災害時におけるアスベストの飛散防止対策について
更新日: 2025年(令和7年)2月28日 作成部署:環境部 環境政策課
地震などの災害時には建築物等の倒壊・損壊により、アスベストを含む建材が外部に露出することでアスベストが飛散するおそれがあり、飛散したアスベストを吸い込むことで健康被害を生じるおそれがあるため、ばく露を防止し、身を守る必要があります。
災害時には倒壊・損壊した建築物等からアスベストが飛散するおそれがあります
住民・ボランティアの方へ
倒壊、損壊した建物やそれらの解体現場には、むやみに近づかないようにしましょう。
やむを得ず倒壊、損壊した建物等の付近で災害応急・復旧作業を行う時は、防じんマスクを正しく着用しましょう。(参考: 正しくマスクを装着しましょう(環境省)(PDF 326.9KB))
倒壊・損壊した建築物等の周囲で作業が必要な場合は、以下を遵守してください
・防じんマスク(粒子捕集効率95%以上)を着用すること(N95規格、DS2規格等)
・成形板(スレート材等の建材)を片付け、処分する際には、散水等により湿潤化すること
・ハンマーでの破砕やカッターでの切断など、粉じんを発生させる作業を行わない
あわせて、アスベストの注意喚起チラシ(住民・ボランティア向け)(PDF 599.8KB)を御確認ください。
建築物等所有者・管理者の方へ
建築物等の損壊箇所等からアスベスト飛散のおそれがある場合、建築物等の所有者又は管理者は、アスベストの飛散・ばく露防止の応急措置を行ってください。
建築物等の周囲をロープ等で立入禁止にして速やかにばく露防止措置を講じるとともに、建築物等の養生や散水・薬液散布により飛散防止措置に御協力をお願いいたします。
国及び東京都の災害マニュアルについて
平常時、災害発生時、復旧・復興時の各段階における国及び東京都のアスベストの飛散防止対策を取りまとめたマニュアルです。
【環境省】災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(第3版)(令和5年4月)(PDF 9.6MB)
【東京都環境局】災害時におけるアスベストの飛散防止マニュアル(令和4年3月)(PDF 4.9MB)
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Reader(無料)が必要です。
Adobe社のサイトからダウンロードできます。(新規ウィンドウが開きます)