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更新日:2015年1月29日

作成部署:地域振興部 文化スポーツ課

礫群 旧石器時代人の「バーベキュー」あと


 鈴木小学校の工事現場で初めて見つかった石には、焼けた痕がありました。

 だいたい握りこぶしぐらいまでの大きさの石が、一か所に100個以上もまとまっていて、それが何か所も点々と広がって見つかりました。

 これは礫群と呼ばれるもので、旧石器時代の人たちが、狩った獲物の肉などを料理するのに使った道具のあとだったのです。


 そのころは金属の鍋はもちろん、縄文土器のような焼き物もありません。

 ですから食べ物を容器に入れて、火にかけて煮ることはできませんでした。

 そこで石の上で焚き火をし、その焼けた石の上に肉をのせて焼きました。

 あるいは、焚き火の中に入れて焼いた石を、葉っぱなどでくるんだ肉の上にのせて蒸し焼きにしたと考える人もいます。

 どちらにしても、焚き火の上で直接肉を焼くと、肉の中まで火が通る前に表面が焦げてしまうことを知っていた当時の人たちが、大切な肉を無駄なく、おいしく食べるために工夫したものと考えられます。


 礫群が広がっているところを見ると、ちょうど現代の人が河原やキャンプ場でバーベキューをしたあとに似ています。

 でも、当時の人は今よりも寒く厳しい大自然の中を歩いて獲物を探し、自分で作った道具で獲物をしとめ、皮をはいで肉を取り、自分でおこした火を大切に使って料理をして、ようやく食べ物を口にすることができました。

 お店で買った肉を持って自動車や電車で移動し、キャンプ場に備えられた薪にライターで火をつけてバーベキューを楽しむ現代の人を見たら、当時の人は何と思うでしょうか。

 鈴木遺跡の礫群標本は、鈴木遺跡資料館でご覧いただけます。

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