市報こだいら：2018年6月20日号 1面（抜粋記事）

コーンな甘さにかぶりつく

これから旬を迎えるとうもろこし。

鮮度抜群で取れたてのおいしさを、地元小平で味わってください。

問合せ

産業振興課　電話042（346）9533

果物に負けない甘さが魅力

とうもろこしは、野菜のなかでも特に甘く、糖度が平均15度あると言われています。

果物に例えると、メロン並みに甘いということになります。

その理由は、光合成によって糖分を作り出すことが得意な野菜だからです。

糖分は収穫後の時間の経過とともに失われるので、鮮度によって甘さが変わります。

ビタミンや食物繊維が豊富

とうもろこしは、炭水化物を豊富に含み、エネルギー源としてだけでなく、疲労回復にも向いています。

また、体調を整えるのに有効なビタミンB1などのビタミン類、食物繊維や鉄分なども含んでいます。

特に、食物繊維は、さつまいもよりも多く、腸内運動の活性化に有効と言われています。

生産者が教える鮮度の見極め方

皮がついているとうもろこしは、皮が濃い緑色で、ひげが濃い茶色のものが新鮮です。

ひげは、とうもろこしの雌しべの一部なので、ふさふさしているものは実がぎっしり詰まっています。

切られているものは、切り口が白いものを選びましょう。

古くなると切り口がうっすらと黒ずんできます。

また、粒が濃い黄色のものが甘いように見えますが、実は薄い黄色の方が熟しすぎていない、甘いとうもろこしです。

鮮度が命、すぐに調理を

とうもろこしは、収穫後1日足らずで1から2度の糖度が落ちてしまいます。

収穫したてのものをすぐに調理して食べるのが、とうもろこし本来のおいしさを味わうポイントです。

吉野農園　吉野光政さん

JAおすすめおいしい食べ方

皮のまま電子レンジで

皮つきのまま電子レンジで温める（500ワットで約5分）と、皮の香りが移り、うまみが凝縮されて、とてもおいしくなります。

とうもろこしフェア

小平で取れた新鮮で甘いとうもろこしを豊富に取りそろえて販売します。

期間中は試食も用意します。

とき

6月23日（土曜）から30日（土曜）まで　午前9時から午後5時まで

ところ

JA東京むさし小平ファーマーズ・マーケット

問合せ

JA東京むさし小平ファーマーズ・マーケット　電話042（348）7244