市報こだいら:2018年8月20日号 2面(抜粋記事)
更新日: 2018年(平成30年)8月20日 作成部署:企画政策部 秘書広報課
市報こだいら2面の記事を抜粋して掲載します。
2020年へ向けて小平からできること
2年後の東京2020オリンピック・パラリンピックをより身近に感じられるよう、私たちにできることや小平からできることについて、小平在住で、1976年開催のモントリオールオリンピックバレーボール女子金メダリストの吉田昌子さんに伺いました。
金メダリストとして自治会長として
大分県出身の吉田昌子さんは、オリンピック出場を目指して上京。小平の日立バレーボール部に入部しました。
現役引退後も大林素子さんらを指導するなど、小平で暮らすようになって40年近くになります。
「金メダリストの自分だからこそできることをやろうと、依頼があれば足を運んで、スポーツの楽しさを伝えています」
平櫛田中彫刻美術館のメダルの展示会や、市内の小・中学校で講演会に登壇するなど、精力的に活動しています。
「講演会ではいつも金メダルを直接触ってもらっています。子どもたちは金メダルを見ると目の輝きが変わります。本物に触れることで一人でも多くの人に、オリンピック・パラリンピックを身近に感じてもらえたらと思っています」
最近では、パラリンピックの競技を知ってもらおうと、地域の祭りでボッチャを紹介するなど、自治会長としても旗ふり役を担っています。
「講演会や活動を通じて、東京2020オリンピック・パラリンピックへ向けて自分も何かやりたい、関わりたいと思っている人が多いと感じました。自治会のパラリンピック競技の催しは、オリンピック・パラリンピックを身近に感じてもらうために、あおぞら福祉センターにご協力をいただいて始めたものです。同じ自治会の役員が、東京都の補助金を活用できると調べてきてくれたり、それぞれができることで自主的に関わっています。他の自治会や自主活動グループの会合でも、オリンピック・パラリンピックへ向けて自分にできることって何かあるかなあと話題にするのもいいと思いますよ」
応援する気持ちが大きな力に
今後、市民の皆さんがそれぞれにできることのために、一歩前に踏み出すための応援ができたらと吉田さんは話しています。
「選手にとって、応援の声や気持ちはとても力になります。ましてや自国開催ですし、もっと機運を盛り上げていきたいですね。そのためにもふだんからオリンピック・パラリンピックのことを話題にしたり、身近なところに五輪の旗を立てたり、今からできることはたくさんあると思います。8月26日の小平青年会議所が主催する「聖花でリレー」も、市民が自分でできることをやろうと発案した企画ですし、協力したいと思っています。ぜひ沿道に出かけていただき、ランナーを応援することで、オリンピック・パラリンピックを身近に感じて、自分でできることを考えるきっかけにしていただけたらと思っています」
東京2020応援プログラム 市民ランナーと小平ゆかりのゲストランナーが青梅街道を聖花でリレー・トークショー
市民ランナーと小平ゆかりのゲストランナーが一緒に、花で作ったたいまつを持って青梅街道を走ります。
ランナーをみんなで応援して、2年後に開催される東京2020オリンピック・パラリンピックを小平から盛り上げましょう。
日程
8月26日(日曜)
- オープニングセレモニー 午前11時30分から 小平神明宮(小川町1-2573)
- 聖花ランナースタート 午後0時15分 (ゴールは午後1時40分を予定)小平神明宮スタート・熊野宮ゴール
(注) ランナーは信号やバス停を避けて交代しますので、実際に交代する場所は異なる場合があります。 - トークショー・市民プレゼンテーション 午後1時40分から 熊野宮(仲町361)
(注) 荒天時は、西武信用金庫小平支店(学園東町1−4−29)で開催。
主催
小平青年会議所
後援
こだいら観光まちづくり協会、小平市教育委員会、小平市
問合せ
小平青年会議所電話042(343)4855
- スタート 小平神明宮 大林素子さん バレーボール女子元日本代表
- 古本市場前 菊谷崇さん 2019年ラグビーワールドカップアンバサダー
- 土方商店前 吉田昌子さん バレーボール女子五輪金メダリスト 川𥔎瑞恵さん デフリンピック2017卓球女子銅メダリスト
- 新小平駅前 田邊徳雄さん 株式会社西武ライオンズ球団本部チームアドバイザー兼調査担当
- JA東京むさし小平ファーマーズ・マーケット前 久保英恵さん アイスホッケー女子日本代表
- なかまちテラス前 石川直宏さん サッカー元日本代表FC東京クラブコミュニケーター
ゴール 熊野宮
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