トップ > 市報こだいら > 2020年 > 市報こだいら:2020年3月20日号 4面(抜粋記事)

市報こだいら:2020年3月20日号 4面(抜粋記事)

更新日: 2020年(令和2年)3月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

市報こだいら4面の記事を抜粋して掲載します。

伝統を次の世代へ

木曜日の夕方、青梅街道沿い花小金井武道館の近くからお囃子の音が聞こえてきます。
花小金井武道館の西隣には鈴木ばやし連中の練習場があり、太鼓や舞の練習をしています。

楽しむことで次の世代に残していく

練習場には、小学4年生から80歳まで幅広い層の人が集まり、鈴木ばやしを習っています。
習いたい人は、小学生以上であれば居住地などは問わず、誰でも参加できます。
孫と一緒に練習する人や、子どもが習っていて自分も参加するようになった親御さん、祭礼で見て憧れて始めた人など、さまざまな人が練習に励み、本番に向けて準備しています。
練習では、楽器や舞など自分がやりたいことに挑戦できます。
「みんなで楽しんで演奏して祭礼の舞台で披露してほしい」と話すのは、鈴木ばやし連中会長の石井寛治さん。
鈴木ばやしに関わって40年以上になります。
そして、鈴木ばやしへの思いとして「楽しむことが一番」と言います。
「面白いから演奏するのであって、演奏を楽しむと同時に、その技を将来にわたって残していってほしいですね」と笑顔で話しました。
鈴木ばやしは、江戸時代から口頭や練習で技が伝授されてきました。
現在、太鼓がうまく叩けなくても仲間と一緒にゆっくりとできるまで練習し、それができたときにお互い喜び笑う声が、練習場に響いていました。

鈴木ばやし連中会長 石井寛治さん

30歳のころに家族との付き合いがきっかけで鈴木ばやしを始めました。
現在、後輩たちに技を伝えながら現役で太鼓をたたいてお囃子を楽しんでいます。

お囃子全体のまとまりを大切に

お囃子は、個々の演奏ではなく、5人の音が合うことが大切です。
笛では、みんなが合わせて演奏しやすいように、全体を見て、音の強弱やペースなどに気を付けています。松澤当さん

憧れて始めた鈴木ばやし

4歳のころに見た鈴木ばやしがかっこよくて憧れて始めました。
見ている人がはっきりと動作がわかるように、かっこよく踊りたいです。島崎彰太郎さん

見る人が楽しい気分になるように

54歳から始めて約20年関わっています。
道化やたぬきの踊りでは、お客さんと握手したり、子どもたちが笑ってくれるよう、自分自身も楽しみながら踊っています。小畑正子さん

鈴木ばやしの練習

練習には、小学生やその保護者、社会人などさまざまな人が参加しています。
年齢に関係なく教え合いながら太鼓や舞を練習し、演奏する音が練習場の外まで響いていました。
鈴木ばやしを始めたい、体験したい方など興味のある方は見学できます。
詳しくは、お問い合わせください。

とき
木曜日 午後5時30分から
(注)大人の部は午後7時30分から。

ところ
花小金井武道館の西隣(花小金井8-26-18)

問合せ
鈴木ばやし連中・石井 電話042(463)6242

 

関連リンク

2020年3月20日号 5面

2020年3月20日号 目次

市報音声版「声のたより」

市報こだいら電子書籍(デジタルブック)

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

よりよいコンテンツ作成のための参考とさせていただきます

検索したい文言を入力してください

ページトップに戻る