市報こだいら：2017年3月20日号1面（抜粋記事）

吹奏楽のまち こだいら

他県からは、小平と言えば吹奏楽。そのわけは…

小平の中学校、高校の吹奏楽部は、各校が特色を生かし、全国で金賞を受賞するなど優秀な成績を収めています。どうして小平では吹奏楽が盛んなのか。その訳を吹奏楽に深く携わるお二人に伺いました。

吹奏楽をこよなく愛する、幅広い年齢層の団員が在籍する小平青少年吹奏楽団では、吹奏楽をより身近に知ってもらおうと精力的に活動をしています。吹奏楽団の指揮者で、小平六中出身の和田貴嗣さんに、吹奏楽が小平に根付いた理由を伺いました。

小平で吹奏楽が盛んになり始めたのは、1980年代からです。熱心な顧問の先生が何人も赴任してきて、学校・教育委員会も楽器整備でバックアップしてくれました。地域の方も練習を温かく見守ってくれて、とてもやりがいを感じました。

吹奏楽部顧問として小平六中・三中に長年携わられてきた澤矢康宏先生に、数多くの生徒を見てきて感じた小平の生徒たちの強さや特色を伺いました。

小平の子どもたちはとにかく素直です。それだけでなく、自主的に高い音楽のレベルを目指すエネルギーを持っています。学校と地域のつながりの深さも小平ならではで、子どもたちは地域の皆さんに音楽を聴いてもらえることでさらに成長できています。