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平成18年度 第3回市民の会議準備会・会議の要旨(2)

更新日: 2007年(平成19年)9月27日  作成部署:企画政策部 政策課

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第3グループの発表

1. 会議の開催について

 基本的には、テーマ毎の部会制を取る。会議開催時間については、具体的に何曜日とかは、部会に任せればいいということになりました。市民会議の全員が集まるときには、土曜なり日曜の週末に充てる。

2. 組織、体制について

 いま申し上げたとおり、テーマ毎の部会制を取る。その前にまず確認事項として、いまいるこの60人程度の準備会が本会議に衣替えするのではないと。第4グループと同じですが、あくまでも本会議を準備する場であって本会議を立ち上げるときには、新たにメンバーを公募する。また、本会議を10月に立ち上げるということにしばられるのではなく、準備会も十分時間を尽くしてやっていけばいいという意見でまとまりました。そして、準備会が終わったあと、本会議がスタートするときにパートナーシップ協定を結ぶ。

 代表、副代表を置く。会長という名称は好ましくないということです。準備会の時点で代表を決めるよりかは、ある程度準備会の時点では市の方にお願いして、いま現状やっているような形で位置付けていけばいいのではないかということです。

 実際に本会議が始まった場合は、代表、副代表を置き、また、これはお金の話も絡んでくるのですが、専従の事務局をおいたらどうかと。それで、代表、副代表、部会長、事務局長からなる運営会議というものが、本会議をまわしていくと言う形でやる。

 ただ、代表を決めるときとか、条例案の素案を決めるときといった全体で意思決定が必要なときは、全体会で決めましょうというような形です。

3. 代表の役割について

 本会議の運営に責任を持つ。具体的には全体会、運営会議の運営と最初の段階ではパートナーシップ協定を市長と調印するということ。

4. 会のメンバー構成について

 先ほども申しましたとおり、準備会で準備して、本会議のメンバーを公募する。準備会でも本会議でもそうでしょうけれども、いつでも加入、退会は自由だが野放図に自由ということではなく、なにかしら入るとき、やめるときは事務局に届け出る。

 年齢に制限をつけないことで子どものメンバー、中学生なり小学校高学年や高校生のメンバーがいてもいいのではないか。現実的に、例えば平日夜の部会に出られないとかそういうことであれば、子どもの意見を聞くような場を設けたらどうかということです。

5. 会議の進め方について

 具体的な会議のルールというほどではありませんが、進め方としては徹底的な議論を第1にする。自由な発言を認める。その場合にお互い意見を尊重しあうなり、フェアプレーの精神を大切にする。部会では多数決を極力避け、議論を尽くす。時間については、時間は厳守しましょうとか、もちろん仕事があって遅れるとかは構わないだろうと。全体会で代表を決定するときとか、条例案を決定するときとかは出席者の3分の2とか4分の3の特別多数決にしたらいいのではないか。

 第3グループでもファシリテーターについて話が出まして、そのファシリテーターという方が、どこかのコンサル会社とかと契約してお金を払ってきてもらう方であれば必要ないのではないかと。最初、部会ではいろいろうまくいかないかもしれませんが、そこは議論を徹底していくことで、会議の運営なりやり方を学んでいくというのがそもそもの市民会議ではないかという話をしました。ファシリテーターにお金を払うのであれば、そういったことよりも、最初の段階でコミュニケーションの専門家による意思決定の研修をグループワークでやるとかそういったことをやってくれるのはかまわないということでした。

6. 会議録について

 すべての資料なり議事録といったものは、印刷した形で事務局にいつも置いておく。もちろん今の時代ですから、メーリーングリストとかwebも使うんですが、使えない方もいらっしゃるでしょうから補完的に活用していこうというようなことを話しました。



第4グループの発表

1. 会議の開催について

 前回のグループ討議では、別途協議、全体会で決めた方がいいということだったんですけれども、もう少し具体的に話し合いました。

 開催日については、前回が金曜日で今回が土曜日の週末にと、少し違った方も参加できるような形での開催になりましたので、もう1回ぐらいこういう土日に設定して全体のバランス、出席の様子などを見ながら決めていったらよいということになりました。

 会議の回数などについても月2回ぐらい開催できたらよいのではないのかと、曜日については、ウイークデイの夜と土曜日、日曜日を入れながらやっていくということでどうだろうということになりました。

 時間についても、集中をして話し合いができるのは、1回は2時間程度が妥当なところという意見が出ました。

2. 組織、体制について

 部会についても、どうだろうということが出ました。テーマを分けて、その部会だけが担当することになって議論を重ねると、その部会なりのものができてしまい、なかなか他のところとのバランスが取れなくなるという事もある。また、同一テーマを60人全員で話し合うとまとまらないと思うので、いくつかのグループに分けて話し合ってそれを持ち寄るというような形を何回かして、皆で意識を共有していく。その中でやっぱりここの部分は分けた方がいいというものが出てきたら、フレキシブルに検討していったらどうかというまとめになりました。

3. 会のメンバーの構成について

 市からの最初の説明の中では、今回準備会のメンバーがこのまま本会議の方に移行するとありましたが、準備会はここで終わり本当の会議が始まるところで、もう一度市民公募をかけたらどうだろうかと。それも市民がつくる会であるので、市が公募するのではなく準備会の方からもう一度広く市民の皆さん参加しませんかというような声かけをしていったらどうですかといった意見でまとまりました。

 できるだけ広くいろいろな方のご意見をいただきたいというところでは、どんどん人がふえていっていいということでもなく、そこでスタートしたら取り敢えずそのメンバーでやっていき、会議の方は公開にし、傍聴ももちろん認める。

4. 会議の公開について

 こういった市民が皆で参加するという形なので、公開は当然でしょう。傍聴者の発言は、無制限に発言を認めていると本会議の進行がやはり妨げられるというか振り回されたりといったこともありうるので、一定のルールを決めて、最後の10分だけ発言を認めるとか、傍聴者の意見は書面とかメールでいただくといった形で、広く皆さんのご意見を集めるようにしていったらどうでしょうというようなことになりました。

5. 会議録について

 要録ということになりました。発言者の名前は特定して出さなくて一般的に市民なり会員なりメンバーなりという表記でいいとなりました。

6. 協定について

 協定についての市の案を拝見して、普通どこの市でも協定では、市民会議がつくった案を最大限尊重するという1項目が必ず入っているのが最近の常識ですが、これが今回の市の案に入っておらなかったので非常に不思議に思っておりました。冒頭で市役所の方から、市民会議のつくりあげたとおり条例にしますということでしたので、実質的には、半分ぐらいはそれでいいかなと思うんでけれども、それならそれできちっと協定の中でそういう文言を入れてもらわないと非常におかしい。口約束ということではおかしいと思うし、またその協定を他の市の人が見たときに、小平市民は何をしているだと言われるもとにもなると思います。一応それでいいんですけれども、それを必ず協定の文面に入れていってもらわなければおかしいのではないかということで、皆賛成をいたしました。もうひとつ、冒頭にそれに関連して、そのかわり市の方が市民会議にいわゆる意見やコメントをどんどんさせてもらうと、だからいわば市民会議の案ができる前に市の方がバイアスをかけるという感じのことを仰っているんですけれども、これについては、相当問題のあるところだと。立法技術的な部分については、市の方は責任もありますからどういう表現をするかということについては、いろいろ仰る可能性があると思います。理念、方向性、内容の実質などについて後では文句を言わないが、案ができる前に市民会議に入っていって文句をいうというやり方はかえっておかしくなるんじゃないかと思います。本意はわかりませんが、この辺は次回の準備会議で大いに議論をされるべきだと皆思っております。いずれについても、協定についてはその程度しか議論ができなかったので、次回の準備会議で、十分に煮詰ませる必要があると思います。

5. 第4回準備会について

 第4回目の準備会は、9月22日午後7時に開催と決定。

 協定まで話し合っていないグループもあるので、次回も引き続きグループによる協議を行い、協議終了後にグループごとに集約した意見を出し合って決めていくこととした。

 今日までの協議内容のまとめについては、1週間前を目処に資料を作成して、事前に送付。他市の協定についても参考のため資料を作成して配付することとした。

 また、準備会では会則と協定案を決定するのが目的だが、10月に市民の会議の立ち上げて条例案の検討を開始するという当初の予定にこだわらず、準備会での議論を十分に行って結論を出すこととした。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

政策課政策担当

電話:042-346-9503

FAX:042-346-9513

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