平櫛田中彫刻美術館 展覧会
更新日:
2024年(令和6年)5月24日
作成部署:地域振興部 文化スポーツ課
小平市平櫛田中彫刻美術館では季節にあわせた年4回の企画展と、2年に一度特別展を開催しています。
平櫛田中彫刻美術館 展覧会
平櫛田中彫刻美術館では、年に4つの「企画展」を開催しています。
また、2年に一度、全国から作品をあつめて企画する「特別展」を開催しています。
特別企画展「平櫛田中邸の記憶 第一章 玉川上水に魅せられて」
令和6年度に耐震補強・改修工事を実施する平櫛田中邸(記念館)をテーマにした特別企画展を全4回にわたって行います。第一章では、「小平」と「記念館」に焦点を当てます。
平櫛田中は、関東大震災が起こる前年の1922年(大正11)に台東区(当時は下谷区)に住居を建て、以後50年近く家族と暮らしました。小平の土地は戦前に妻の花代と訪れた際、緑ゆたかな玉川上水の景観を気に入り購入していました。土地の購入から時を経て、96歳となった1968年(昭和43)に療養中の娘のために家屋を建て、1970年に転居しました。以後10年間、田中は家族とともに小平で暮らし、1979年に自作の《薬師如来》が見守る部屋で息を引き取りました。
本展では、小平での暮らしが田中の制作や思考にどのような意味をもたらしたのか考えながら、晩年の生活の舞台となった邸宅の設計者である大江宏とのかかわりと、その仕事を紹介します。
【会期】令和6年5月23日(木曜)~9月8日(日曜) 期間中、一部の作品の展示替えをします。 火曜日休館
【時間】午前10時~午後4時 なるべく午後3時30分までに入館してください。
【入館料】一般…300円(220円)、小・中学生…150円(110円)( )内は団体20人以上
9月9日(月曜)~11日(水曜)は展示替えのため休館します。
次回の展覧会 「平櫛田中邸の記憶 第二章 憩いと交流の場に」 令和6年9月12日(木曜)~11月24日(日曜) 注)会期は変更となる場合があります。
年間スケジュール
音声ガイド
彫刻家・平櫛田中についてわかりやすく紹介する音声ガイドです。(有料)
美術館受付にて貸し出しをしております。
音声ガイドのコンテンツは、彫刻家・平櫛田中の紹介、展示中の主な彫刻作品の解説のほか、平櫛田中の旧宅(記念館)を紹介しています。
美術館をより深く楽しみたい方におすすめです。
ガイド機はボタン操作のみで、どなたでも簡単にお使いいただけます。
ご来館の際には是非ご利用ください。
- 貸出料金 200円
- 所要時間 約30分
- 貸出時間 午前10時から午後4時(受付は午後3時30分まで)
- 対応言語 日本語、英語
過去の特別展
- 2022年(令和4) 小平市制施行60周年事業 特別展「生誕150年 平櫛田中展」
- 2018年(平成30) 明治150年記念特別展「彫刻コトハジメ」
- 2016年(平成28) ロダン没後100年「ロダンと近代日本彫刻」
- 2014年(平成26) 開館30周年特別展「ジャパニーズ・ヴィーナス~彫刻家・藤井浩祐の世界」
- 2012年(平成24) 小平市制施行50周年・平櫛田中生誕140年記念「平櫛田中展」
- 2010年(平成22) 「岡倉天心と日本彫刻会‐日本木彫の「伝統」と「革新」‐」
- 2009年(平成21) 「平櫛田中 次世代に遺した珠玉の彫刻」
- 2008年(平成20) 「仏像インスピレーション-仏像に魅せられた彫刻家たち-」
- 2006年(平成18) 「甦る近代彫刻の鬼才 佐藤朝山展」
- 2004年(平成16) 小平市平櫛田中館開館20周年記念特別展「平櫛田中のすべて」
- 2002年(平成14) 「中原悌二郎素描展 描かれた未完の彫刻」
- 2001年(平成13) 「ブロンズ彫刻のつくり方を学ぼう」
- 2000年(平成12) 「平櫛田中の肖像彫刻」
- 1999年(平成11) 「石井鶴三展」
- 1998年(平成10) 「平櫛田中の書」
- 1997年(平成9) 「辻晉堂と平櫛田中」
- 1996年(平成8) 「大内青圃と平櫛田中」
- 1995年(平成7) 「橋本平八と平櫛田中」