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トップページ の中の トピックス の中の 市制施行50周年 の中の 小平市史が完結 全3巻を発行 写真集・図録なども発行

更新日:2013年5月16日

作成部署:教育委員会教育部 図書館

 小平市史が完結しました。小平市史は、平成24年10月に「近世編」を、平成25年3月に「近現代編」、「地理・考古・民俗編」を発行しました。これにより、小平市史本編全3巻が完結しました。また同時に、小平市史別冊として「写真集」と「図録」を、市史研究として第5号を発行しました。

 小平市史編さん事業は、“ふるさと”である小平に愛着を感じてもらえる市民が少しでも増えてほしい、という願いを込めて、平成20年10月から取り組んでいる事業です。市民の皆さんが、これらの市史をご覧になり、単に小平の歴史を振り返り地域の風土や特性を理解していただくだけでなく、現在の小平を見つめ直す良い機会となっていただければと考えています。これを機会に、小平の歴史に触れてみませんか。

 以下で、小平市史と小平市史別冊および市史研究第5号の概要を、ご紹介します。


 

小平市史「近世編」・・・江戸時代の小平<村の開発とくらし、そして変化>

 小平市史「近世編」は、現在の小平市域における近世という時代(江戸時代)を、第一章から第三章まで、大きく3つの時期に分けて記述しています。

 第一章では「村ができる-17・18世紀の村の開発と支配-」と題して、村の開発と支配の様子を取り上げています。この章では、「開発」を単なる経済的な問題としてだけではなく「新しい公共性・共同性の創出と展開」として捉え、多方面から詳細にわたり説明しています。第二章では、村が成立した後の18・19世紀の村の様子を述べています。近世は比較的「平和」な時代といわれていますが、「存立」と「安定化」に向けた村の努力の様子を鮮明に描いています。第三章では、19世紀の幕末維新期の村と地域の変化の様相について記しています。小平でも19世紀になると、生産力が高まる反面貧富の差が大きくなり、様々な社会問題が生じてきます。また、幕末の混乱期を迎え、村の努力だけでは克服できない時代になっていきます。変わっていく村の様子を明らかにしています。

 このように近世編は、村の誕生から村が大きく変化した時代まで、詳細かつ分かりやすく解き明かしています。

小平市史「近現代編」・・・明治時代以降の小平<3つの視点とくらしを支える仕組み>

 「近現代編」は、史料の悉皆調査と聞き書きによって見えてきた、「改良」「開発」「福祉」の3つを柱とした小平の近現代を記し、「小平は『歴史をそなえた都市』に育ってきている」としています。また、各章に「くらしを支える仕組み」の節を設け、くらしを支える仕組みの歴史的な変化を明らかにしています。

 内容構成は、8つの章から成り、第一章では、村の維持と題して明治維新期の小平の様子を地租改正や自由民権の面から描き、第二章では、小平村の誕生(明治22年)から日清・日露戦争までの揺れた時期について、第三章では、大正末期から昭和初期の学園開発やくらしの防衛の様子を、第四章では、戦時開発と町制施行(昭和19年)など終戦を迎えるまでの小平について、第五章では、戦後の小平町の出発について、第六章では、進む郊外化と市制施行(昭和37年)を、第七章では、郊外都市としての小平市と市民生活について、第八章では、小平市の現在を記しています。

小平市史「地理・考古・民俗編」・・・小平の地形・地質、遺跡、生活風土・伝承文化<3つの分野から>

 「地理・考古・民俗編」は、小平の気候や地形、地質などを記した地理編と、鈴木遺跡や八小遺跡など発掘調査結果をまとめた考古編、小平の昔の生活風土・伝承文化などを記述した民俗編の3編から構成されています。

 地理編では水の問題に着目して地下水や窪地の状況を記述したほか、自然災害についても概説しています。考古編では東山道武蔵路や鈴木水車の遺構調査および「烏犀圓」や「納税/完納賞」の陶磁器にも触れています。また、民俗編では11の章を設け、昭和初期の家計簿から農耕生活にみる暮らしぶりを明らかにしたほか、暮らしの変化を農作物の変化や庭先販売、暮らしの空間、衣食住などの面にスポットをあてて記しており、また、人と物の動き、都市化のなかの祭り、人と人のつながり、などの章を設けて小平の民俗を明らかにしています。


※小平市史「近世編」、「近現代編」および「地理・考古・民俗編」の目次を、添付ファイルに掲載しました。

小平市史別冊「写真集」・・・「こだいらの『郷土写真』」

 写真集に掲載した写真は、主に小平市立図書館に所蔵されている郷土写真資料と、小平市史編さん過程で撮影、収集したものです。

 構成は「1フィルムのなかの小平」と「2写真群のなかの小平」の2部構成とし、「1フィルムのなかの小平」は、小平が農村からまちへと移りゆくなか、日々の暮らしの何がどのように変わり、継承されてきたのかを、まちの景観や行事、生産活動などのテーマに分け表しています。「2写真群のなかの小平」は、小平第六小学校の創立30周年の時に展示された写真群にあらわれる小平の姿を紹介しています。

 収録写真には、1928年(昭和3年)の小平学園開発や第三小学校上棟式の写真など古いものもありますが、大半が戦後の写真で、収録総点数は、344点です。小平の昔のくらしが、これらの写真から見て取れます。

小平市史別冊「図録」・・・「近世の開発と村のくらし」

 小平の歴史の特色として知られている近世の新田開発と村のくらしに焦点をあて作成しました。絵図や古文書から近世の小平の姿を描いているのが特徴です。

 全体を12章に分けて構成し、1は国絵図に記された村々として、小川村が開発される前の時代の「正保国絵図」(1644~47年)をはじめ、「元禄国絵図」(1688~1703年)、「天保国絵図」(1830~43年)といった3大国絵図によって武蔵野の村々の開発と変化の様子を示し、2は村ができるまでとして、「戦国時代の集落分布と地下水」、「玉川上水と武蔵野への分水路」の図と街道の写真を配しました。3から9までは、小川新田、鈴木新田など7つの村の開発について、絵図・文書・写真及び図表を使って概説しています。10は村のしくみと文書、11は玉川上水とくらし、12は鷹場と村、といった開発以外の近世の歴史的な特色について記しています。収録した資料は、総点数190点です。

小平の歴史を拓く-市史研究-第5号

 第5号は、論文、研究報告として、近世後期の地域文化の生成、小平市の気候、「地域ぐるみ」の教育運動、村の戸数割、鉄道からみた小平の歩み、過酷の中から目覚める百姓(御門訴事件)、小川寺の梵鐘と小川村の宿屋及び勧化、などを掲載しています。 


定価

 小平市史「近世編」」「近現代編」「地理・考古・民俗編」  各2,600円

 小平市史別冊「写真集」       1,600円

 小平市史別冊「図録」        1,700円

 小平の歴史を拓く-市史研究-第5号  350円

 ※他の刊行物つについては、関連リンク◆市史編さん刊行物、をご覧ください。


販売

 小平市役所1階市政資料コーナー、図書館(分室を除く)、小平ふるさと村

※図書館(分室を除く)では閲覧・貸出を行っています。


  

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