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令和3年度第4回市民と市長のタウンミーティング

更新日: 2023年(令和5年)4月7日  作成部署:市民部 市民課

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場所

学園東町地域センター

日時

令和3年11月20日(土曜)午前10時から11時30分

参加者数

20人

質疑応答

【市民】
私は遺族や遺児への支援をしているグリーフサポート小平の活動をしている。自殺対策の観点から遺族支援を進めていただきたい。その点でお手伝いができると思っている。また、市にお悔やみ課のような部署を作ってもらい、そこで情報発信ができると思う。亡くなった場合、個々人が必死にいろいろと動き回らなくてはならない。それを一括でできるとありがたい。

【市長】
亡くなった場合の市の手続について、いろいろな部署に行くことになる。私自身も父が亡くなった時に大変な思いをした。確かにワンストップで手続ができればいいと思う。徐々にそれができるようにしていきたい。

【市民】
市立小学校、中学校の少なくとも各1校に自閉症、情緒障がい特別支援学級を設置してほしい。小平市ではこのような受け皿がないため、彼らは不登校になっている。また、小学校の通級に入級するまでの手続がとても多い。学校に相談してから約半年かかる。発達検査、診断等、必要な手続があるのはわかるが、改善してほしい。また、HSC、ハイリーセンシティチャイルドといい、人一倍敏感な子どものことだが、病名は適応障害となってしまう。そうすると通級の入級は難しい。このHSCも通級を利用できるようにしてほしい。また、小学校のスクールカウンセラーを休み時間の居場所となるように週1回に増やしてほしい。配置が難しいのであれば、空き教室を利用して普通教室に入りにくい子どもらが利用できるようにしてほしい。そしてあゆみ教室ではなく、通学区域の学校に行きたい場合、小学校でも教科担任制を導入してほしい。

【市長】
確かに、個別具体的にその子に寄り添った対応が必要なことはよくわかる。スクールカウンセラーが足りないこと、教科担任制など、ご意見として承る。

【市民】
鷹の台駅前のロータリーについて。市の提案では、安全性のためロータリーをつくるということになっている。そしてロータリー内部全てが駐停車禁止になっている。交差点から何メートルかは駐車できないというルールがあるから停められる場所が非常に少ない。手前側は身障者用、タクシーの駐停車場所として枠をつくる。ロータリーに入った上側に一般車が停められるスペースがある。警察と協議をされ2台は駐車可となったようだ。一般車は手前側に停められず、しかも台数が少ない。またロータリーを出るときにたかの街道との交差点が死角になり、直線より危険度が増す。しかし、私たちの案である直線道路にした場合、停められるスペース、距離が市の案より長くなり、台数も増やすことができる。市が直線にしないのは、タクシーの専用スペースを設置するため。しかし、鷹の台駅はタクシーの来る駅ではなく専用枠をつくる必要性には疑問がある。なお、近くには緑豊かな公園があり、子どもたちの憩いの場所になっている。ロータリーにする場合、その公園を潰し、ATMのある狭い空間を憩いの広場とする予定だ。なぜロータリーが安全なのかお聞きしたい。

【市長】
ご提案いただいた直線道路については、市としても検討した。警察と協議して、現在の計画になっている。いろいろなお考え、ご意見はあるかと思うが、警察とも協議をし、直線だと、追い抜く車両などがおり、それによって死角も発生する、ということも含めて検討し、これが一番安全であると決めた。

【市民】
小平市の人口は間もなく20万人を突破すると思われる。その場合、希望すれば中核市になれる。中核市になった場合のメリット・デメリットを考え始めてはどうか。

【市長】
小平市の人口は19万5千人で、現在も微増傾向にあるが、20万人を超えたとしても、しばらくしたらまた減ってくるという推計が出ている。よって、すぐに中核市ということにはならないと考える。

【市民】
私は身体障害者一級の障がい者だ。常時、車椅子を使用している。コロナワクチンの集団接種会場である文化学園大学の体育館を利用することができなかった一人だ。市報の号外に、無料シャトルバスの記載があった。但し、車椅子使用者は利用できない、とのこと。障がい者支援課へ問い合わせをしたら、文化学園大学の体育館には車椅子使用者用のトイレがなく、個別接種でお願いしたいと言われた。しかし、かかりつけ医は一杯で受けられなかった。そこで国の状況を確認したところ、3月3日付けで厚生労働省が各市町村に事務連絡を出していて、コロナワクチンの予防接種時や会場等における障害の特性を踏まえた適切な配慮を提供するよう求めていた。更に4月に入ってからも厚生労働省の事務連絡で、障がい者にワクチン接種ができるかどうか、またはかかりつけ医等がない場合には実施可能な医療機関や市町村が設ける会場等を紹介するなどの対応を行うこと、としていた。文化学園を選定したときに、会場内に誰でも利用できる簡易トイレをなぜ設置出来なかったのか。それができないならば、市の公共施設を利用すべきだったのではないか。また、厚生労働省の通知をどのように市は受け取ったのか。今後は、様々な政策を実施する際、こぼれてしまう人への思いもくんで実施してほしい。

【市長】
まず、ワクチン接種の当初、皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びする。準備不足もあった。担当も、国からの様々な連絡、変更への対応をしている中で漏れてしまったようだ。途中から、デイサービスで利用されている車椅子対応の車両が入れるようになったが、トイレだけは最後まで対応できなかった。

【市民】
公立中学校の部活動について。子どもたちにとって、中学校の部活動はとても大きな存在だ。成長にも大きく関わってくる。しかし、中学校の先生方の働き方改革やいろいろな対応で忙しい中、部活動がどんどん縮小されている。そして子どもたちが生涯スポーツとして、希望するスポーツができないということが凄く多い。例えば、部活動を地域で捉えたり、通学区域を越境できるようにはできないか。

【市民】
問題としては、中学校の体育連盟では、中学校の部活に属していないと大会に参加することさえ認めてもらえないことがある。

【市長】
子どもにとって、部活動の存在は大きい。地域でスポーツクラブを作ってスポーツを楽しむということは、理想だと思っている。一方で、部活動の越境入学については、部活動だけで中学校を選ぶのはどうかと思う。例えば越境入学しても、けが等でできなくなってしまった場合、やはり小学校の友達がたくさんいる地元の中学校が良かった、という可能性がある。また、私が受けた相談に、一生懸命やる部活ばかりで、軽く楽しめる部活がない。というものもあった。小平の子どもたちが楽しく学校へ通えるよう、教育委員会とも検討をしたい。

【市民】
武蔵野市で外国人に住民投票権を与えるという条例を議会に提出するという問題が起きている。市長の考えはいかがか。

【市長】
武蔵野市の住民投票条例は新聞などを賑わせている。住民投票自体は、小平市でも実施した。その時は、通常の選挙の条件で実施された。もし、導入するのであれば、議論、検討が必要だ。

【市民】
3点ほど伺いたい。コロナワクチン予約システムのQRコードでの予約をしたが、全然繋がらなかった。システムエラーではないか。小平市独自でシステムを依頼したのか、三多摩全部で依頼したのか。次に、自宅のそばに小平郵便局があるが、駐車場の台数を増やすように働きかけていただきたい。最後に、給食センターはあんなに立派な建物なのに新しくされることに疑問を感じている。また、壊しはじめると物凄い音がした。そのような情報提供は住民に対し全くなかった。その後クレームを入れたところ給食センターをつくるにあたり、どのように解体し、住民に対してどうするのか、全くわかっていないようだった。

【市長】
コロナの予約について。システムエラーの事象については聞いていない。システム自体は小平単独ではなく、既存の中から選んだ。他の自治体でも同じシステムを使ったと聞いている。26市全部が使ったわけではない。今後、3回目の接種については、8か月経った時点で皆さんに接種券を送付する。一度に送る訳ではない。2回目に接種してから8か月経った人数は把握している。今は少し時間的に余裕があるので、準備万端で、今後はご迷惑をおかけしないようにしたい。郵便局の件については、伝える。給食センターについては、公共施設の耐用年数の目安を超え、老朽化のために建て替えることになった。騒音が出ないように市としては指導をしている。もう終わってしまっているが、ご迷惑をおかけした。これから、建築が始まるので、しっかり対応していきたい。

【市民】
市長の公約の70番目に小川駅や小平駅、一橋学園駅前の整備や再開発については、地権者や地域住民、市民の意見を聴取し、決定プロセスをわかりやすく情報公開し、小平市らしいまちづくりを進めていく、と書かれている。一橋学園にある商店街は、地元住民の大事なところ。発展してほしい。今後の予定は。

【市長】
一橋学園駅に関しては、駅のすぐそばの土地の活用は、地域の方が熱望されていた。そこについては、建物所有者と担当者が接触したが、小平市で活用という合意にはならなかった。それ以上の、一橋学園周辺の活用ということについては、手が付けられていない。地域の方からもタクシープールと、安全な車の乗降スペースがほしいというご意見もいただいている。しかし道が狭いなど、今日明日中に解決できることではない。できる方法を一つ一つ、探っている最中だ。

【市民】
小平駅北口の再開発について。来年9月に都市計画が決定される、とホームページに出ていた。小平駅北口は霊園も含めて、レトロな雰囲気で、ちょっとした名物、観光地的なものになると思う。北口は物凄く不便。なんとか北口も小平市として自慢の駅にしてほしい。いつまでにという強い決意を聞きたい。

【市長】
今、再開発組合化の前段の準備をしている段階。進めたい強い気持ちはあるが、地権者の思いもある。今は一つ一つ丁寧に行っていく。再開発は目指している。

【市民】
ごみの収集制度が変わった。庭木の剪定により出た枝は、段ボールで出せるようにしてほしい。また、学校名について、番号だと地図で場所を確認しなければならないため、町名も入れてもらいたい。

【市長】
枝は縛って出すことになっている。ご協力をお願いしたい。学校名については、愛称もありかとは思う。今後、小学校の再編成等で、新しい学校名をつけることもあるかもしれない。ご意見として承る。

【市民】
小平市は、まちの人や市の職員、政治家の皆さんも精神病のことを知らないので、公認心理師を採用してほしい。公認心理師は精神病のプロなので、解離と言えばすぐにわかってもらえる。小平市は精神保健が凄く弱いので補強してほしい。

【市長】
ご意見として承る。このコロナ禍で、心を痛めている方がおり、国立精神・神経医療研究センターで取り組んでいるココロボの取り組みを紹介していただいたので、小平市もそれを発信している。

【市民】
コロナワクチンのパスポートの導入については大変問題だと思っている。ワクチンを打たない人への差別が横行するのではないか。

【市長】
様々な理由からワクチンを打てない方がいる。学校でも接種について聞かないようにしている。差別に繋がらないよう、細心の注意を払う。

【市民】
生理用ナプキンの配布も差別に繋がると思う。常軌を逸している。男性には何のメリットもなく、男性差別である。トイレットペーパーの方が良かった。変な政策は改めた方がいいと思う。

【市長】
いろいろな考えがあると思うが、必要な政策である。

【市民】
ゼミで多様性について学んでいる。煙草を吸う方との向き合い方につきまして。私は市役所を利用する際、喫煙している方をみかける。市職員、来庁者の方で喫煙する方がいると思う。市の責任で市役所に喫煙所を設けることは必要だと考えている。市長の考えは。

【市長】
分煙が必要だ。受動喫煙は子どもにとっても大人にとっても良くないと思う。市役所で喫煙できる場所については、今後検討していきたい。

【市民】
先ほどの生理用ナプキンの配布について、私たちのグループとしても必要な政策だと思っている。父子家庭の娘さんが父親に話しにくかったり、父親としてもナプキンを用意しにくい場合、配布すると喜ばれる。それをきっかけに父娘の会話が始まる。母子家庭でも困窮している家庭がある。毎月の生理のために食費を削る、削らないという悩みを抱えている。ナプキンをもらえたら助かる家庭がある。

【市民】
困窮しているのは男性も女性も同じであり、なぜナプキンに拘るのかがわからない。なぜ女性だけが優遇されるのか。

【市民】
女性特有の問題だからである。

【市長】
いろいろな考え方はあるかと思う。必要な方へ必要な支援をすることが大切である。人によって支援の在り方はいろいろある。

 

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所1階

市民課市民相談担当

電話:042-346-9508

FAX:042-346-9550

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