平成19年度 第20回市民の会議・会議の要旨(1)
更新日:
2008年(平成20年)2月14日
作成部署:企画政策部 政策課
日時
平成20年1月26日(土曜) 午後2時~5時20分
会場
健康センター視聴覚室
参加者数
27人(欠席者28人)
傍聴者:なし
配付資料
- 1月19日市民の会議全体会議事要旨
- 1月22日運営委員会議事要旨
- 前文(案)
- 自治運営の基本原則項目案
- 「地域コミュニティ」についての論点
会議結果の概要
1.今後の進め方について
(1)運営委員会報告
(1月22日運営委員会議事要旨の説明を行なった。以下、概要)
- 全項目に渡る「第2次骨子案」を冊子等の形でまとめることはしない。
- 全体会で、項目ごとに「どのように骨子案を修正するか、しないか」の結論が出されたものから、起草グループが条文化を行う。
- あるいは、条文化してから議論したほうが合理的なものについては、起草グループが複数の条文案を提案した上で、全体会で結論を出すこととする。
- 全体に渡って、市との調整がなされ、条文化がされたものを「条例素案」とする。
- 4月か5月を目途に、「条例素案」を作成し、市長提出の前に、第2次市民PIとして「発表会」を実施する。
- 「発表会」では、条例素案に対して説明し、市民から意見をもらうことを目的とする。
- 「4月~5月を目途に」とあるが、3月末の市長提出を諦めたわけではない。ただ、市とのすり合わせ等を含めると間に合わないのではないかという心配がある。とはいえ、無期限で伸ばすのはよくない。遅くとも5月中旬までには市長に提出したいという主旨である。
【議論の対象となる案の確認が必要】
- 市は、「骨子案」に対して意見を出しており、そのつど、どの案を土台にそれぞれが意見を言っているのか、明確にする必要がある。
【会議回数と効率的な進め方について】
- 運営委員会によるたたき台の承認と追加の質疑を次の全体会で行なう、などいろいろなやり方がある。
- 具体的な進め方は、起草グループによる進行表を元に運営委員会で議論する。
(2)「地域コミュニティ」についての学習会の提案
- 前回の全体会にて、市から「地域コミュニティ」について、『地域型なのかテーマ型も含むのか』といった論点が出された。これは、骨子案で意図した論点とはまったく違うものである。
- 骨子案としては、地域型もテーマ型も含めて考えている。また、市民の自由な活動については「参加」や「協働」の領域であり別のものである。それに対して、「地域コミュニティ」は、市民自治の主体として位置づけることを考えている。
- 「地域コミュニティ」をどう位置づけるかについて議論するにあたって、地域自治の他の事例とそこでの課題を学習する必要があると考えた。
- 中野区の「住区協議会」を担当していた元職員に都内の事例、中野区の住区協議会、関連する国の動きなどをレクチャー頂けることになった。
- 市民の会議として学習会を行なうのであれば、謝礼などの経費は市から出せる。
【開催概要】
- 2月2日(土)午後3時~5時程度、だれでも参加自由として実施する。
(3)前文(案)中間報告
- 前回出された意見をもとに、表現の適切化を図った案を中間報告として提案された。
- 次回2月9日の全体会では、解説文も含めて最終案を提案する予定。
2.「基本原則(または理念)」規定についての検討
【論点】
- どのような項目が考えられるか
- 前文や各条項との関係性の整理
- 項目ごとの主旨、キーワードなど
【まとめ】
<自治の基本理念>
- 平等な社会
- 人権の尊重
- 市民の信託による市政(もっとも身近な地方政府)
- 市民自治(または、市民主体のまちづくり)
<自治(または市政)運営の基本原則>
- 男女共同参画
- 参加(市行政の義務として)
- 協働
- 情報共有
- 項目が列挙されるだけでは条文化できないので、それぞれどのような主旨なのか、具体化する必要がある。
【今後の進め方】
- 「項目ごとにどのような主旨のことをそれぞれ盛り込むべきか」、メンバーから意見を募る。
- 2月4日(月)までに事務局まで提出のこと。
- 集まった意見をもとに運営委員会で検討する。
3.行政との意見交換
- 「#37危機管理」について
- 「#39法務」について
- 「#36行政評価」について
- 「#40財政」について
- 「#41自治推進委員会」について
-
意見調整の進め方について
議事録
今日の進め方(全体会)
- 今後の進め方について(80分)
(1)運営委員会報告
(2)「地域コミュニティ」についての学習会の提案
(3)前文(案)中間報告 - 「基本原則(または理念)」規定についての検討(90分)
- 行政との意見交換(30分)
1.今後の進め方について
(1)運営委員会報告
○代表
(1月22日運営委員会議事要旨の説明を行なった。以下、概要)
- 全項目に渡る「第2次骨子案」を冊子等の形でまとめることはしない。
- 全体会で、項目ごとに「どのように骨子案を修正するか、しないか」の結論が出されたものから、起草グループが条文化を行う。
- あるいは、条文化してから議論したほうが合理的なものについては、起草グループが複数の条文案を提案した上で、全体会で結論を出すこととする。
- 全体に渡って、市との調整がなされ、条文化がされたものを「条例素案」とする。
- 4月か5月を目途に、「条例素案」を作成し、市長提出の前に、第2次市民PIとして「発表会」を実施する。
- 「発表会」では、条例素案に対して説明し、市民から意見をもらうことを目的とする。
- 「4月~5月を目途に」とあるが、3月末の市長提出を諦めたわけではない。ただ、市とのすり合わせ等を含めると間に合わないのではないかという心配がある。とはいえ、無期限で伸ばすのはよくない。遅くとも5月中旬までには市長に提出したいという主旨である。
○起草グループ
- 起草グループから条文化の進行表を提案する予定になっていたが、1月23日に予定していた会議が雪のため開催できなかった。1月30日(水)午後1時30分~に延期になった。
- 条例の骨子について全体会で結論が出たものは、条文案の形で議論したほうがわかりやすく、間違いがない。
- 起草グループでは、各メンバーに部分ごと分担して「条文案のたたき台」を作成しており、グループとして再検討し結論を出した上で全体会に提案したい。予定としては、市民の権利・義務関連、参加、協働の辺りから条文案を提案する。
- ただし、立法技術的に完璧にはつめ切れていないまま提案することがあるかと考えているのでご了承願いたい。
- 「基本原則(または理念)」及び「コミュニティ」については、全体会の結論を待っている状態である。他の部分はこれまでに出された意見を元に条文案たたき台を提案する。
【議論の対象となる案の確認が必要】
○メンバー
- 市は、「骨子案」に対して意見を出しており、そのつど、どの案を土台にそれぞれが意見を言っているのか、明確にする必要がある。
○代表
- 市も、条文化されたものでないと具体的な意見が述べられないものもあると言っている。必ずしも「骨子案」に対してではなく、全体会の議論で修正され、条文化されたものがあれば、それを対象に議論することになる。
- いずれにしても何を対象に議論するのかを確認しながら進めたい。
○起草グループメンバー
- 骨子案について全体会で再議論し、部分的に修正されたものはその修正を踏まえて条文化している。市との調整だけでなく、全体会と起草グループとの調整も必要になる。
○代表
- ひとつのテーマにもいろいろな論点があるが、まとめの段階であるので、あちこち飛ばずに、章ごとにひとつずつ結論を出すようにして進めたい。
【会議回数と効率的な進め方について】
○メンバー
- 今は最後の追い込みの時期だ。全体会は月2回で足りるのか?回数を増やせないか?
○代表
- 全体会の間に運営委員会を設けていて、それを含めると月4回になる。全体会を増やすのは意思決定の機会が増えるメリットがあるが、特に運営委員は負担が大きくなる。
- 運営委員会で、論点整理とたたき台の作成ができれば、この回数で足りるのではないか。
○メンバー
- 運営委員会で議論したことを、また最初から全体会で議論するのは時間のロスだと感じる。運営委員会によるたたき台の承認と追加の質疑を次の全体会で行なう、などいろいろなやり方があると思う。
○代表
- いつまでに何を行なうのかによって変わってくる。『4月か5月を目途に、「条例素案」を作成し、市長提出の前に、第2次市民PIとして「発表会」を実施する』ことは確認できたのか?
(了承された)
○代表
- では、具体的な進め方は、起草グループによる進行表を元に運営委員会で議論する。