小平市役所
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攻撃性の強い南米原産の危険なアリ「ヒアリ」が6月に国内で初確認されました。
なお、確認された個体はすべて駆除しており、港湾エリア以外でヒアリの繁殖や定着は見られていません。
ヒアリは南米原産の小さなアリで、大きさは2.5ミリメートルから6ミリメートルほどです。
全体は赤茶色で、腹部(おしり)は黒っぽい赤色です。
土で大きなアリ塚を作り、集団で生活します。
攻撃性が強く、棒などで塚をつつくと、一斉に出てきて集団で襲いかかってきます。
熱いと感じるような非常に激しい痛みがあります。
局所又は全身にかゆみやはれを伴う発疹が出ることがあります。
重篤な場合は、アナフィラキシー症状(呼吸困難、血圧低下、意識障害)を引き起こす可能性もあります。
異変を感じたらすぐに医療機関で受診し、アリに刺されたことを医師に伝え、治療してもらいましょう。
野外で作業をするときには、厚手の手袋や長そで、長ズボンを着用するなど、肌の露出を避ける。
アリが体をのぼりにくくするために、ベビーパウダーを靴やズボンに振り掛けておく。
殺虫剤(スプレー式よりも、液剤が望ましい)を撒く。
熱湯をかける。
日本には270種以上の在来のアリがいます。
ヒアリの繁殖や定着を阻害してくれる在来のアリを駆除してしまうと、かえってヒアリの定着につながる恐れがありますので、むやみな駆除はやめましょう。