しっかりした分別(ぶんべつ)とリサイクルは、ごみとして、燃(も)やしたり、埋(う)め立てたりすることを減(へ)らすために大切なことです。
でも、リサイクルするためには、資源(しげん)をあつめて運(はこ)んだり、資源でないものを取(と)りのぞいたり、材料(ざいりょう)にもどしたりしなくてならないので、結局(けっきょく)、またたくさんのエネルギーやお金、人の手がかかります。
リサイクルできるからと安心(あんしん)して、紙や服などをむだにしてはいけません。日ごろから“もったいない”を意識(いしき)して、必要(ひつよう)なものだけを買(か)ったりもらったりして、ものを大切にしましょう。
3つのRを一人ひとりが心がけることでごみを減らすことができます。
3Rの内容(ないよう)を見て、どんなことができるか考(かんが)えてみましょう。
1番目のR Reduce リデュース
~むだを出さない生活をしよう~
生活の中でむだなものを出さない工夫(くふう)をすることが一番大切です。
2番目のR Reuse リユース
~くり返し使おう~
つめかえ商品(しょうひん)をえらんで、ボトルはくり返し使うなど、ほんの少しの工夫でくり返し使えるものはあります。
3番目のR Recycle リサイクル
~きちんと分別(ぶんべつ)して、資源として再利用(さいりよう)しよう~
正しく分別すれば資源として生まれかわります。
3Rはこの順番(じゅんばん)も大切です。
まずはごみを出さないことが一番大切です。(リデュース)
また、使えるものは、ごみとして捨(す)てずにくりかえし使いましょう。(リユース)
そして、どうしてもごみになってしまう場合(ばあい)は、きちんと分別して資源にしましょう。(リサイクル)