小平市役所
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市報こだいら6面の記事を抜粋して掲載します。
小平市をホームタウンの一つとするFC東京は、現在、J1リーグで優勝を目指してリーグ戦を戦っています。
FC東京には、得点王を競う国内最高峰の技術を持つ選手はもちろん、これからのチームを担う期待の若手選手も多く所属しています。
今回は、年代別の日本代表経験もある期待の選手たちが普段の練習から意識していることや、プレーの持ち味、これから目指していることに迫ります。
はたのごう。平成10年(1998年)5月25日生まれ、武蔵村山市出身。
FC東京の下部組織を経て、平成29年からFC東京に所属し、年代別の日本代表として国際大会にも出場している。
198センチメートルの長身を生かした大きなプレーと、持ち前の明るい性格が魅力のゴールキーパー。背番号13。
おかざきまこと。平成10年(1998年)10月10日生まれ、東京都北区出身。
FC東京の下部組織を経て、平成29年からFC東京に所属し、年代別の日本代表として国際大会にも出場している。
1対1の場面で、相手からボールを奪う強さと、堅実な守備が魅力のディフェンダー。背番号29。
元気で笑顔が印象的な波多野豪選手。自身がほかの選手に負けないこととして最初に挙げたのは、明るさでした。
同学年の岡崎選手も「落ち込んだり暗くなるような状況でも、いつもプラス思考なので心強く助かっています」と話すように、「細かいことを否定的に考えない」という波多野選手の明るい性格は、前向きで明るい雰囲気を作り出しています。
プレーでも、ゴールキーパーとしてシュートを止める技術は誰にも負けたくない、と日々練習を重ねています。
波多野選手は、小学生のころはフォワード(攻撃側の選手)でした。
地元のサッカーチームに加えて小学校4年生のころからはFC東京のサッカースクールにも所属して、ほぼ毎日サッカーの練習に励んでいました。
フォワードのほかにゴールキーパーの練習もするようになり、ゴールキーパーとしても試合に出ていました。
相手のシュートを止める回数が多かったこと、コーチからの後押しを受けたことで本格的にゴールキーパーになりました。
「FC東京のサッカースクールに入ったころから、将来はFC東京の一員になりたい、と強く思うようになりました」と話します。
練習拠点の小平グランドには、夏休み期間中は多くのファン・サポーターに加えて、多くの子どもたちも見学に訪れていました。
練習後のファンサービスで、駆け寄る子どもたちひとりひとりに笑顔で応じる波多野選手。
「子どもたちがプレーや練習を見て、FC東京に入りたいな、と思ったり、何か影響を受けてもらえたら嬉しいです」と、練習から全力で取り組んでいます。
今、波多野選手が目指しているものは大きく二つあります。
「まずは、チームで優勝することです。
もう一つは、来年、オリンピックが21年間ずっと住んでいる地元の東京で開催されるので、絶対に出たいですし、周りも期待してくれているので、目標というよりは絶対に、という思いで狙っていきます。
そのために、自分の持っている力の全てを試合でしっかり出していきたいと思います」
小学生のころにサッカーを始めた岡崎慎選手。
高校生になって、プロの選手と一緒の練習に参加するようになったことで、これまであまりイメージの湧かなかったプロのサッカー選手になりたい思いが次第に強くなりました。
ディフェンダー(守備側の選手)として活躍する岡崎選手。
「ボールをつなぐ技術は負けたくない」と話します。
「自分は試合の中で目立つ方ではありませんが、周りの選手とうまく連携を取って、選手が気持ちよくプレーできるような働きができればと思ってプレーしています」と話すように、練習中も常に周りをよく見て、連携を意識した動きを見せていました。
同学年の波多野選手も「パスを出せばつないでくれて、体も張ってくれて、リーダーシップもとってくれるのでとても頼りになります」と話すように、岡崎選手のプレーは仲間からも信頼されています。
岡崎選手が憧れの選手として挙げるのが、FC東京で共にプレーした吉本一謙選手(現・清水エスパルス、小平市出身で小平市観光まちづくり大使)。
プレーはもちろん、サッカーに取り組む姿勢や、周りや年下の選手への声かけなど、人間性がとても魅力的な選手と話します。
そんな岡崎選手の背番号29は、かつて吉本選手がつけていた背番号です。
「吉本選手の活躍をすぐ近くで見ながらプレーしていた自分が引き継ぐことになったので、うまく自分の背番号にしていかないといけないと思っています。
将来、背番号を変えることがあれば、たくさん活躍して、29番を自分の印象にしてからにしたいなと思っています」
憧れの選手をさらに超える活躍を目指しています。
今後の目標として、J1で試合に出場し、チームの勝利に貢献することを掲げています。
「チームはまだリーグ優勝をしたことがないので優勝したいです。そのために試合に出て、優勝に貢献した一員として心から喜びあいたいです。試合に出るために、試合に向けて集中力を高めています。応援してくださるファン・サポーターにも、試合に出てプレーする姿を見せたいです」