道路反射鏡(カーブミラー)の設置について
更新日:
2019年(令和元年)12月24日
作成部署:都市開発部 交通対策課
道路反射鏡(カーブミラー)は、建物や壁などにより直接の目視が困難な見とおしが悪い交差点などで、自動車の運転者の目視を補助するための安全施設です。道路反射鏡には、鏡としての特性やデメリットがありますのでよく理解して運転することが大切です。また、道路反射鏡の過信による一時不停止や出会頭事故の事例などもありますので、交差点では、一時停止や徐行をして、直接の目視による確実な安全確認を行いましょう。なお、市では、現地の状況のほか道路反射鏡の特性や危険性などを十分考慮して設置の必要性や可否を慎重に判断しています。
道路反射鏡(カーブミラー)の特性
鏡(ミラー)の見え方と実際の状況が違います
道路反射鏡は普通の鏡と同じく左右が逆に映るため、映っている車の実際に通行している道路の部分や方向を勘違いしがちです。
また、映った車は小さく遠くに見えるため、距離感や速度感を勘違いしがちです。このような鏡(ミラー)の見え方と実際の状況との違いが、交通事故につながる危険性があります。
死角が必ずあります
道路反射鏡は反射する角度が決まっているため、映らない部分である「死角」が必ず生じます。特に、歩行者や自転車はこの死角に入ることが多いため、発見の遅れは交通事故につながる危険性が高くなります。また、道路反射鏡は、基本的に自動車から自動車を見せる位置・角度で設置されていますので、そもそも歩行者や自転車の通行範囲が映らない場合もありますので、注意が必要です。