市役所(しやくしょ)の代表者(だいひょうしゃ)が市長(しちょう)です。
市長(しちょう)の主(おも)な仕事(しごと)は、市民(しみん)がより住(す)みやすくなるようなアイデアを考(かんが)え、それを実行(じっこう)するためのルール、「条例案(じょうれいあん)」やお金(かね)の使い方(つかいかた)「予算案(よさん案)」を議会(ぎかい)に提出(ていしゅつ)することです。
たとえば、新(あたら)しい公園(こうえん)をつくろうとか、道路(どうろ)をきれいにしようとか。市長(しちょう)の提案(ていあん)が本当(ほんとう)によいかどうかを、市(し)の議会(ぎかい)が判断(はんだん)して、認(みと)められれば、市長(しちょう)は担当(たんとう)する職員(しょくいん)に指示(しじ)して仕事(しごと)を進(すす)めていきます。
ほかにも、東京都(とうきょうと)には全部(ぜんぶ)で26市(し)あるので、26市(し)の市長(しちょう)で市長会(しちょうかい)をつくり、東京都(とうきょうと)や国(くに)に要望(ようぼう)を出(だ)したり、市(し)の魅力(みりょく)をPRし発信(はっしん)するなどして、市(し)の発展(はってん)に貢献(こうけん)する仕事(しごと)をしています。
25歳以上(さいいじょう)で、選挙(せんきょ)に立候補(りっこうほ)し、当選(とうせん)すると市長(しちょう)になれます。市長(しちょう)の任期(にんき)は4年(ねん)です。