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アスベストについて教えて

更新日: 2022年(令和4年)6月29日  作成部署:環境部 環境政策課

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アスベストとは何か、どんな所に使われているのかという疑問に回答します。

アスベストの種類

 アスベストは自然界に存在する鉱物繊維です。アスベストの種類は下表のとおりです。

アスベストの種類
分類石綿名
蛇紋石系クリソタイル(白石綿)

角閃石系クロシドライト(青石綿)
アモサイト(茶石綿)
アンソフィライト
トレモライト
アクチノライト



 

アスベストの使用状況

 アスベストは1970年から1990年にかけて大量に輸入され、その多くは建材として、建築物の壁材、屋根材、外装材、内装材に利用されています。その他として車のブレーキや電線の断熱材、また一般の家電製品にも使用されていましたが、現在市販のものには使用されていません。

 

アスベストの使用形態

1. 吹付けアスベスト

 アスベストとセメントを混合し、吹き付け施工したもの。耐火被覆用では、鉄骨造建築物のはりや柱に吹付けてあり、使用期間は昭和38年頃から50年初頭までです。

 吸音・断熱用はビルの機械室やボイラー室、学校や工場の天井などにに使用されています。使用期間は昭和31年頃から50年初頭までです。

 

2. 吹き付けロックウール

 昭和50年に吹付けアスベストが禁止されてから、しばらくの間アスベストを混ぜた吹付けロックウールが使用されました。

 用途や使用場所は吹付けアスベストと同様です。アスベストを混ぜて使用された期間は、昭和43年頃から55年頃までですが、一部の工法(湿式)では昭和63年頃まで使用されていました。

 

3. アスベスト保温材等

 アスベスト保温材等には、保温材・耐火被覆板・断熱材があり、板状・筒状・ひも状・布団状など様々な形態の保温材があり、用途も配管やプラントの曲管部、バルブ等に使用されています。

 耐火被覆板は吹付けアスベスト同様、鉄骨材の耐火性能を確保するために用いられています。

 

4. アスベスト成形板

 アスベスト成形板には、板状、波板状のものがあり、最も代表的なのが石綿スレートです。防火・耐水性に富み、建物の外壁や屋根(化粧を施したもの)など、広範囲で使用されています。

 石綿スレートなどは、アスベストとセメント等を固化して造るため、通常状態での飛散の恐れはありませんが、建築物の解体や補修時に割らないように注意が必要です。

 

もっと詳しくアスベストについて知りたい

 アスベストについてのQ&Aを東京都環境局が作成しております。

 アスベストQ&A(外部リンク)をご覧ください。

 

アスベスト関係工事に関すること

 建築物等の解体・改修に係るアスベスト除去工事についての届出は建築物等の解体等工事に係るアスベスト規制をご覧ください。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所4階

環境政策課環境対策担当

電話:042-346-9536

FAX:042-346-9643

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