小平市役所
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代表 042-341-1211
花や樹木などの育て方などのQ&Aをまとめてみました。
市では、市民の皆さまが緑に関する疑問や興味をお持ちになったことを相談できるように、毎年5月に開催している緑のイベント「こだいらグリーンフェスティバル」でみどりの相談員による「みどりの相談所」を設置しています。
(注)令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う「こだいらグリーンフェスティバル」中止により、みどりの相談所も中止いたしました。なお、令和3年度はメールや文書などによる非対面での相談を実施いたしました。
ここでは「みどりの相談所」で相談があった内容の一部をQ&Aにまとめてみましたのでご覧ください。
ニセアカシアは、5月から6月に白い小さな花を咲かせる落葉高木です。どの枝にもよく日が当たるような剪定が大切です。花芽が冬にできることから、冬以降に強剪定すると翌年に花が咲きにくくなるので花が咲き終わってから夏までには剪定しましょう。特に街路樹では、成長が早いため樹高や樹冠を制限したり、古木や樹勢の弱った樹木は強剪定若しくは伐採も必要です。
アジサイ(日本原産)は、今年でた枝には咲きません。2年目の枝で開花します。ですから冬に根元で全て刈り込んだ株には新しい芽が大きく成長しても咲きません。しかし、アナベルなど洋種のアジサイは当年度枝に咲くものもあります。剪定は、花が咲き、装飾花がしぼんで反転し始めたら、最低3枚以上の葉を残した節で、わき芽を残して剪定しましょう。花を切除したら化成肥料を施します。花を早めに切って9月までの間に翌年伸びる芽を充実させることがポイントです。
簡単に刈込みができる成長が遅い木は、イヌマキ、ウメバガシ、サザンカ、ドウダンツツジ等です。逆に成長が早く生垣の形が楽しめる木は、カナメモチ、ツツジ、トキワマンサク等です。ドウダンツツジ以外は常緑低木です。樹木の性質を知って、形、花、新芽や紅葉等を楽しみながら生垣づくりにチャレンジしましょう。市では生垣づくりの助成を行っています。詳しくは水と緑と公園課までお問い合わせください。
枝の途中で切らずに枝の根付で、えりを少し残して切る必要があります。太い枝は、できれば切らないようにしますが切らなければならない場合は、切り口に殺菌剤を塗り保護する必要があります。また、混み枝(ふところ枝)は枯れやすいので当初から剪定しておきましょう。剪定すると、幹や枝の途中から胴吹き枝が出ることもありますが、様子を見ながら切除するか更新する枝に活用するか観察していきましょう。
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