(目的)

第1条　この要綱は、農業者が行う農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(令和6年法律第63号)第2条第1項に規定するスマート農業技術(第3条第2項第1号及び第4条において単に「スマート農業技術」という。)を活用した農業生産における省力化及び効率化を推進する事業に対し、小平市が補助金を交付することにより、小平市における農業者の経営基盤の安定及び農地の保全を図ることを目的とする。

(通則)

第2条　この補助金の交付については、小平市補助金等交付規則(昭和48年規則第11号。以下「規則」という。)及びこの要綱の定めるところによる。

(補助対象者)

第3条　この補助金は、小平市の区域内に住所(法人にあっては、主たる事務所)及び農地を有する農業者に対して交付する。

(補助対象事業)

第4条　この補助金の対象となる事業は、スマート農業技術を活用した事業のうち、別表に定める取組であって市長が認定するものとする。

(補助対象経費)

第5条　この補助金の対象となる経費(次条において「補助対象経費」という。)は、前条に規定する補助対象事業に要する経費とする。

(補助金の額)

第6条　この補助金の額は、補助対象経費に2分の1を乗じて得た額(1円未満の端数があるときは、これを切り捨てる。)と30万円とを比較していずれか少ない方の額とし、毎年度予算の定める範囲内で交付する。

(中止又は廃止)

第7条　規則第6条第1項の規定により補助金の交付の決定を受けた者は、同項の規定による補助金の交付の決定に係る事業(以下この条において「補助事業」という。)を中止し、又は廃止しようとするときは、事業中止(廃止)承認申請書により市長に申請をしなければならない。

(書類の様式)

第8条　次の各号に掲げる書類の様式は、当該各号に定めるところによる。

(その他)

第9条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、地域振興部長が別に定める。