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第1部会 検討の記録(10)

更新日: 2007年(平成19年)11月9日  作成部署:企画政策部 政策課

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日時

平成19年8月17日(金曜)、午後7時00分~9時20分

検討テーマ

  1. 第一部会の担当部分の骨子検討について

配布資料

  • 第一部会骨子案(部会長作成)

検討の記録

·部会長の骨子案メモに基づいて、各部会員の記述メモと照らし合わせ討論・検討。


1.議会について

1.議会運営の基本方針

 【内容部分】

  1 開かれた議会

   ·開かれた議会を、会議の公開、情報提供、情報公開などと列挙し、具体的内容を

    入れた。

   ·休日議会、夜間議会の意見も出されたが、そのため職員の出勤など経費がかさむ

    など財政的負担も多く、各地での試みも失敗している例が多いので、具体的な例

    示からはずした。

   ·具体的な議会運営については責務で表現する。

  2 請願・陳情

   ·陳情の取り扱いを請願と同じように取り扱うように出来ないか。

   ·請願は請願法があり、ある程度全国的に取り扱いが同じになっている。請願と陳

    情の扱いは法的位置づけでは、同じ扱いになっていないので、かなり無理があ

    る。

   ·陳情は経験的に取り扱いがバラバラ、軽視されないようにすることが大事。

   ·陳情も請願と同様な扱いをするよう記述する。

   ·基本方針には馴染まないが、陳情についてきちっと取り扱うことを、議会の姿勢

    としてどこかに記述する。

  3 市議会設置

   ·基本方針の中に、市民は「市議会を設置する」ということを入れたらどうか。

   ·三鷹の自治基本条例にわざわざ入っていて、良いと思うのだが。

   ·議会は本来保障されている制度で、所与のものとしてわざわざ記述することはな

    いと思う。

  4 議会基本条例の設置

   ·「議会の責務」の中に入れた。

  5 情報共有

   ·情報共有の記述はいらないか。

   ·共有とはどういうことか。

   ·情報共有とは具体的にどのような状態かなどを記述しないと条文にならないの

    で、基本方針の中の[1]で情報公開、情報提供として記述した。

   ·この記述でよいだろう。

   ·情報提供の中に入るのかもしれないが、インターネットでの議会中継などを責務

    で入れたらどうか。

   ·そこまだ具体的に書くことが条例に馴染むかは問題。

  6 討論と議論

   ·違いは何か

   ·ここでは、同じ取り扱いにした。

   ·分かりやすい議会は、シート「議会の公開性」「身近な議会」と関係する。

   ·住民意向が反映される議会は、シート「市民ニーズに応えた議会」「陳情・請

    願」が関係する。


2.議会の役割

  1 役割と責務の違い

   ·役割と責務は同じことではないか。

   ·役割と責務が半分は重なるのではないかという感じがある。

   ·議会の役割を具体的に実行するために、責務がある。そのため責務が擬態的なも

    のとした。

  2 市民の政治・行政の基準である条例

   ·各種の条例全般を指している。

  3 「とかく優位になりがちな行政」という表現

   ·特別に強調して表現した。

   ·市民にとって行政は判りにくく、それをわかりやすくするのが議会の役割。

   ·行政が適正に運用しているかをチェックすることでよいのでは。

   ·適正より、ここでの表現の、市民の目線のほうが良い。


3.議会の責務

  1 議会報告会の項目追加

   ·予算チェック等の機能を強化して表現したらどうか。

   ·議会は予算チェックだけではないので、あれもこれもとなり、「議案の審議を深

    め」の中にその思いを組み入れて表現した。

  2 議会基本条例を制定するについて

   ·制定より立案が良いのでは。

  3 市民の責務をいれたら

   ·「市民の議会への関心」みたいなものを、市民の責務として入れたらどうか。

   ·それは厳しいのでは

2.地域コミュニティについて

1.定義

  1 機能的コミュニティについて

   ·機能的コミュニティはここでは抜いているが、市民参加の中での位置づけを調整

    する必要がある。

2.市民の責務

  1 「地域コミュニティに参加し、その活動に協力する」の表現

   ·条例で、市民の責務として位置づけると、憲法の結社の自由などに抵触する可能

    性があり、市民からの反発も予想されるので、表現を和らげて、修正したほうが

    良い。

   ·より適切な表現にする。


3.市民投票

  1 「市民」か、「住民」か

   ·運営委員会で、市民に統一しようという意見が強かったので、「市民投票」とし

    て表現した。

   ·他の条例では「市民投票」という表現もある。・

  2 発議は50分の1の市民

   ·50分の1だと、小平の場合約3000人程度の署名で実行が可能。しかし、成

    立の有効となるのは、投票率が50%以上とあり、簡単に市民投票が実現する

    が、成立50%でなかなか成立しないという事態が想定される。あまり、よいこ

    とではないのでは。また、市民投票の費用負担も6000万円以上と馬鹿にならな

    い。

   ·50分の1を見直したほうが良い。

   ·5分の1、10分の1ぐらいが良いと思う。

   ·具体的数字は再度検討することにする。

  3 常設型、非常設型

   ·市民投票は18歳以上としている。子どもの権利条例の制定など、テーマにより、

    16歳以上などいろいろ考えられる。非常設にして、毎回テーマで条件を検討し、

    設定したらどうか。

   ·毎回、条例の内容を検討していたら事務が煩雑で、それにかかるエネルギーも多

    大になる。常設のほうが良いと思う。また、子どもの権利条例などの例が出され

    たが、市民投票をするようなものではないと思い、想定されるものが、違うよう

   に思うので、18歳以上でよい。


4.オンブズマン制度について

   ·監査機能、監視機能の重視を入れて欲しい。

   ·オンブズマンでそこまで対応できるか。

   ·あくまでも、行政が公正にやられているかの監視とする。

   ·それ以上のことを考えると、オンブズマンの仕組みが良いのか、また、費用対効

    果の面でも適切か、検討を必要とするので、ここでは、公的なオンブズマンとす

    る。


5.その他(次回までの宿題)

   ·今日の資料、「骨子案」を参照に、みんなで文案をチェックしてくる。

   ·また、今日持ってこられた各自の条文骨子の文案・意見は、コピーをとり、皆さ

    んに郵送するので、それも参考にする。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

政策課政策担当

電話:042-346-9503

FAX:042-346-9513

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