平成18年度 第1回市民の会議・会議の要旨(2)
更新日:
2007年(平成19年)9月27日
作成部署:企画政策部 政策課
第2部会
小平市自治基本条例市民の会議第2部会 検討の記録
第1回 市民の会議
平成19年2月3日(土曜) 午後7時40分~8時45分
議題
検討テーマ
- どんな小平にしたいか。
- 条例に何を期待するか。
正副部会長の選出
- 3月までの部会は金曜・土曜の夜になる。
- 皆さんから推薦されている部会長、副部会長は、それぞれ金曜日の出席が難しく、土曜日はどちらかが出るのが困難な場合もある。プロジェクトの中心メンバーは出席しないと話の流れが十分把握できなくなると思うが。
- 毎回全て出席を考えると誰も困難なので、臨機応変にやるほかないと思う。
- どちらかが欠けても、みんなで議論を積み上げていくことは、努力し自覚して行うので、ご両人の負担は避けながらできると思う。
- 正副で金曜・土曜を分担されても良いと思う。
- 金曜・土曜それぞれ分担して進めるということで、全員了承し、部会長、副部会長を決定。
ワークショップ
1. どんな小平にしたいか
a. 調和の取れたまち
・調和の取れたまちづくり
(1)緑を残す、増やす
- 緑を守る。
- 緑を残す。
- 緑の多い住宅都市。緑を守るコミュニティづくり。
- 緑を多く創るまち。
(2)空が広く見通しの良いまち
- 小平も最近中高層マンションが増え、他のまちと同じになってきた。高い建物の少ない見通しの良いまちにする。
(3)まちづくりのルールづくり
- 建て替え等で、最近の住宅は敷地規模が小さくなり、密集住宅地に変わり始めている地区もある。緑を保全するためには、建築規制、土地取引規制等、独自のルールづくりが必要だ。
b. 安全・安心なまち
・ 安全で安心な住みよい小平をつくる。
・ 安心して歩けるまち。障害物の少ないまち。
c. ごみのない美しいまち
・ 美しいまち。ごみがない。
・ タバコの吸殻の見つからないまち。
d. 活気があり便利なまち
(1)若者がイキイキ
- 活気があって若い層がイキイキ暮らせるまち。
- 活気のあるまちづくり(朝市とか)。
- 活力のある小平。
(2)生活圏で暮らせるまち
- 歩いて(自転車で)生活できる、生活圏で暮らせるまち。
- 便利で住みよいまち。買い物に便利、いろいろな公共施設にアクセスがよいまち。
(3)広域行政サービス
- 欠落している広域行政。交通体系の確立、発想の転換。小平という狭い行政範囲の中だけで考えず、広域行政も視野に入れて考える。
(4)NPO、町内会の活躍
(5)コミュニティビジネスが活発
e. 音が奏でるまち
・ 音楽のあるまち。
・ 防音しなくても音楽が楽しめるまち。
f. 誇りのある小平
・ 誇りの持てる小平市(プライド)。
・ 小平のイメージカラーを持つ。
g. 世代交流や思いやりのあるまち
・ 助け合いのできる、思いやりのあるまち。
・ 世代を超えて対話ができる。
・ 三世代が交流するまち。
・ 仲良し、コミュニケーション、あいさつ。
・ あいさつが聞えるまち、ありがとうが聞えるまち。いただきますが聞えるまち。
h. 市政運営の改善
(1)判りやすい市政
- 透明性、行政や議会などを含めて何がやられているのか、市民にわかりやすい市政運営。
(2)参加しやすい市政
- 多くの市民が関心を持ち参加する。
- 多くの市民が自治に参加しやすい市政。
- 休日議会の開催。
- いばる人が見つからないまち。
- 誰もが云いたいことが自由に言える、強制されない自由。
(3)市民ニーズにスムーズに対応
- 市民のニーズにスムーズに対応するため、行政のスピード化。
(4)経営上手な市政
- やりくりのうまいまち。分権時代には自治体の経営次第では行政サービスに市町村間で差が出る。やりくり上手でないと行政サービスは低下する。
(5)子どもの権利をまもる
- 子どもの権利を守るまち(いじめなどのない)。
- 子ども(中高生)の声を聴く。
- 中高生が市政に参加参画できるまちづくり。
i. 人を育てる
・ あらゆることに問題意識が持てる人、子どもを育てる。
・ 新教育基本法ではない小平独自の教育システムの構築。コミュニティ行政と社会教育とが一体となっている自治体もある。
・ 図書館の充実。
・ 小平には特色のある大学が多くある。大学図書館との連携、大学などのオープン化を働きかける(学心の里)。
j.市民活動の活性化、連携・支援
・ 市民活動の活性化、連携・支援。
・ 協働の推進。
2. 自治基本条例に何を期待するか
a. つくり方、内容
(1)主体的につくる
- 誰のためにつくるのかを明確にする。今回の条例は、市長のマニフェストにあり、上から発議されたもの。市民が主体性を発揮してつくらないとだめだ。
- コンサルタントに頼らない、自ら考えてまとめる。今までの報告書や計画書づくりはつくって終わりが多い。つくって終わりにしない。
(2)使いやすく、実用的なもの
- 市民みんなにわかりやすく、使いやすい基本条例。
- 理念より実用価値のある条例。
- ニセコ町のまちづくり条例のような、一般市民にわかりやすい行政説明が、小平市のスタンダードになってほしい。
(3)ニセコを参考に
- 自治基本条例はニセコ町を参考にしたら。
- 地域づくりのコンセンサスづくりをもりこむ必要がある。市民の生活を支えるための基本的な約束事を決めたい(手法を決める)。
(4)PDCAを織込む
- 小平市行政がPDCAが明確に回るように強制力のある条件をつける。財政再建、都市計画・長期計画、補修費等。
b. 理念・目標
・ 地域の自治を目指して。
まずは「市民が主役」の理念。