小平市役所
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アスベストは自然界に存在する鉱物繊維です。アスベストの種類は下表のとおりです。
分類 | 石綿名 |
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蛇紋石系 | クリソタイル(白石綿) |
角閃石系 | クロシドライト(青石綿) アモサイト(茶石綿) アンソフィライト トレモライト アクチノライト |
アスベストは1970年から1990年にかけて大量に輸入され、その多くは建材として、建築物の壁材、屋根材、外装材、内装材に利用されています。その他として車のブレーキや電線の断熱材、また一般の家電製品にも使用されていましたが、現在市販のものには使用されていません。
アスベストとセメントを混合し、吹き付け施工したもの。耐火被覆用では、鉄骨造建築物のはりや柱に吹付けてあり、使用期間は昭和38年頃から50年初頭までです。
吸音・断熱用はビルの機械室やボイラー室、学校や工場の天井などにに使用されています。使用期間は昭和31年頃から50年初頭までです。
昭和50年に吹付けアスベストが禁止されてから、しばらくの間アスベストを混ぜた吹付けロックウールが使用されました。
用途や使用場所は吹付けアスベストと同様です。アスベストを混ぜて使用された期間は、昭和43年頃から55年頃までですが、一部の工法(湿式)では昭和63年頃まで使用されていました。
アスベスト保温材等には、保温材・耐火被覆板・断熱材があり、板状・筒状・ひも状・布団状など様々な形態の保温材があり、用途も配管やプラントの曲管部、バルブ等に使用されています。
耐火被覆板は吹付けアスベスト同様、鉄骨材の耐火性能を確保するために用いられています。
アスベスト成形板には、板状、波板状のものがあり、最も代表的なのが石綿スレートです。防火・耐水性に富み、建物の外壁や屋根(化粧を施したもの)など、広範囲で使用されています。
石綿スレートなどは、アスベストとセメント等を固化して造るため、通常状態での飛散の恐れはありませんが、建築物の解体や補修時に割らないように注意が必要です。アスベストについてのQ&Aを東京都環境局が作成しております。
アスベストQ&A(外部リンク)をご覧ください。