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市報こだいら:2015年5月5日 子ども・子育て支援事業計画特集号

更新日: 2015年(平成27年)5月5日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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【1面】

小平市子ども・子育て支援事業計画を策定しました

みんなですくすく 感動子育て 笑顔があふれるまち こだいら

策定の目的

急速な少子高齢化の進行に伴い、労働力人口の減少や社会保障負担の増大、地域社会の活力低下など将来的に社会・経済への影響を与える懸念のある課題が深刻になっています。

また、核家族化の進行、就労環境の変化など子どもと家庭を取り巻く環境が大きく変化しており、新しい子育て支援の仕組みを構築する必要があります。

平成24年8月に「子ども・子育て関連3法」が制定され、それに基づき平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」が開始されました。


次代を担う一人一人の子どもが健やかに成長できるような環境を作り、保護者が孤立しないよう支援し、また地域においても子育て家庭を支えられるような子ども・子育て支援事業を総合的かつ計画的に行えるよう、3つの視点を持って取り組みます。


さまざまな子育て家庭を支える視点

子どもは、これからの未来を担っていく存在です。

子どもが安全で健康的な日々を過ごし成長していけるよう、子育て家庭を支えることが必要です。

また、就労形態の多様化などにより、保護者の求めるニーズもさまざまです。

すべての子育て家庭が十分な支援を受け、子どもも保護者もみんなですくすくと成長していけるよう「さまざまな子育て家庭を支える視点」が大切です。


安全・安心な子育てができる環境を作る視点

近年、子育ての負担や不安、孤立感は大きなものになっています。

しかし、子育ては本来、子どもの日々の成長とともに、喜びや感動をもたらすものです。

保護者が子どもの成長や子育てに感動し、楽しみや生きがいを感じることができるよう「安全・安心な子育てができる環境を作る視点」が大切です。


地域で子育てを支える視点

子育てにおける地域の役割は重要です。

子育て家庭の保護者が悩み、孤立し、それが子どもへの虐待などに繋がらないよう、地域で見守り支えることが大切です。

地域が子育てに関わり近隣関係の希薄化が解消されることで、保護者の負担が和らぎます。

地域全体で子育ての感動を分かち合い、笑顔があふれるまちになるよう「地域で子育てを支える視点」が大切です。


利用者支援、始まっています

子育て中の親子など:子育てに疲れて少しリフレッシュがしたい。預かってもらえるところはあるかしら。

市役所保育課窓口で実施:ファミリー・サポート・センターや一時預かりなどがあります。

子育て中の親子など:小さい子が遊べるようなところがうちの近所にあるかしら。

市役所保育課窓口で実施:子ども広場や子ども家庭支援センター、児童館などがあります。

子育て中の親子など:私の子どもが入れる保育園があるかしら。

市役所保育課窓口で実施:こちらの保育園なら近くて、空きもありますよ。



【2面】

施策の展開 幼児期の教育・保育

ニーズ調査の結果では、「今後、1・2歳児の保育を利用したい」という声が特に多く、3歳児以上についての保育の利用希望は、現状から微増する程度であることがわかりました。

小平市では、こうした幼児期の教育・保育に対する市民の声に応えていくために、国の進める「待機児童解消加速化プラン」を踏まえて平成29年度末までの3年間で、幼稚園と保育所の両方の良さをあわせ持つ「認定子ども園」の普及に努めるとともに、認可保育所や新制度で創設される0~2歳児を対象とした小規模保育事業と家庭的保育事業などを整備することを目指します。

地域子ども・子育て支援事業

[1]利用者支援(新規)〔1面に掲載しています〕

子育て支援についての情報を集約し、相談に対して、情報提供やアドバイスをします。


[2]地域子育て支援拠点事業(子ども広場事業)

子育て中の親子の交流や育児相談などを、地域センターなど地域の身近な場所で実施しています。


[3]妊婦健康診査事業

妊婦の健康の保持および増進を図るため、すべての妊婦が健康診査を受診できるように支援を行います。


[4]乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)

生後4か月までの乳児のいる家庭に助産師や保健師が訪問し、安心した子育てができるよう地域ぐるみの支援を推進しています。


[5]養育支援訪問事業

養育支援が特に必要な家庭に対して、保健師、ワーカー、ヘルパーなどが居宅を訪問し、適切な養育の実施を確保します。


[6]子育て短期支援事業(子どもショートステイ事業)

保護者の疾病などにより、家庭で養育することが一時的に困難になった子どもを、児童養護施設などで養育するものです。


[7]ファミリー・サポート・センター事業

育児の援助を受けたい人(利用会員)と育児の援助を行いたい人(提供会員)を結び、地域の子育て支援を援助します。


[8]一時預かり

幼稚園の預かり保育

幼稚園の在園児を対象に、教育時間外に園内で園児を保育します。

夏休みなどの長期休業中も実施しています。

幼稚園在園児以外の預かり保育

保育園で、一時的に子どもを預かる一時預かり、緊急かつ一時的に保育する緊急一時保育およびファミリー・サポート・センター事業があります。


[9]延長保育事業

保育認定を受けた子どもに、通常の利用日以外の日や、通常の利用時間以外の時間に、保育所などで保育を実施する事業です。


[10]病児・病後児保育事業

病気にかかっている子どもや回復しつつある子どもを病院など医療機関や保育施設などで一時的に預かる事業です。


[11]学童クラブ事業(小学校区)

就労などの理由により、昼間の保育に欠ける小学生に適切な遊びの場や生活の場を与え、健全な育成を図ります。


[12]実費徴収に係る補足給付を行う事業(新規)


[13]多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業(新規)

これらの2事業は、国の検討状況、東京都や他自治体の動向を踏まえて事業の実施について検討していきます。


計画に関する市民意見の収集と反映

計画の策定にあたっては、市内在住の子育て中の保護者、学識経験者などで構成する小平市子ども・子育て審議会を開催し、10回にわたって計画の検討を行いました。

また、子どもの人口の推移やニーズ調査の結果、市民意見公募手続も踏まえて、計画を策定しました。

この計画は、平成27年度から31年度までの5年間を計画期間としています。


策定の経緯

平成25年度

平成25年9月13日

第1回審議会


平成25年10月11日~10月31日

ニーズ調査実施


平成25年10月23日

第2回審議会


平成26年1月29日

第3回審議会


平成26年3月19日

第4回審議会


平成26年度

平成26年5月21日

第1回審議会


平成26年7月2日

第2回審議会


平成26年8月20日

第3回審議会


平成26年9月24日

第4回審議会


平成26年11月5日

第5回審議会


平成26年11月14日~12月13日

パブリックコメント手続(市民意見公募手続)


平成27年1月28日

第6回審議会


計画の推進と管理

計画を効果的かつ実効性のあるものとするために、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを確立し、管理していきます。

毎年度、計画の実施状況について取りまとめ、小平市子ども・子育て審議会に報告し、点検・評価を行います。


計画書の閲覧・販売

計画書は、市政資料コーナー(市役所1階)、東部・西部出張所で閲覧できます。

また、小平市ホームページでもご覧になれます。

なお、市政資料コーナー、東部・西部出張所では販売もしています(1部190円)。


問合せ

子ども家庭部子育て支援課

電話:042(346)9821

FAX:042(346)9200

メール:kosodateshien@city.kodaira.lg.jp

添付ファイル

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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