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市報こだいら:2016年4月20日 地域エネルギー下水道プラン特集号

更新日: 2016年(平成28年)4月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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【1面】

平成32(2020)年度までに市のエネルギー消費量を25%以上削減

地域エネルギービジョン中間見直し

地域エネルギービジョンは市の低炭素社会実現のための地球温暖化対策に関する計画です。

市民・事業者・市がそれぞれ主体となり、協働してその実現に向けた取り組みを進めています。

地球温暖化にストップをかけ、持続可能な社会を未来に引き継ぐため、この見直しを機にさらに取り組みを推進していきます。



なぜ中間見直しが必要なのでしょうか

現行の取り組みを、これまでの成果と今後の実効性・効果性の視点から再構築を図りました。

IPCC(※)第5次評価報告書は、今のままでは、21世紀末には最大4.8℃の気温上昇、最大0.82メートルの海面上昇を予測するなど、地球温暖化をめぐる非常に厳しい現状を示しています。

こうした中、平成27年12月には、COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)がパリで開催され、すべての国が参加する平成32(2020)年以降の新たな温暖化対策の枠組みである「パリ協定」が採択されました。

地球温暖化対策は差し迫った課題であり、一人ひとりの日頃の選択に地球の未来がかかっています。

市としても社会状況や環境の変化に目を向け、より一層、市民・事業者・市が一体となって地球温暖化対策を進めていくため、地域エネルギービジョンの中間見直しを行いました。


※IPCC(気候変動に関する政府間パネル)とは、地球温暖化の問題を考えるために設立された国連の組織です。


市民・事業者の省エネなどの取り組みがエネルギー消費量の削減といった形で表れている一方、二酸化炭素排出量は東日本大震災以降の電源構成の変化を受けて増加しています。省エネなどの成果が明確となるよう、地域エネルギービジョン中間見直し以降は、エネルギー消費量そのものに着目した目標としました。



みんなで取り組む10の重点プロジェクト


ウェブ版環境家計簿に参加しましょう


緑のカーテンを設置しましょう


小平産の農産物を食べましょう


生ごみのたい肥化に取り組みましょう


公共施設には、計画的に太陽光発電システムを導入します


市の助成金を利用して、太陽光発電やエネファームを設置しましょう


自宅の庭やベランダに植樹を


車を買い替える時は、低公害車・低燃費車を


車に乗らない日を作りましょう


環境学習や環境講座に参加しましょう



中間見直しの経緯


平成27年4月28日

環境施策推進本部会議

平成27年9月18日

環境審議会

平成27年9月26日

市民意見交換会(エコダイラ・カフェ)

平成27年12月9日

環境施策推進本部会議

平成27年12月15日

環境審議会

平成27年12月19日

市民意見交換会(エコダイラ・カフェ)

平成28年1月21日

環境施策推進本部会議

平成28年1月26日

環境審議会

平成28年3月15日

環境審議会


平成27年9月~12月

環境配慮事業者連絡会





問合せ

環境政策課

電話:042(346)9818

メール:kankyoseisaku@city.kodaira.lg.jp

「小平市地域エネルギービジョン中間見直し」は、市政資料コーナー(市役所1階)、東部・西部出張所で販売しているほか(1部280円)、小平市ホームページでもご覧になれます。

 

 

【2面】

下水道プラン後期計画の見直しを行いました

「小平市下水道プラン」(以下、「プラン」)は、下水道をとりまく環境および市の下水道が抱える課題などを踏まえ、中・長期的な視点に立った市の下水道事業の方向性を示した総合的な計画として、平成23年3月に策定しました。

平成27年度に計画期間の中間年を迎えたことから、後期5年間の計画を見直しました。


見直しの背景

プランは、全体の計画期間を平成23年度から平成32年度までの10年間とし、最初の5年間を前期計画、その後の5年間を後期計画として、各期間の施策を示しています。

 平成27年度で前期計画が終了したことから、前期計画における取り組みの評価を行い、後期計画の見直しを行いました。


見直しの概要

前期計画における取り組みに対する評価や、近年の下水道を取り巻く社会情勢や環境の変化などを踏まえ、後期計画の取り組みについて、目標数値の新たな設定や見直しを行いました。



下水道プラン後期計画における主な施策

基本理念 快適な生活環境を支える下水道


基本方針1 環境に配慮したまちづくり


1 汚水処理対策

  新設道路の整備に併せた汚水管きょの整備や未接続家屋の解消を進めていきます。


2 合流式下水道改善対策

  合流式下水道(※)の排出先となる河川などの水質保全のため、下水道への雨水流出を抑制していきます。

  ※合流式下水道:汚水および雨水を同一の管きょで排除する方式の下水道


3 雨水浸透対策

  地中への雨水浸透量を増やすことにより、健全な水環境の構築に取り組みます。


4 資源の有効利用

  雨水や下水(処理水、汚泥)を資源として有効利用(※)していきます。

  ※下水道資源については、下水管の清掃への処理水の利用、下水汚泥建設資材の利用など


5 施設の適正管理

  施設管理の効率化を図るとともに、施設の機能維持に取り組みます。


基本方針2 安心して暮らせるまちづくり


1 浸水対策 重点施策

  雨水管きょの整備などにより、浸水被害の軽減に努めていきます。


2 地震対策 重点施策

  避難所へのマンホールトイレの設置を進めていきます。



3 施設の老朽化対策 重点施策

  計画的な点検・調査を実施し、更新工事による施設の長寿命化を図ります。


基本方針3 環境意識の高いまちづくり


1 環境学習の継続

  ふれあい下水道館での展示やイベントを通じて、下水道や環境に対する市民の意識向上を図ります。



  ふれあい下水道館


  上水本町1-25-31 

  電話

  042(326)7411

  入館料

  無料

  開館時間

  午前10時~午後4時

  休館日

  月曜日(祝日の場合は翌日)・12月27日~1月5日



基本方針4 下水道経営基盤の強化


1 経営の効率化・健全化

  経営の効率化・健全化により、安定した下水道経営を行います。

  また、財政状況の透明性を確保します。



2 収入の適正化

  未接続家屋の解消を進めるとともに、今後の収支を見極めながら下水道使用料収入の適正化を図ります。



施策の推進に向けて

施策の着実な推進を図るため、今後も各年度で施策に対する進捗状況の把握を行います。

また、最終年度の平成32年度に取り組みに対する評価を実施し、以後の市の下水道事業の方向性を示す新たな計画を策定します。



閲覧・販売

下水道プランは、市政資料コーナー(市役所1階)、東部・西部出張所で閲覧できます。

また、小平市ホームページでもご覧になれます。

なお、市政資料コーナー、東部・西部出張所では販売もしています(1部300円)。



問合せ

下水道課

電話

042(346)9846

FAX

042(341)9502

メール

gesuido@city.kodaira.lg.jp

添付ファイル

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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