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帯状疱疹任意予防接種費用の一部助成【継続】

更新日: 2024年(令和6年)4月1日  作成部署:健康福祉部 健康推進課

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令和5年8月1日接種分より実施している帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成について令和6年4月以降も継続します。

現在、帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に基づかない任意予防接種であり、ご本人の希望により接種を受けるものです。
接種を受けるかどうかは接種対象者の希望と医師の判断となりますので、その効果や副反応など十分に理解したうえで、接種の判断をしてください。

(注)助成金額や接種方法等は基本的に令和5年度と変更ありません。

接種費用の一部助成について

 

対象者

市内在住で、接種日時点で50歳以上の方
(注)費用助成は1回限りです。令和5年度に費用助成を受けられた方は対象外です。

実施期間

令和7年3月31日(月曜)まで

接種場所

小平市指定医療機関

助成金額

乾燥弱毒生水痘ワクチン
(ビケン)
4,000円(税込):1回接種
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
1回ごとに10,000円(税込):2回接種

(注) 助成は、いずれか一方のワクチンに限ることとし、ビケンは1回(4,000円(税込))、シングリックスは2回(1回あたり10,000円(税込))です。
(注) 生活保護受給者等への助成金の上乗せはありません。 

助成を受けるには

・小平市指定医療機関に小平市専用の予診票を用意しています。
 (個別に予診票の送付は行っておりません。)

・必ず、事前に各医療機関に問合せのうえ、来院をお願いします。
 (連絡をする際は、小平市の費用助成を希望している旨を伝えてください。)

・来院時は年齢と小平市民であることを確認しますので、公的な書類(マイナンバーカード、運転免許証及び健康保険証等)を窓口でご提示ください。その後、予診票を受取り、記入してください。

・各医療機関での支払いは接種金額から、市の助成額を差し引いた額が請求されますので、その額をお支払いください。

小平市指定医療機関

小平市指定医療機関は以下のとおりです。

帯状疱疹任意予防接種指定医療機関一覧表(令和6年4月1日時点)(PDF 93.2KB)

小平市指定医療機関以外で予防接種を受けた場合

やむを得ない事情により、小平市指定医療機関以外の医療機関で接種した方は、接種した医療機関に全額自費で接種費用を支払ってから、償還払い(払戻し)の申請をしていただき、金融機関への口座振込の方法で、助成を受けることができます。

償還払いの申請方法

次の必要書類などをご用意のうえ、送付先までご郵送いただくか、窓口へご提出ください。申請期限は、接種日から1年以内です。

・申請書及び請求書
 所定の様式はこちらのページ下部からダウンロードができます。
 (郵送をご希望の方は、健康推進課予防担当042-346-3700までお電話ください。)
 記入方法は、記入例を参考にしてください。

・接種費用の支払いを確認できる書類
 (接種した医療機関等が発行した領収書の原本及び明細書、支払い証明書など)

・接種時に使用した予診票(本人控)の写し

注意事項

(1) 領収書は原則として原本をご提出ください。(提出していただいた領収書は返却します。)
(2) 領収書には、接種を受けた人の氏名、接種ワクチン名、支払額(ワクチン単価)、発行年月日、医療機関の住所、名称、領収印が確認できることが必要です。
(3) 原則として、接種を受けたご本人以外の口座へのお振込みはできません。
 申請から指定の口座に助成金が振り込まれるまでには、1~2か月程度かかります。

 <送付先>
〒187-0043 小平市学園東町1-19-12(健康センター)
 健康推進課 予防接種担当 宛

〈申請書及び請求書の様式〉

小平市任意予防接種費用助成金交付申請書(PDF 70.8KB)

小平市任意予防接種費用助成金交付申請書(記入例)(PDF 255.9KB)

小平市任意予防接種費用助成金請求書兼口座振替依頼書(PDF 58.8KB)

小平市任意予防接種費用助成金請求書兼口座振替依頼書 (記入例)(PDF 440KB)

予防接種を受けることができない方

(1) 発熱(通常37.5℃以上)していることが明らかな方
(2) 重篤な急性疾患に罹患していることが明らかな方
(3) 当該ワクチンの成分によってアナフィラキシーを呈したことが明らかな方
(4) 妊娠していることが明らかな方(乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)のみ)
(5) 免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている方
 (乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)のみ)
(6) その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

予防接種を受ける前に医師への相談が必要な方

(1) 心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患のある方
(2) 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた方
(3) このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こすおそれのある方
(4) 過去にけいれんを起こしたことのある方
(5) 過去に免疫不全と診断された方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
(6) 血小板が少ない方や出血しやすい方
(7) 妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方

接種後の副反応等について

(1) 接種後30分程度は急な副反応が起こることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしてください。
(2) 接種後4週間は、副反応の出現に注意してください。
(3) 接種部位は清潔に保ってください。入浴は差し支えありませんが注射した部位はこすらないでください。
(4) 接種当日の激しい運動や大量の飲酒は避けてください。
(5) 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
(6) 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)を接種された方は、接種後2カ月程度は妊娠しないように注意してください。 

任意予防接種における健康被害の救済措置について

帯状疱疹ワクチンはあくまで任意接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万が一、被接種者に健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する救済制度を受けられる場合があります。

 医薬品副作用被害救済制度について(医薬品医療機器総合機構ホームページ)(外部リンク)

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。帯状疱疹から帯状疱疹後神経痛に移行した場合、慢性的な痛みが長く続く場合があります。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の2種類があり、接種方法や回数等に違いがあります。 

ワクチン名乾燥弱毒生水痘ワクチン
(ビケン)
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
ワクチンの種類生ワクチン不活化ワクチン
接種方法皮下注射筋肉内注射
接種回数

1回

2回
(1回目接種後2か月から6か月の間隔をあけて2回目接種を行う。)
効果
(60歳以上)
帯状疱疹発症が51.3%減少
帯状疱疹後神経痛発症が66.5%減少
疾病負荷が61.1%減少
(50歳~59歳)
帯状疱疹発症阻止効果69.8%
〈注1〉

50歳以上の有効性:97.2%
(内訳)
50~59歳 96.6%
60~69歳 97.4%
70歳以上 97.9%
<ZOSTER-006試験>

70歳以上の有効性:89.8%
(内訳)
70~79歳 90.0%
80歳以上 89.1%
<ZOSTER-022試験>
〈注2〉 
持続性


(接種後 4~7年間)
発症が39.6%減少
PHN発症が60.1%減少
疾病負荷が50.1%減少

(接種後 7~11年間)
発症が21.1%減少
PHN発症が35.4%減少
疾病負荷が37.3%減少

(60歳以上帯状疱疹発症阻止効果)
接種後1年以内…68.7%
接種8年目…4.2%
〈注1〉


全観察期間(接種後9.6年間平均)における長期帯状疱疹予防効果:89.0%
<ZOSTER-049試験>
〈注3〉
副反応
副反応発現割合50.6%
(内訳)
発赤44.0%、そう痒感27.4%、
熱感18.5%、膨張17.0%、
疼痛14.7%、硬結13.5%、
倦怠感・発疹1~5%未満、
紅斑・そう痒・関節痛・筋骨格痛・動悸・疼痛1%未満、
小脳性運動失調 頻度不明
〈注4〉

局所(注射部位)副反応発現率81.5%
(うち、疼痛 79.1%、発赤38.0%、腫脹 26.3%)

全身性副反応発現頻度58.2%
(うち、筋肉痛41.4%、疲労40.1%、頭痛 33.9%)
〈注5〉
助成がない場合の接種費用
(注)医療機関によって異なります。
8,000~10,000円程度1回あたり20,000~25,000円程度

〈注1〉国立感染症研究所帯状疱疹ワクチンファクトシート平成29(2019)年2月10日より
〈注2〉第8回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会より
〈注3〉ワクチン製造メーカーホームページより
〈注4〉乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」添付文書(2020年10月改訂第3版)より
〈注5〉シングリックス筋注用添付文書(2020年10月改訂第1版)より

添付文書:乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)(PDF 809.9KB)

添付文書:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)(PDF 544.3KB)

≪新型コロナワクチン等、他の予防接種を受ける場合の間隔について≫
新型コロナワクチンを接種する場合、前後2週間は他のワクチンを接種することができません。帯状疱疹の予防接種を希望される方で、新型コロナワクチンの接種を考えている場合は、必ず2週間以上の間隔をあけてください。他の予防接種については、接種を予定するワクチンによって異なりますので、医師にご相談ください。

外部リンク

帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて(東京都保健医療局)(外部リンク)

帯状疱疹(東京都健康安全研究センターHP)(外部リンク)

水痘・帯状疱疹の動向とワクチン(IASR、国立感染症研究所HP)(外部リンク)

 

お問合せ先

〒187-0043 
小平市学園東町1-19-12 健康センター1階

健康推進課予防接種担当

電話:042-346-3700

FAX:042-346-3705

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