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令和4年度第1回市民と市長のタウンミーティング

更新日: 2023年(令和5年)4月7日  作成部署:市民部 市民課

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場所

美園地域センター(オンライン参加あり)

日時

令和4年4月23日(土曜)午前10時から11時

参加者数

4人

質疑応答

【市民】
武道館の跡地に公園、という話があったが、企業の研修センターも公園になるのか。

【市長】
武道館の跡地と武蔵野神社に公園を作る。遊具を置いた公園というよりは、イベントができるように広場みたいな形で整備をする予定だ。

【市民】
公民館の社会教育研究にとても迷惑している。現在は、大学で社会教育を研究している教授に公民館で講演会をしてもらい、市民が話を聞くやり方を採っている。しかし、大学教授が、大学の外に出てきて、私たち地域住民の権益を侵害した事例が複数ある。それは住民たちが主体的に調べる必要がある。地域住民の権益を侵害した事例としては。一つ目は、アイヌ琉球遺骨問題だ。百年くらい前だが、学者が北海道や、沖縄に出かけていって、お墓を掘って、中の骨を盗んで大学に持ち帰って研究資料にしたことがあった。これは、世界的に発生したようで、何冊か本が出ていて、小平市の図書館にも所蔵している。二つ目は、民俗学の調査被害だ。学者が地域にある古い名家に行って、古文書などを、借用書を書かないまま借り、返さないらしい、などだ。

【市民】
昨年、西東京市から小平市に転入し、転入第一日目からいわゆる「8050問題」に遭遇してしまった。近隣の90代で認知症を発症した母親と、50代の息子だが、母親が、音に敏感になり、生活音に反応して、壁や床等をハンマーのようなもので叩き、それを息子も一緒になっていろんな所を叩いて歩く。
私は全くその状況を、入居時までは存じ上げなかった。それで、市の生活相談、管理会社、管理組合、介護老人保健施設、警察、弁護士、全部相談をしたが、結局、今の日本の法律では、この事例では母親からのアクションがないと、支援の手を差し伸べる手立てはなく、支援もない。そして私のように、害を被ってしまった人への支援もない状況、というのが確認できた。
内閣府が行った調査だと、40歳から64歳の引きこもり状態にある人は、総人口比で1%、61万人くらいいる。それで、小平市で、私が遭遇している50代の男性というのは、たぶん1万4千人くらいいらっしゃるうちの1%として、147人だが、こういう方たちをずっと放っておくということは、将来親御さんが亡くなった時に年金の不正受給をしたり、生活保護とか、市の財政に係るようなところまでいってしまうと思う。
一体何ができるのかと思ったときに、例えば、65歳以上の人の家は、子どもと住んでいようが、一人でお住まいだろうが、年に一回か二回か、調査で中に入って、問題を抱えている家庭ではないかチェックしたり、第三者が声を上げたときに拾うなど、そこまで行政が手を伸ばしてくれることができればよいと思う。日本は個人のプライバシーをあまりにも大事にしすぎて、公共の福祉と、バランスを考えたときにどうしても個人の方に重きを置きがちなのだが、公共の福祉として、私は市にもうちょっと手を伸ばしていただけたらありがたいと思っている。

【市長】
いろいろなところにご相談され、市で抱えている課題を適切にお話しいただけたと思う。
例えば民生委員など、独居の高齢者だけで住んでいる要支援の方などには手を差し伸べやすいが、80代と50代の方が一緒に暮らしている家庭の場合、支援要請がないと、入っていけなのが現状だ。重々受け止めさせていただきたい。
市としても、アウトリーチの部分で積極的に関わっていければと思っている。しかし、個人情報などの壁が厚くもどかしい。また当事者の民生委員についても、活動を模索しているところなので、問題点は受け止めさせていただく。具体例でお話しいただきありがたい。

【市民】
私の妻が障がい者で、小平市から福祉タクシー券が出ている。大変助かっており、外出もままならないので、病院等に行くのに非常に良い制度だと思い、利用させてもらっている。
ただ、一年に一回タクシー券を受け取るが、わざわざ健康福祉事務センターに出向いて行かないと受け取れない。そもそも、障がいがあって外出もままならずタクシー券をいただいているのに、わざわざ取りに行く必要があるのは、考慮していただけるといいと思う。今は郵送でも、いろいろとセキュリティの高い方法はあるので、考慮していただけると非常に助かる。その他はいろいろいいサービスをしてもらって、大変助かっている。

【市長】
ご意見は担当に伝え、何か改善策を取れるかどうか、話をさせていただきたい。具体例でお話しいただきありがたい。

【市民】
私は昨年の10月30日のタウンミーティングに参加の機会を与えていただいた。その時に、小金井公園の北入口に接している道路の、安全対策の見直しをお願いした。その後のご報告をさせていただきたい。
私が10月に参加をしてから約4か月だが、市から安全対策改善の提案をいただき、事前に、3月24日に行うという連絡を頂戴した。今日、写真も持参したが、道路の上に「スピード落とせ」という文言が表示された。
そしてスピード(制限)について20キロという表示が消えかかっていたのを、手直しもしていただいた。しかし、訴求力が弱いと感じている。
まず一番に、字が道路の二分の一を意識して表現をされてるわけだが、非常に文字が小さくインパクトもない。坂道に差し掛かる直前に文字があり、しかも字が小さいから、自転車でその文字を読むためには5、6メートル近くまで行かないと読めない。この小金井公園の北入口の道路には、坂道にかかるまでに約100メートルの平坦な所がある。そこを活用して、人の心を動かす表示などをやるべきだと思っている。色は言葉に代わる。例えばオレンジを使うことによって危機感を感じる等、いろいろある。
私はこのタウンミーティングの参加は3回目になるが、大きな企業では、土日に社長が出社をして社員の声を聞くというのはまずない。市長にそういう時間を割いて、機会を与えていただいたことは当たり前ではないので、十分、胸に受け止めて、本当に温もりのある良い市に、是非していきたいと思っている。

【市長】
小金井公園の北入口に向かって坂道があり、自転車がスピードを出しているので非常に危ないというご指摘を、最初の頃にいただいた。対策として市でできることは少ないが、地面に書いた注意喚起の字が小さかったというお話もいただいた。今後もぜひ、ご指摘をいただければと思う。

【市民】
先ほどお隣に引きこもりの方がいらっしゃるのか、引きこもりの話をされていた。私も引きこもりの当事者活動をもう3年くらいしている。
小平市の引きこもり対策は、よその市に比べると、とてもひどい。なので、小平市内で引きこもり関係の支援を使うのは難しいと思い、私はよその市の引きこもり支援を使ったりしている。東久留米市だと、男女共同参画センターで、引きこもり女子会をやっているので、そこに行ったりしている。
それから、引きこもりの自助会、引きこもりが自分たちで集まって、お話しする会を小平市内でやりたいと思ったことがあるが、福祉会館を借りるためには、友達が5人必要となる。あおぞら福祉センターや、たいよう福祉センターだと、一応一人でも借りられるが、場所が不便だ。
他所の市でいい所がないか探し、調布市だと、男女共同参画センターを一人で借りられ、武蔵野市も、公共施設を一人で借りられる。
だから、小平市も、友達が5人いないと福祉会館を借りられないというルールにすると、引きこもりは永遠に福祉会館で自助会をやれないので、そういうところを改善すると引きこもりも外に出やすいので、よろしくお願い

【市民】
私が思うに、引きこもりに関しては、助けをもう求めた、その時点で一歩前に出ているので、私は、すごくその時点でいいことだと思っている。いろんなところを探してみたり、それもとてもいいことだと思う。
私がすごく問題に思っているのは、遮断してしまっている方たちだ。自分から絶対に動かない。その人たちが持っている問題で、私はとても悩んでいたので、自分で足を一歩でも踏み出したらもう、前へ進める。私はすごく立派なことだと思う。
もう一つ、小平市って東西にすごく長い。それで、お年を召したり、小川町1丁目に住んでいると、東西の移動が非常に難しく、青梅街道を通っているバスはあるけれども、一本も通ってない時間帯もあれば、一時間に一本も通ればいいくらいの状況だ。
ボランティアで通訳として、保育園とか、小学校に行ったりする時には、学園の方まで行かなければいけない。企業や、スーパー、商店街が発達しているところはその駅前等を巻き込んで、地域のコミュニティバスを、増やすことはできないか。

【市長】
移動手段については、タウンミーティングで苦労しているとの声を非常に多くいただく。
小平市を4つの地区に分けて、すべての地区でコミュニティタクシーもしくは、にじバスを通そうと進めてきた。現在、小平市では鷹の台等のエリア、いわゆる南西部地域以外はコミュニティタクシーがそれぞれ走っている。
ただ、予算との兼ね合いでいろいろな所に通す、というわけにはいかず、市民の方の要望を聞き、ルートを選定しながら通しているところだ。
他にも課題があり、コミュニティタクシーを通そうと思ったときに、一方通行や、既存の道が狭く、対面交通が大変な場所は、許可が出ないので、課題を一つ一つクリアにしていくと、コミュニティタクシー自体がそぐわない地域が出てきてしまっている、というのが現状だ。
そうした中で、これまで小平市では、4つの地域全部にコミュニティタクシーを走らせようと活動してきたが、考え方を切り替える必要があるところにきており、令和4年度の一年間を通して、出てきた課題を整理していく。
他市の事例として、企業とコラボして、というお話しがあったが、例えば東久留米市だとイオンモールに行くバスが、市内を走っている。そういうご提案と捉えたが、他に、オンデマンドという、大まかなルートは決まっているけれども、常にバスのように同じルートを走るのではなく、「来てちょうだい」と言われたら行く、タクシーとバスの中間みたいな形の方式も今、研究している。小平市に合う公共交通について、令和4年度に考えていく。

【市民】
ほっとした。動いていてくださりありがたい。

【市民】
妻は障がいがあり、24時間、酸素を吸入していないといけない状態だ。家では電気式の酸素吸入器を使っており、それで外出するときは、酸素ボンベを持って、常に鼻につけて生活している。
地震のときに、停電になると、電気式の酸素吸入器が使えなくなる。酸素ボンベは、危険物ということで、自宅にはあまり本数を置かせてもらえない。今後、災害等で長時間停電になった場合、酸素が吸えなくなる状況になってしまう。
例えば食料であれば、個人で備蓄することも可能だが、酸素ボンベは危険物で家に備蓄もできないので、市の備蓄用品として、考慮していただけると非常にありがたい。

【市長】
以前、常に自宅で酸素を吸う必要があるお子様をお持ちのお母様と話をした際に、同じように、停電の心配、災害時の心配をされていた。酸素だけではなく、命をつなぐいろいろな機器が自宅にあり、停電になったらどうしよう、という心配を常にしているとおっしゃっていた。
酸素ボンベは、今現在、小平市では備蓄していないが、課題としては捉えているので、小平市ができるのか、例えば医師会や昭和病院等に協力してもらうなど、何かしらの手立てが考えられないかと思っている。
まだまだ、災害時については多くの課題があると捉えているので、検討のひとつとさせていただきたい。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所1階

市民課市民相談担当

電話:042-346-9508

FAX:042-346-9550

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