建築計画概要書、定期報告概要書の閲覧及び写しの交付について

建築計画概要書について

　建築基準法では、建築物の売買にあたって、善意の買主が無確認建築物（違反建築物）を購入することにより不測の損害を被ることを防止するとともに、建物を建てる際に起こりうる周辺とのトラブル防止や違反建築物の抑制等の観点から建築計画概要書等の建築基準法第93条の2に規定される書類の閲覧制度が定められています。
　建築計画概要書とは、建築確認申請の際提出していただく書類で、建築計画の概略が記載された図書です。建築主・代理者・設計者・工事監理者・工事施工者の氏名、住所、敷地面積、床面積、構造、高さ、階数等の建築物の概要、案内図及び配置図が記されています。（平面図などの詳しい内容は記載されていません。）
　小平市では、相隣関係の紛争防止、違反建築物の防止及びその売買の防止を目的として建築計画概要書の閲覧及び写しの交付を行っています。

定期報告概要書について

　建築基準法の改正により、平成17年6月1日以降に報告された特定建築物等の定期報告に定期報告概要書の添付が義務付けられました。
　この定期報告概要書は、市が指定した一定規模以上の特定建築物等について、定期報告がなされているかどうかの履歴など（所有者等の権利利益を不当に侵害する恐れがないものに限る。）が記載されており、申請により閲覧及び写しの交付を行っています。

閲覧及び写しの交付ができる概要書の種類

建築計画概要書

　確認年月日が平成11年5月1日以降の物件です。
　これより前の物件は台帳記載事項証明書のみとなります。

　台帳記載事項証明書の交付申請については、以下のページをご覧ください。

　建築確認台帳の記載事項証明等について

定期報告概要書

• 特定建築物に係る定期調査報告概要書
• 防火設備に係る定期検査報告概要書
• 建築設備に係る定期検査報告概要書
• 昇降機等に係る定期検査報告概要書

概要書の閲覧及び写しの交付の申請に関するお願い

申請する前に

• 閲覧及び写しの交付申請の際には、建築物を特定していただく必要があります。
• 建築物を特定するために、建築確認番号、建築確認年月日、建築物の住居表示又は地名地番、建築主氏名、建築物の建築年月日、構造、階数などを事前に調査のうえ、申請をお願いします。建築物を特定できない場合は、閲覧及び写しの交付ができない場合があります。
• 情報が少ない場合は、時間を要する場合があります。窓口時間終了間際の申請については、お断りする場合がありますので、余裕を持ってお越しください。
• 調査件数が10件を超える場合は、事前にご連絡のうえ、窓口にお越しください。場合によっては、翌日以降の対応になる場合があります。

注意事項

• 営利目的の閲覧、大量閲覧、建築物を特定しない閲覧など制度の趣旨に沿わない閲覧は、お断りしています。
• カメラなどによる撮影は、お断りしています。
• 電話等による概要書の有無や内容に関するお問い合わせには、一切お答えできませんので、ご了承ください。
• 郵送による交付申請は受付していませんので、ご了承ください。

閲覧及び写しの交付の申請方法

　閲覧及び写しの交付を希望する建物等を特定のうえ、「概要書等閲覧申請書」にご記入願います。

　概要書等閲覧等申請書（Word 17.9KB）

申請窓口

　建築指導課（市役所4階）

窓口時間

　午前8時30分から午後5時まで（正午から午後1時までを除く）

手数料

• 閲覧　無料
• 写しの交付 　1部400円