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平成19年度 第11回市民の会議・会議の要旨(1)

更新日: 2007年(平成19年)10月16日  作成部署:企画政策部 政策課

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日時

  平成19年9月7日(金曜) 午後7時~9時30分

会場

  健康センター

参加者数

  27人(欠席者31人)

  傍聴者数:なし

配付資料

・第11回市民の会議プログラム

・第10回市民の会議議事要旨

・第2部会骨子案・骨子案作成に向けた検討課題


会議結果の概要(全体会)

1 今後の進め方、日程等

 【骨子案の体裁について】

  ・前回の議論を受けて、第1部会で体裁では第2部会の体裁にあわせて修正中。


 【骨子案に対する意見について】

  ・市民の会議公式メーリングリストを通して骨子案に対する意見を積極的に出してほ

   しい。

  ・公式メーリングリストに未登録の方はこの機会に登録してほしい。


 【議会の傍聴報告】

  ・本日の議会で2議員から自治基本条例に対する質問が出された。

  ・両議員の質問は思った以上につっこんだもので、自治基本条例に対する関心の高さ

   を感じた。


2 第2部会骨子案報告の意見交換】

※以下、議論された項目。

 【全体について】

  ・「市職員」「市長」と「市」の違いについて


 【市長等について】

  ・「使命」の表現について

  ・市職員の使命について

  ・条例順守義務について


 【行財政運営のあり方について】

  ・長期総合計画の議決事項について

  ・長期総合計画と市民との関わりについて

  ・情報公開について

  ・苦情・要望への対応の(3)の表現について

  ・苦情・要望への対応の(4)について

  ・行政評価に対する市民からの視点について

  ・行政評価の基準について

  ・行政手続の表現について

  ・法務について

  ・財政のあり方について

  ・自治推進委員会の設置の説明部分の表現について


 【全体会で出された意見の調整方法について】


3 今後の進め方について

  ・次回は第3部会・昼間部会の合同骨子案について検討する。

  ・その後、PIチームの顔合わせを予定している。

  ・PI日程の都合や緊急連絡先の未提出者は早急に事務局に提出してほしい。


会議結果の概要(全体会)

議事録

1 今後の進め方、日程等

 代表

  ・第11回会議プログラム、骨子案の体裁について(前回以降の第1部会の動向)、骨

   子案に対する意見について(市民の会議メーリングリストによる意見交換の呼びか

   け)、議会の傍聴報告についての説明。


2 第2部会骨子案報告の意見交換

 1 全体について

  ・「市職員」「市長」と「市」の違いについて

  【意見】

  ・骨子案では、「市職員」、「市長」、「市」という表現が使われている。どう使い

   分けているのか。「市職員」も「市長」も「市」の一部ではないか。

  ・「市」を「市長」にしても意味が変わらない。この2つの差が分からない。

  ・「市」は役所だけの事をさすのか。市議会は入らないのか。

  【回答】

  ・「市」は、市当局全体(執行体・組織)を指している。「市」がやることは市長や

   市職員だけがやればいいのではなく、市全体として取り組むべき事柄を書いてい

   る。

  ・一方、「市長」は市のトップとしての「個人」、「市職員」は行政運営を担う「個

   人」として実現すべきことを書いている。

  【まとめ】

  ・骨子案の段階では「市長」、「市職員」、「市」などの用語の定義はしない。


 2 市長等について

  【「使命」の表現について】

   【意見】

  ・今回、市長や市職員の責務に当たる部分を「使命」という言葉を使っているが、本

   文を読むと責務と変わらない。

  ・「・・・しなければならない」という責務的な表現ではなく、自ら宣言するような

   表現にしてはどうか。

  ・他部会で検討している市民や議会の責務に関する部分も同じく「使命」にするべき

   か。言葉としては魅力的だが、統一に当たっての議論が必要だ。

   【回答】

  ・「使命」については、従来の役割・責務という表現を超えて、市長・市職員に果た

   してもらいたい、守ってもらいたいものという思いを込めてこの言葉を使った。

  ・本文中の表現については、確かに指摘通り「責務」の表記のままになっているとこ

   ろがある。修正したい。

   【まとめ】

  ・今回の骨子案の「使命」に関する部分について、分かりにくい表現がある部分は第

   2部会で修正する。

  ・用語の統一については、起草グループの宿題とする。

  【市職員の使命について】

   【意見】

  ・市職員の使命の中で「公正・公平かつ誠実な職務」と「市民主体の自治の推進」の

   2つが挙げられているが、この2つは関係性がないのでは。

  ・「市民主体の自治の推進」は、市職員の使命としてはオーバーではないか。これは

   本来市民の役割となるものではないか。

   【回答】

  ・「市民主体の自治の推進」については、市職員として常に念頭において置くべきも

   のとして今回の使命に位置づけている。

  ・ここでいう「市民主体の自治の推進」は、「市民のための行財政運営」という意味

   に捉えてほしい。

   【提案】

  ・「市民から委任された自治を遂行」などの表現にしてはどうか。

  ・「自治」という言葉を「小平市独自の政策決定・運営」などの表現にしてはどう

   か。

  ・「自分たちでやるという」意識を向上させ、現場主義や政策開発等に取り組んでほ

   しい。職員の主体性に期待したい。

   【回答】

  ・全ての職員には「労働者、職業家、市民」という三面性を持っている。やらされて

   いるということだけでなく、積極的に市政に関与してもらいたい。

  ・「市民主体の自治」という表現は入れておきたいが、文章表現で分かりにくいとこ

   ろがあれば修正したい。

   【まとめ】

  ・出された意見を踏まえて第2部会で検討する。


  【条例順守義務について】

   【意見】

  ・市長及び市職員が自治基本条例を最高規範として遵守する内容を入れてほしい。

   【回答】

  ・条例の遵守(尊重)義務についてはこれまでの検討の中で議論してきたが、今回の

   骨子案から抜けている。

  ・また、条例の遵守と関連して市長の宣誓についても誰に対しての宣誓か、いつやる

   のか、など具体的な内容を議論したが、今回の条例では、細かな事柄を入れるので

   はなく、基本的な考え方を示すことを重視したため、具体的な内容まで踏み込まな

   かった。宣誓などの具体的な方法については、条例制定後の個別条例や規則などで

   対応していけばよいと考えている。

   【まとめ】

  ・条例遵守に関する内容について第2部会で持ち帰り、再検討する。


 3 行財政運営のあり方について

  【長期総合計画の議決事項について】

   【意見】

  ・長期総合計画の議決について、既に地方自治法で議決事項となっている基本構想

   を、ここで改めてあげる必要はないのではないか。

   【回答】

  ・今回のポイントは基本計画を議決事項とすることにある。

  ・一方で市民からのわかりやすさを考慮すると、既に議決事項である基本構想も重複

   だとわかっていながら入れておく方がよいと判断して入れた。

   【まとめ】

  ・基本構想も入れたままにする。


  【長期総合計画と市民との関わりについて】

   【意見】

  ・骨子案には長期総合計画と市民との関わり方が書いていない。具体的なイメージは

   何かあるのか。

   【回答】

  ・第2部会では、上記の内容は「市民参加(第3部会)」の章でふれるものと考え、

   ここでは触れなかった。

  ・ここでいう長期総合計画は、市の使命からの視点で書いている。

  【まとめ】

  ・第3部会の議論を見てから調整する。


  【情報公開について】

   【意見】

  ・情報公開の中に「公開」と「提供」の2つが入っている。

  ・「提供」があって「公開」と、順番が逆ではないか。また、「提供」と「公開」は

   分けて書いた方が良いのではないか。

  ・タイトルは情報公開とあわせて「提供」をいれた方が良い。

  ・本文の中に「積極的に」という言葉を入れてほしい。

  ・本文の中に「市民の目線に立って」という主旨の表現を入れてほしい。

   【回答】

  ・今回は「提供」の方を強調したい意図があり、あえて「提供」を後に持ってきてい

   る。

  ・タイトルも含め、表現上問題があるところは修正したい。

  ・ただし、「積極的に」などの形容詞表現は、主旨は分かるが法文になじまない。表

   現方法については起草グループの宿題とさせてほしい。

  ・表現については、形容詞等を多用した大和言葉がいいのか、法律的用語にするの

   が良いか、今後検討が必要である。

  ・「市民の目線に立って」の表現については、条例全体にかかる考え方である。ここ

   に入れるのであれば他の条文にも入れなければならない。この考え方は基本方針

   (前文)で対応したい。

   【まとめ】

  ・意見を踏まえてタイトルや本文を第2部会で整理する。

  ・「積極的に」などの形容詞の表現については条文化の段階で起草グループが検討す

   る。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

政策課政策担当

電話:042-346-9503

FAX:042-346-9513

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