小平市役所
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麻しん(はしか)に注意しましょう。
現在、国内で麻しん患者の発生事例が複数確認されており、東京都内でも麻しん患者の発生報告がありました。麻しんは感染力が強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。
麻しんを疑う症状が現れた場合には、必ず事前に医療機関に連絡し、麻しんの疑いがあることを伝えてから受診するようにしましょう。
<麻しんとは>
(1)麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされ、高熱や発疹といった主たる症状のほか、脳炎やまれに肺炎等の重篤な合併症を引き起こす場合もあり注意が必要です。
(2)空気感染が主たる感染経路ですが、そのほかに感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。
(3)感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない人が、感染している人に接するとほぼ100パーセント感染します。
(4)典型的な症状は、約10から12日間の潜伏期間の後、38℃程度の発熱及びかぜ症状が2~4日続き、その後39℃以上の高熱とともに発疹が出現します。また、合併症として、肺炎、中耳炎等があり、重症化すると死亡する可能性があります。
<予防について>
(1)麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。
(2)予防接種法に基づく定期予防接種が計2回(1回目(第1期):1歳から2歳未満、2回目(第2期):小学校入学前の1年間)行われていますので、対象者の方でまだ接種が済んでいない場合は早めの接種を検討してください。
【関連サイト】
麻しんについて(厚生労働省)外部リンク
東京都感染症情報センター(麻しん)外部リンク
≪東京都問合せ先≫
・感染症対策全般に関すること
東京都保健医療局感染症対策部防疫課 03-5320-4088
・北多摩圏域の状況について
東京都多摩小平保健所保健対策課感染症対策担当 042-450-3111(代表)
・感染症患者の報告数(感染症発生動向)に関すること
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 03-3363-3213