小平市役所
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〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市では、あかしあ通りに植えられているニセアカシアが、全体的に衰弱していることや、倒木や歩道の根上がり、幹や根元の損傷等の問題があることから、新たな種類の樹木への切替えを含め、街路樹のあり方の見直しを考えています。
市では平成22年3月に近隣の自治会、商店会、沿道にお住まいの方及び道路の利用者等のご意見を踏まえ「あかしあ通りグリーンロード化基本計画」を策定しました。
その中で、衰弱化の進む街路樹のニセアカシアについては「街路樹の検討及び整備」を主な取組みの一つとして位置づけ、平成27年度から本格的に検討を開始しました。
近隣の自治会や商店会等との意見交換や専門家からの助言等を勘案し、街路樹の管理者である市として検討した結果、ニセアカシアが全体的に衰弱していることや倒木や歩道の根上がりなど道路の安全性や快適性に支障が生じていること、また開花状況が良好でないなど景観性に乏しいことや他の街路樹に比べて維持管理費用が割高であることなどから、一部の区間(ルネこだいらの東側及び警察学校東側)を除き、あかしあ通りの街路樹については新たな種類の樹木に切り替えていくことを基本的な考え方としました。
新たな街路樹候補は陽光桜(ヨウコウザクラ)で、景観性、維持管理費用、街路樹としての実績、これまで近隣の自治会や商店会等を対象に開催した意見交換会やワークショップ等でいただいたご意見や専門家からの助言や意見などを勘案し、市が決定しました。
本格的な植替えに先立ち、新たな街路樹があかしあ通りの環境等に馴染み、健全に生育するかどうかなどを検証する「試行植栽」を平成29年度の冬場から数年かけて行います。
現在、植えられている街路樹のニセアカシアのうち、老朽化が著しいものや根上がりの原因となっているもの十本程度を陽光桜に切り替え、数年かけて経過を観察していきます。(※平成29年度は、11月下旬に老朽化の著しいものなど5本程度で試行植栽を実施する予定で、現地に案内表示を行いました。)
経過観察の結果、陽光桜があかしあ通りでしっかりと育つことの確認や維持管理上の課題や対策を把握するとともに、地域の方々等から陽光桜への切替えについて一定のご理解をいただくことができた際には、本格的な事業化について検討したいと考えています。