小平市第四次長期総合計画策定状況 ニュースレター第20号　テキスト版

小平市では現在、新たな「長期総合計画」の策定に取り組んでいます。策定状況や取組について、広く市民の皆様にお知らせするため、不定期でニュースレターを発行しています。「長期総合計画」については、後段をご参照ください。

小平市第四次長期総合計画基本構想が議決されました

　令和2年12月市議会定例会において、「小平市第四次長期総合計画基本構想」が原案のとおり可決されました。これにより、令和3年4月から12年間を計画期間とする第四次長期総合計画に基づいたまちづくりがスタートします。

小平市第四次長期総合計画とは

小平市自治基本条例により策定が義務付けられています。小平市第四次長期総合計画は、右の図のとおり「基本構想」と「中期実行プラン」の2層構造となります。「基本構想」は、小平市の進む方向性を示す羅針盤の役割を担います。行政だけではなく、市民、事業者、小平市に関わる人々皆で実現していきます。この基本構想や基本構想を補足する内容で構成する計画冊子は、3月下旬に完成する予定です。　「中期実行プラン」は、基本構想に基づき市が予算を配分して実施する主要事業や優先事業を示すものです。市長任期に合わせて4年ごとに作成します。第1期中期実行プランは、令和3年4月に行われる小平市長選挙後に作成し、市民の皆様にお知らせします。

なるほど！出前講座（デリバリーこだいら）

令和2年11月27日に福祉会館において、市民サークルメンバーの皆さんにお集まりいただき、「なるほど！出前講座（デリバリーこだいら）」を開催しました。担当から、小平市第四次長期総合計画の内容について説明したのちに、意見交換となりました。鉄道立体化や小川駅西口再開発事業などの都市基盤整備事業のほか、ご自身たちが実践されている生涯の学びについてなど、多岐にわたる内容について意見交換をさせていただきました。
また、コロナ禍において市民サークルの活動が制限される中、「私たちが目指している自立・自律が試されているとき。多様な発想で工夫を凝らしながら活動を継続している。」といったお話をお伺いしました。

市民モニター報告会

現在、122名の方に、小平市第四次長期総合計画策定に係る市民モニターとしてご登録いただいています。平成31年1月からこの間、ニュースレター発行や計画の内容に関するご意見の募集など、随時メールで情報をお届けさせていただきました。
この度の小平市第四次長期総合計画基本構想の議決を受け、令和3年2月3日の午後と夜間の2回に分けて、zoomによるオンライン報告会を開催しました。担当から、計画の内容をまとめたスライドを画面共有しながら説明したのち、参加していただいたモニターの皆さんから自由に発言していただきました。
「市民ワークショップにも参加したが、その際の多様な意見がまとめられた内容となっている。」、「配信されるニュースレターを読んで、着実に計画策定が進んでいると感じていた。」などの感想のほか、「災害時のためにも、地域とのつながりが大切とは感じているが、そのきっかけがない。」、「令和7年度までは人口が微増しその後緩やかに減少するとのことで、そこまで財政的に深刻ではないかもしれないが、布石を打っておかなければならない」といった意見をいただきました。参加者同士で、子育てやかかりつけ医に関する内容についても意見交換がありました。また、地域で子どもたちの通学時の見守り活動を実践されているというお話や、公民館主催の講座で出会った仲間と講座終了後も交流が続いているといったお話もありました。

 市民モニター

計画策定のための市民ワークショップを開催するにあたり、多様な方々にご参加いただくことを目的に、無作為抽出方式により2,000人の方にご案内を送付。市民ワークショップへの参加の可否及び市民モニターとしての登録の可否について返信をいただいた。