小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら2面の記事を抜粋して掲載します。
2年後の東京2020オリンピック・パラリンピックをより身近に感じられるよう、私たちにできることや小平からできることについて、小平在住で、1976年開催のモントリオールオリンピックバレーボール女子金メダリストの吉田昌子さんに伺いました。
大分県出身の吉田昌子さんは、オリンピック出場を目指して上京。小平の日立バレーボール部に入部しました。
現役引退後も大林素子さんらを指導するなど、小平で暮らすようになって40年近くになります。
「金メダリストの自分だからこそできることをやろうと、依頼があれば足を運んで、スポーツの楽しさを伝えています」
平櫛田中彫刻美術館のメダルの展示会や、市内の小・中学校で講演会に登壇するなど、精力的に活動しています。
「講演会ではいつも金メダルを直接触ってもらっています。子どもたちは金メダルを見ると目の輝きが変わります。本物に触れることで一人でも多くの人に、オリンピック・パラリンピックを身近に感じてもらえたらと思っています」
最近では、パラリンピックの競技を知ってもらおうと、地域の祭りでボッチャを紹介するなど、自治会長としても旗ふり役を担っています。
「講演会や活動を通じて、東京2020オリンピック・パラリンピックへ向けて自分も何かやりたい、関わりたいと思っている人が多いと感じました。自治会のパラリンピック競技の催しは、オリンピック・パラリンピックを身近に感じてもらうために、あおぞら福祉センターにご協力をいただいて始めたものです。同じ自治会の役員が、東京都の補助金を活用できると調べてきてくれたり、それぞれができることで自主的に関わっています。他の自治会や自主活動グループの会合でも、オリンピック・パラリンピックへ向けて自分にできることって何かあるかなあと話題にするのもいいと思いますよ」
今後、市民の皆さんがそれぞれにできることのために、一歩前に踏み出すための応援ができたらと吉田さんは話しています。
「選手にとって、応援の声や気持ちはとても力になります。ましてや自国開催ですし、もっと機運を盛り上げていきたいですね。そのためにもふだんからオリンピック・パラリンピックのことを話題にしたり、身近なところに五輪の旗を立てたり、今からできることはたくさんあると思います。8月26日の小平青年会議所が主催する「聖花でリレー」も、市民が自分でできることをやろうと発案した企画ですし、協力したいと思っています。ぜひ沿道に出かけていただき、ランナーを応援することで、オリンピック・パラリンピックを身近に感じて、自分でできることを考えるきっかけにしていただけたらと思っています」
市民ランナーと小平ゆかりのゲストランナーが一緒に、花で作ったたいまつを持って青梅街道を走ります。
ランナーをみんなで応援して、2年後に開催される東京2020オリンピック・パラリンピックを小平から盛り上げましょう。
8月26日(日曜)
主催
小平青年会議所
後援
こだいら観光まちづくり協会、小平市教育委員会、小平市
問合せ
小平青年会議所電話042(343)4855
ゴール 熊野宮