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夏休み (小平市の昔話)

更新日: 2009年(平成21年)1月1日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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夏休みのイラスト

うちの息子は、受け持ちの先生が夏休みの宿直(しゅくちょく)のとき、学級の友達といっしょに泊まりに行ったことがあったよ。

「なにがそんなに楽しいんだい」って聞いたらね、「先生と肝試(きもだめ)しするんだ」って。

夜、先生が懐中電灯(かいちゅうでんとう)をつけて、学校内を見回りするんだけど、それについていくんだって。

先生は話が上手で、肝試(きもだめ)しの前に、こわい話をしてくれるんで、いっそう盛り上がったみたいだよ。

家に帰ってきてからも、理科室のがいこつの模型(もけい)が動いたとか言って、大騒(おおさわ)ぎしていたものね。

娘のときは、夏休みになると、先生が校庭で子どもたちに、はんごう炊飯(すいはん)をさせてくれたの。

カレーを作るとか言って、家から材料や薪(まき)を持っていったよ。

先生が教えてくれて、自分たちで火をおこしてご飯を炊いて、カレーを作ったみたいだね。

子どもたちが作るんだから、カレーが薄(うす)かったり、濃(こ)かったりしたようだけど、やっぱり最初から自分で作ったのが、うれしかったんだろうね。

「あんなおいしいカレーは初めて食べた」なんて、喜んで帰ってきたもんだよ。

そういえば、秋には校庭の落ち葉をためておいて、焼き芋をするから、うちの畑でとれたさつまいもを学校に持って行っていたよ。

そういうことが楽しかったみたいだね。


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