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平成19年度 第23回市民の会議・会議の要旨(1)

更新日: 2008年(平成20年)3月5日  作成部署:企画政策部 政策課

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日時

  平成20年2月23日(土曜) 午後2時~5時20分

会場

  健康センター視聴覚室

参加者数

  30人(欠席者25人)

  傍聴者:2人

配付資料

  • 2月14日運営委員会記録
  • 2月14日市民の会議・会議の要旨
  • 条文検討の進捗状況表(2月14日現在)
  • 条文案(市長等・行財政運営/市民・参加協働/市民投票制度)(起草グループから)
  • 基本理念・原則第3次案(メンバーから)
  • オンブズマン、自治推進委員会、住民投票に関する事例(事務局から)

会議結果の概要

1.報告

 1 日程及び運営委員会報告

  • 全体会は、2回に1度、運営委員会との合同開催となり、平日の夜に行っているので注意されたい。ぜひ参加のこと。

 2 進捗状況表について

  • 前回の運営委員会での依頼を受けて地域研が作成した。随時更新していく。

2.条例案の検討


 1 地域コミュニティ  

【論点整理】

  • 「地域自治」学習会を受けて、「小平市全体で自治を考えるのか、それともより小さな単位での自治を目指すのか」という論点が明確になった。
  • 全体会では、「市全体ではもちろんだが並行して、より小さな自治を目指そう(地域自治を推進する)」という方向性を合意したところである。
  • さて、その合意事項に照らして、骨子案の内容が適切であるのかチェックしたい。
  • 「これでは不十分」という合意ができるならより強く条文化すべきであるし、「中途半端な内容ならいらない」という合意が出来るなら削除することになる。

  【出された意見】

  (1)ゆるやかな組織をイメージできるため骨子案の内容に賛成

  (2)「地域コミュニティ」か「コミュニティ」か

  (3)地縁型とテーマ型の対比で考える問題ではない

  (4)地域の包括性を明確に盛り込みたい

  (5)地域自治を進めるための具体的な方法、制度のイメージが共有できていない

  【結論】

  • 地域自治を目指す、そのためなんらかの条文を置くことが確認できた。
  • 「コミュニティ」とはそもそも地域を基盤としたものであるので、用語としては「地域コミュニティ」ではなく「コミュニティ」とする。
  • しかし、地域自治の具体的な姿についてはイメージが共有されていないので、骨子案の内容以上に詳細な内容を盛り込むかどうかは今後の検討課題とする。

 2 市民投票制度

  • 起草グループからの条文案提案と、市から資料説明および意見説明があった。
  • 次回、市が考える内容を条文化して提案し、それをもとに全体会で調整する。

 3 オンブズマン・自治推進委員会についての市の考え

  • このテーマについては、本日は情報提供と意見交換として、具体的な協議は次回以降行う。

議事録

今日の進め方(全体会)

  1.報告

  (1)日程及び運営委員会報告

  (2)進捗状況表について

  2.条例案検討

  (1)コミュニティ

  (2)市民投票制度

  (3)オンブズマン・自治推進委員会についての市の考え


1.報告

(1)日程及び運営委員会報告

 ○代表

  (今後の日程表を確認)

  • 全体会は、2回に1度は運営委員会との合同開催となり、平日の夜に行っているので注意されたい。ぜひ参加のこと。

  (2月14日運営委員会及び全体会の報告を行った)

 ○起草グループ

  • 2月14日の全体会での結論について確認したい。
  • 「市民の権利」を自治に関するものに絞るべきとの結論から、骨子案#4の「幸せに暮らす権利」を削除することとなった。
  • 「幸せに暮らす権利」は骨子案の冒頭にあり、また、辻山先生もおっしゃったように、自治基本条例に規定するとなると大変画期的な権利であるため、削除すると非常に目立つと考える。
  • また、「男女共同参画」や有志のメンバーから提案されている「環境・景観を享受する権利」についても、自治に関する権利に絞る、という結論からすると削除されることになるがよろしいか?

○代表

  • 2月14日の全体会では、「幸せに暮らす権利」を規定するかどうかのみ検討したので、他の個別の項目については別途考えることとしたい。

(2)進捗状況表について

 ○地域研

  • 前回の運営委員会でのご依頼を受けて作成した。
  • 各章ごとに、どの案を土台にどこまで議論が進んでいるのかを整理したもの。
  • 代表、起草グループ、事務局にチェックしてもらい作成した。随時更新していく。

2.条例案の検討

1 地域コミュニティ

 ○代表

  • これまでの進捗状況を整理する。
  • 「地域自治」学習会を受けて、「小平市全体で自治を考えるのか、それともより小さな単位での自治を目指すのか」という論点が明確になった。
  • 全体会では、「市全体ではもちろんだが並行して、より小さな自治を目指そう(地域自治を推進する)」という方向性を合意したところである。
  • さて、その合意事項に照らして、骨子案の内容が適切であるのかチェックしたい。

 ○メンバー

  • 「地域自治」という思想を盛り込みたいと考える。しかし、小平市の現状を考えたとき、市の政策として市内を地域区分し、そこに住民組織を作ることは、条例をきっかけにしても到達できないのではないか、というのが骨子案検討時の部会の結論だった。
  • そこで、行政からの均一な地域区分などではなく、住民自身がなんらか組織を作りたいと欲したらできる、市はそれを支援する、という内容を考えた。
  • 「これでは不十分」という合意ができるならより強く条文化すべきであるし、「中途半端な内容ならいらない」という合意が出来るなら削除することになる。

 【出された意見】

(1)ゆるやかな組織をイメージできるため骨子案の内容に賛成

  • 行政機関の一部ではない、住民自身からなる組織を想定している点に賛成である。
  • コミュニティの自主的な活動の支援を現実的に行うには、別途条例などにより支援のための条件等を定めることが必要になる。
  • 地域課題の解決には、テーマ型活動の力も必要である。骨子案ではそれを含めて「地域コミュニティ」と捉えているので賛成である。
  • 中野区住区協議会のような住民自治組織は、時期尚早だと思う。より緩やかな組織イメージを持ちたいので、骨子案の内容に賛成である。
  • 「コミュニティ」とは“組織”ではなく“場”ではないか。そして、条例に規定されうるのであるから、「コミュニティ」と行政との関係を考える必要がある。それは、「利害調整機能」と「意思決定と市政への反映」だと言える。
  • 骨子案の内容は、ゆるやかな組織を想定しているが、中野区住区協議会のような機能を持つ組織形成へとつながっていくだろう。

(2)「地域コミュニティ」か「コミュニティ」か

  • 町内会のような強い地縁型の組織をイメージされることを避けるため、「地域コミュニティ」ではなく「コミュニティ」としたい。
  • 「コミュニティ」とはもともと地域的なものであるので、本来は「コミュニティ」としてもいいはず。
  • 生活基盤を共有し、親睦を図り、包括的な地域課題に対して利害調整を行うのがコミュニティの役割だと考えるため、「地域」という部分を強調する意味で「地域コミュニティ」としたい。
  • 「コミュニティ」とは、そもそも地域を基盤に考えるべきものであることが確認できれば、「コミュニティ」としてもいいと思う。

(3)地縁型とテーマ型の対比で考える問題ではない

  • なぜ「地域コミュニティ」を条例に盛り込みたいのか、を明確にすべき。NPO等の活動とは別の住民活動に関する規定である。(例として、小学校区程度の連帯とそこに対する支援など)
  • 「テーマ型コミュニティ」はこの条項の支援対象ではない。それは「協働」や「まちづくり活動」の条項に関する分野である。

(4)地域の包括性を明確に盛り込みたい

  • 生活基盤を共有し、包括的な地域課題解決に当たることがコミュニティの役割だと考えるので、その主旨をより明確に盛り込めないか。

(5)地域自治を進めるための具体的な方法、制度のイメージが共有できていない

  • 地域の範囲や、地域自治推進のための制度など具体的なイメージや価値観がメンバー間でばらばらである。条例には、最低限合意できる規定内容にとどめるべきだ。

 【結論】

  • 地域自治を目指す、そのためなんらかの条文を置くことが確認できた。
  • 「コミュニティ」とはそもそも地域を基盤としたものであるので、用語としては「地域コミュニティ」ではなく「コミュニティ」とする。
  • しかし、地域自治の具体的な姿についてはイメージが共有されていないので、骨子案の内容以上に詳細な内容を盛り込むかどうかは今後の検討課題とする。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

政策課政策担当

電話:042-346-9503

FAX:042-346-9513

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