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令和3年度第6回市民と市長のタウンミーティング

更新日: 2023年(令和5年)4月7日  作成部署:市民部 市民課

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場所

中島地域センター

日時

令和4年1月22日(土曜)午前10時から11時15分

参加者数

6人

質疑応答

【市民】
福祉会館の改修工事。今コロナでなかなか福祉会館まで行く機会がないが、前は常に福祉会館を利用させていただいた。そこの市民ホールの床材はPタイルだったが、今度できる(市民ホールの)面積とか、下の床の状況とか、わかる範囲で聞ければありがたい。

【市長】
これから設計を行う段階なので、具体的に市民ホールの広さがどれくらいとか、床材などは決定していないが、皆さんの声を聴きながら作っていきたい。国立競技場を作った隈(くま)研吾建築事務所に設計を担っていただけることになった。その土地ならではの課題や、やって欲しいことを汲み取ってデザインしてくれると伺っているので、小平市ではこういう施設が欲しいんだということを、しっかりとやり取りし、限られたスペースではあるが地域の声をしっかりと反映して、デザインしていきたい。

【市民】
タウンミーティングの結果をホームページに載せるのがすごく遅い。10月くらいにやったタウンミーティングが今週に載ったが、先月にやったタウンミーティングがまだ載っていない。それは遅いな、と感じたので理由を知りたい。また、トップページのお知らせというところに、アップしたことが載っていない。トップページに載っていないとアップしたのかどうかわからないし、見た人の目に留まらない。

【市長】
タウンミーティングの考え方として、私は来ていただいた方と懇談をすることを重視しており、この場を大切にしたいと考えている。その後の広報という部分についてもしっかりと捉えていきたい。

【市民】
タウンミーティングに参加するのは初めて。自分は埼玉からこちらに8年前に引っ越してきて、すごく住みやすくて環境もいいので、子どももここで小学校に行っているので、盛り上げられたらいいなと思い、今回参加した。

【市長】
なかなかコロナでイベントもできない。小学校もコロナの感染が増えているので、普段だったらサッカーだ、野球だということで校庭を貸し出しているのだが、それも、いったん中止しているような状況だ。あとは、私の政策として防災・減災を進めていきたいので、小学校・中学校での避難所運営マニュアルを作るのを地域の方と話し合いながら進めていきたいが、それもやはりストップしているのが現状。
本日は、タウンミーティングがどのようなものかということで来ていただいた方が何人かいらっしゃる。ざっくばらんにお話しする中で市長がすぐに返事できないこともあるし、持ち帰って宿題にすることもある。今みたいにお答えできることであればお答えしていくというのがこのタウンミーティング。今回はまだ、私が当選して市長になってから1年経っていないので、テーマを決めないで、地域の方々とお会いするのを目的に行っている。何回かやっていく中で課題を設定してタウンミーティングを開催するということもそのうちあるので、また地域の課題、時期の課題でご興味があったらご参加いただければと思う。

【市民】
不便に感じているのはコミュニティバスだ。中島町は、やはり西のはずれでそういう点で恵まれていないのではないか。コミュニティバスの基準がどういう形で決められているのか、もしわかれば説明していただければありがたい。

【市長】
小平市はコミュニティバスとコミュニティタクシーが走っている。コミュニティバスは「にじバス」と呼ばれ、コミュニティタクシーはワゴン車で、乗車人数が少なくて、少し細かい地域に入って行けるようなものだ。小平市を4つに分け、それぞれA地区、B地区、C地区、D地区で走らせて実証実験をしているというのが、小平市のやり方だ。いくつかルールがあって、1路線に対しおおむね年500万円を目安に補助金を出すというルールを作った。例えば小川駅中心に中島町のルートを走るとしたときに、実証実験をして70人以上乗ってくれるのであればそのまま継続する。乗車人数が少ないと赤字ばかり膨らんでしまうので、申し訳ないけれどもコミュニティタクシーは難しい、という判断となる。
そのルールを決めたのが15年近く前の話なので、コミュニティタクシー、コミュニティバスのルールが本当にこのままで小平市を網羅できるかどうか1回考えてみようということになっている。たかの台を中心に実証実験で走らせたコミュニティタクシーが3路線どれも乗車していただけなかったので、令和4年度以降、どういうやり方ができるのか、ということを、それこそ中島町を含めて他の地域、まだコミュニティタクシーが走っていない地域も併せて考えよう、ということに取り組む。

【市民】
コミュニティバスや、タクシーは、スピーカーをつけて流せば少しは認知させられるのでは。そうすれば乗る人が増えるのでは。

【市長】
もう一つ、1ルート20分というルールがある。例えば、鷹の台駅中心にすると、ぐるっと回って20分、そうすると時刻表が00分、20分、40分でちょうどいい。だから、遠くまではいけない。乗ってくれないから広報が足りないということでスピーカーとなると、うるさいという苦情やご相談も来るので、なかなか難しいということもある。あと意外と、道幅によって走れない場所がたくさんある。中島町も住宅地で、車同士のすれ違いができない限りは国土交通省がOKを出してくれない。そういうルールの課題、交通規則という課題のハードルが高い。その辺も考えながら、新しい交通形態、皆さんに使いやすい公共交通の在り方は考えていく必要があると思っている。

【市民】
個人的な話だが、主人が体調を悪くし、腰の手術をした。自転車に乗ってお使いはできるが、歩くことができない。1か月に1回病院に行くためにバスに乗る場合には、歩くと家から15分くらいかかり、ここ(バス停のそばにある中島地域センター)までの間に2回くらい、どこかに掴まって休まないとたどり着けない。そこで中島地域センターの前に自転車置き場があるので置いていったら、赤い札が貼られて、「ここは駐車場ではございません」とお叱りを受けた。小平市として障がい者用の自転車置き場などが設置されたら安心できるのだが。

【市長】
ご主人が歩行困難だということで大変だと思う。ただ、地域センターの利用者のための駐輪場なので、他の方が利用する、ということはすこし難しいと思う。例えば中島町をぐるっと回るようなコミュニティタクシーがあれば解決できるが、そうはいっても、今日明日にも走るというわけではないので、今、お困りの課題解決をご提示できないのが現状である。市で考えていくと駅を中心に駐輪場の整備をとなる。でもこの中島地域の方々だとバスで立川に出るとか、東大和市駅に出ることもある。要はバス停付近にも駐輪場が必要だということになるのかと思う。交通対策課にこの辺の必要な施設として駐輪場という課題があることは伝えていく。

【市民】
歩けない人のためにサービスとして2~3台置けるような場所を作っていただけたらどうかと思った。

【市民】
自転車によく乗るが、道が狭かったりして車や自転車とかと、歩道ですれ違ったりする。東大和市などでは歩道の真ん中に白線があり、具体的には砂川七番というモノレールの駅の近くの五日市街道沿いなどにそれがある。また、「自転車は左側を通りましょう」などの表記も東大和市でよく見る。そういった工夫や取組をしてほしい。例えば、玉川上水沿いの道は線が何もなくて、右も左もどっちによけても並行して自転車と車が幅を利かせて秩序がない。真ん中に線を引くだけでもかなり効果があるので、そういった整備を進めてほしい。

【市長】
歩道の真ん中に線を引くのはある程度歩道が広くないと対応できないと思う。今、自転
車の話が出ていたが、最近交通安全協会と意見交換をした。イヤホンをしながら自転車に乗っている方への注意喚起など、自転車のマナーアップが課題だとお話をさせていただいた。小平市の取組として、中学校にスケアード・ストレイト方式(事故再現型)による自転車交通安全教室を、校庭で実際にスタントマンに車と自転車でやってもらって、例えば傘を差しながらの片手運転は危ない、というのを見て子どもたちにも自転車のマナーや、交通ルールを守ろうという地道な啓発活動をやっている。

【市民】
市役所に、一般的でなくてある程度精通している方、その部署の専門の方は配属されているのか。

【市長】
市の職員には異動といって、3年~5年くらいで、今までは福祉関係部署にいたが、今回は教育関係部署に配属されるなど、いろんなところに行って経験させている。もう一つは専門職として、例えば建築士の資格を持っているから、市の建築関係部署にいる職員など、いろいろいる。いわゆるゼネラリスト、総合的にいろんなことができる職員と、地域の専門とか福祉の専門などという職員もおり、いろいろだ。

【市民】
それは各部署で必ずそういう方に説明などをしていただけるのか。環境保全課(現:環境政策)に相談した時に、2,3度行っているが、そこで親切に相談に乗っていただけず、他の課に転嫁なさる。せっかく相談に行っているのにもう少し対処の仕方がよくてもよいのでは。専門の方がいればよいと思った。

【市長】
専門だからとかでなくて、やはり市民の方から話があったときにたらい回しにするような対応は良くないと思う。その辺は私からもしっかりと指示を出して、ちゃんと受け止め、対応できるよう職員教育をしていきたい。

【市民】
一つの問題を抱えた時に総体的に聞いてくださるところは総務課か?

【市長】
お抱えの案件の中で1番中心になる課題というものがあると思う。例えば先ほどのお話では、ご主人の身体が悪いということであれば介護とか福祉のお話となる。でも自転車のお話になると、交通対策課になる。あと自転車の駐車場の話となると、地域センターは地域センターで管轄の部署があり、いろんなところにまたがっている。そういうことを総合的にみてくれるところはないのか、というお話だが、市役所の体制としてはその中で1番メインとなる部署が中心になって、課題解決をしていくというものだ。

【市民】
市長への手紙というのが、市民課の窓口の脇にある。その手紙を出すと直接市長に話が通るというので、使ったことがある。それで市民課の人に話を聞くと市長は1か月に1回まとめて見るということだった。結局、見るんだったらまとめて見ないで、毎日見てほしいなと思った。さっきも言ったタウンミーティングの記録もどうせやるんだったら1週間後に掲載するのと、結局やる仕事は変わらないのだから、早くやった方が絶対いいに決まっている。それとホームページからのお問い合わせに画像が貼れない。今どき、画像が添付できないモデルは遅れていると思った。画像が添付できるようにしてもらいたい。

【市長】
市長への手紙は、いただいたものは目を通している。ただ担当が先にお返事をすることもあれば、私が直接お返事するものもある。例えば、事務手続の質問やご意見については、私が答えるよりも日々業務をしている職員の方が詳しく丁寧に答えられることもある。最初に市民課で振り分けるという手続を経て、1か月分まとめて私が目を通す。ご趣旨はわかるが、「これのこの手続きはどうなんだ」というお手紙もかなりの量があり、市長を経由してからでは時間がかかりすぎるので、早く対応するために今はこういうシステムを取っている。少し改善できるところがあるかどうか、市民課と相談したい。画像が添付できないという部分については、セキュリティのことがあると思うが、精査してみたい。

【市民】
孤独死や事故死など、特に単身で住んでいる方のものが多くなっていると思う。その時の、救助をどういう風に伝えるか、外の方に伝えていけるか、それによって、例えば孤独死だとか事故死などが防げると思う。ただ、見守りボランティアなどに参加しているが、限界がある。何かあったときに伝える装置を購入することによって、孤独死などを防げるという状況にしていかなければならないと思う。市の方もそういうことを考えていただければありがたい。

【市長】
高齢で、一人で暮らしている方にとっては、非常に心配な部分もあると思う。ちょうど令和3年度にモデル事業を始めた。今まではそういう見守りなどは、例えば民生委員に家を回っていただいているが、人の手ではカバーしきれない。電球とICTを組み合わせて、24時間この家は1回も電球をつけていない、ということが分かったら、メールで通知を行う。それも市の職員では夜間などが手薄になってしまうので、事業者と協力して、メールが届いた事業者が、その家に声をかける、ということを始めたところだ。今もまだ実験中で、いくらくらいかかり、どれくらい有効性があるのかデータを取っているところだ。今は一部の、声をかけた自治会に協力してもらって、一人暮らしで機器をつけても良いと言ってくださったとこころにご協力をいただいている。

【市民】
実際問題として、年齢には関係ない。若い人でも突然死がある。

【市民】
自治会によっては民生委員の方が、一人暮らしの方とか高齢者の自宅を巡回してくれている。

【市長】
それも必要であるし、全部機械に任せてしまうのではなく、人と人というのは残しつつ、それをカバーできるように少し機械の手も借りながら、何かできないかというのを探しているという状況だ。
民生委員の方には助かっている。本当にありがたい。

【市民】
収納課とは税金を滞納したときに相談したりして関わり合いがあるが、相談する担当者によっては、結構税金を回収することに徹していて、追い詰めるような取り立ての感じがする。金融関係のプロの滞納整理の人とは違って、いろんなプライベートなことなども聞いてきて、言わないと差し押さえとなる。税金が払えない低所得で辛い思いをしている人たちが追い詰められているので改善してほしい。

【市長】
職員の対応へのご意見があったことは担当に伝えたい。市の職員として例えば個人情報の保護などは研修等を通して徹底するよう伝える。

【市民】
小平市には国立精神・神経医療研究センターがあり、私は精神病の患者なので大きな病院のそばに住むべきだと思って、小平市に引っ越してきた。そういう患者が住んでいるのでよろしくお願いしたい。そして、今まで小平市と国立精神・神経医療研究センターとはあまり付き合いがなかったが、来月20日に(福祉会館で)認知症予防の講演会があり、その冒頭で市長があいさつをするということでこれはとても良いことだと思う。もう一つ、次回のタウンミーティングは2月5日に中央公民館で開催予定とのことだが、開催時間が午後2時からだそうだ。私が昨年の11月のタウンミーティングで開始時間を2時にしてくれると嬉しいと言ったら、来月は2時からになるそうなのでとても嬉しい。それからコロナの感染者がまた増えているので、次回はオンラインと対面でのハイブリッドでやってほしい。

【市民】
今後のためにお聞きしたい。さっき自転車は地域センターに停められなくて、それは施設の管理をするところと交通の部署とが縦割りのような感じでいくつにも分かれているということだった。そうすると、市民からの疑問や、こうしてほしいな、と思ったときにも、たらい回しにされるのでは。また、施設を使ってちょっとした駐輪スペースを置くのと、コミュニティバスを走らせるのはどっちが早いのか、と思った。例えばシールを貼るだけで置けるようにするなどの方がとりあえず早く解決するのかなと。

【市長】
中島地域センターに地域の方が自転車を停められるように提案するという話ではなくて、中島町の地域にバスを使って立川駅に行きたい方がおり、そのバス停付近に公共の駐輪場がないという課題があるということを担当課に伝えるということなので、すぐに地域センターに自転車を自由に停めていいというわけではない。課題を解決するためにはその方が早いのはわかるが、たくさん取り決めがある中で、中島地域センターだけが明日から5台だけ駐輪スペースを貸し出しますよというようにはならない。申し訳ないが時間がかかるというのは変わらない。

 

 

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〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所1階

市民課市民相談担当

電話:042-346-9508

FAX:042-346-9550

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