で「バリアフリー新法」というものができました。これによって「交通バリアフリー法」と「ハートビル法」が両方とも廃案となって、一本化された法律となります。法律としても更に厳しいものとなり強い影響力をもつようになります。当然、小平市にも影響を大きく及ぼしてくるでしょう。

 ハードの面についてはかなりこの法律によって、進められていくように思います。そのように見ていきますと、前回の答申は広く全般的に書いてありますが、どちらかというと、ハードの面ついてちょっと重きが置かれているのではないかと思っています。それから、これからの状況はどうなのかというと、ハードの面が整備されていく中で、市民が本当に安全、安心、快適に生活するための環境づくりというのは、どうあるべきかということが問題となります。

 このことは、文章の中にはハードとソフトの連携というようにに書いてありますが、どうもソフトの面をもっともっと強調しておいた方がいいのではないかと感じています。

 例えば、市民の皆様のネットワークみたいなことです。市民の意識というものを、うまい形でネットワーク化して、本当にまちの中で社会参加している、障がい者や高齢者そして子どもさんが本当に安心して生活できる場をどのように作っていったらよいのか、この辺をもう少し今回は強調しておかれた方が良いのではないかと感じました。

 もう一つ、子育ての問題をこれからもっと地域ごとに考えていかなければならないと考えています。子どもが地域の中で本当に安心して安全に生活できるにはどうしたらよいか、これは子どもだけの問題だけではなく、当然、子育てをしている親ごさん、あるいは、結果としては高齢者、障がい者の皆様も生活しやすい場面が出てくるのではないかと思っています。

 このような視点で基本路線は前回の答申で良いと思いますが、更に少しずつ補足をしていくものがあるのではないかと感じておりますし、その辺のご意見をみなさんに宿題としてご意見を頂きたいと思もいます。

委員

 今はバリアフリーになり昔に比べて、高齢者も障がい者も車イスの方も便利になったと思うようになました。高齢クラブ内での話になりますが、外に出ればバリアフリーだが、自分の家に帰ると家の中に段差があり、その段差につまずいて怪我をしてしまうという話が出ています。

 このようなことが高齢者にはあるので、あまりバリアフリーになることも、考え物だよなという意見もあります。

会長

 現在の推進計画では、住まいのことに関してあまり十分に触れられていません。しかし、地域で暮らすためには、実は住まいの整備は一番重要なこととなります。その方は、たぶん、外では気をつけて歩いていらっしゃるが、ご自宅に帰ると気が緩んでしまい家の中の段差をつい忘れてしまう。

 事故というのは気が抜けたときに起こるものです。「段差が無い」という方が多分、安全にとってはとても重要であり、まして、段差があって転んでしまい骨折などをしてしまい、寝たきりの原因になるということもよく言われています。やはり、基本的には家の中の段差も無くしていこうということになります。

 この推進計画には、住まいの問題があげられていないことが一つのポイントではないかと思います。ここのところをできれば工夫していきたいと思っています。

副会長

 事務局に伺いたい。1点目は、今回の推進計画と第三次長期総合計画と地域保健福祉計画の関係を教えてもらいたい。2点目は障害者保健福祉計画との関連を教えてもらいたい。

委員

 同じくそのことに関することになると思いますが、庁内の会議構成についてです。情報のネットワークに関連することになると思いますが、小平市もハード面ではかなり進んできていると思います。ソフト面で情報が一元化されていないと感じています。

 一つの部署で問合せをしても最終的にはいろいろなところに回されてしまうことがあります。聞きたいことをどこで聞いて良いかわからないということがあります。職員一人一人が自分の仕事だけではなく、各部署の仕事もわかっているという「行政の専門家」になって欲しいという思いがあります。

 それと同時に、コンシェルジェ的な道先案内人となる部署が必要であると感じます。まずは、そこに聞けば、どこで聞いたらよいかわかるというようなところが必要なことだと考えます。

 そうしなければ、いくら情報があってもその情報を市民が的確に得ることができませんし、たとえ得てもそれを共有化できないと思います。

事務局

 市の計画は第三次長期総合計画が最上位の計画となります。従いまして、この計画に基づき、福祉関係や建設関係など各分野の計画は第三次長期総合計画の下に位置付けがされてという考え方になります。

 基本的には長期総合計画を確認し、福祉の分野で言いますと地域保健福祉計画など国や東京都の各種関連ものについては整合性を図りながら、計画を作成していくという考え方でございます。

 窓口対応といたしましては、福祉の分野で申し上げますと、高齢者の施策を集めた冊子を作成しております。新たに市民になる方に対しては、市民便利長という市全体の業務内容を案内した冊子を提供しており、資料としてはある程度整っているものと考えております。

 また、職員体制といたしましては、市の大きな考え方として人事異動を行い、いろいろな職場を経験していき、今までの知識を新たな職場で生かしていくという考え方をとっております。

10.現行の小平市福祉のまちづくり推進計画及び現状について

11.小平市福祉のまちづくり推進計画答申について

(質問・意見)

委員

 今回の推進計画の計画期間は平成28年までとなっていますが、長期総合計画は平成27年までとなっています。年限的な整合性の問題はどのようになっているのでしょうか。また、副会長からの質問でもあったように、このまちづくり推進計画は子育て支援計画などとの関係はどのようになっているのかお伺いしたい。

事務局

 長期総合計画との計画期間の関係において一年間のずれが生じていることは十分承知しておりますが、この推進計画を10年計画で行うこととして決定しております。次に、各分野計画との整合性でございますが、お互いにチェックをしながら計画を立てているところではございます。まず、先に作られた計画を確認して、何か問題があればその部分を改善していくという形になっております。また、各種計画においては、長期総合計画に沿った形で計画を立てているところでございます。

委員

 地域保健福祉計画と子育て関係計画と高齢者福祉計画などとの関連はどのようになっているのでしょうか。

お問合せ先

〒187-8701 小平市小川町2-1333 健康福祉事務センター2階
高齢者福祉課福計画担当
電話番号 042-346-9537
FAX番号 042-346-9498
Eメールアドレス df0012@city.kodaira.lg.jp

掲載日:平成19年10月1日

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