市報こだいら：2021年3月5日号 11面（抜粋記事）

市報こだいら11面の記事を抜粋して掲載します。

つながり、共に創るまち　こだいら

長期総合計画は、長期にわたり市の経営の根幹となるもので、まちづくりの総合的な計画として、市の計画の最上位に位置づけられています。
1971年度からの第一次長期総合計画に始まり、これまで三次にわたる長期総合計画に沿ったまちづくりを進めてきました。
第四次長期総合計画は、小平を取り巻く社会状況の変化や小平が持つ歴史や自然環境、地理などの特性を踏まえ、市民の意見を取り入れて策定を進めました。

計画策定のポイント

市制施行100周年を見据え 将来世代にまちづくりを引き継ぐ

現在の延長線上から導き出す12年後の目標ではなく、市制施行100周年の2062年を見据え、より長期的な視点を持ち、そこから逆算して、将来世代にこだいらのまちづくりを引き継ぐために、2021年度からの12年間でやることは何かを共有する

地域を共に創る

市民、事業者、行政、関係人口や交流人口など、関係するすべての人々が、それぞれの資源を結集し、役割分担をしながら地域を共に創っていく

基本構想の体系

第四次長期総合計画では、基本構想に掲げる将来像「つながり、共に創るまち　こだいら」の実現に向けて、3つの基本目標と、基本目標を進める自治体経営方針、これらを横断して取り組む2つのプロジェクトを設定しています。

12年後の目指す将来像

つながり、共に創るまち　こだいら

• 基本目標Ⅰ　ひとづくり
• 基本目標Ⅱ　くらしづくり
• 基本目標Ⅲ　まちづくり
• 自治体経営方針
• 基本目標横断プロジェクト

つながり

私たちは、人と人との温かいつながりや、人と地域との心強いつながりで、これまでのまちづくりを行ってきました。
つながりは、安全安心の基盤を築き、豊かさを生み出します。
これから新たな時代に対応しながら、これまで培ってきたつながりを土台に、新しいつながりの形を探求し、多様なつながりを育みます。

共に創る

そして、市民、事業者、行政、関係人口や交流人口などが、それぞれに持つ資源を結集し、役割分担をしながら、これからも魅力的で誇りに思えるまちを、心のゆとりを持ってみんなで共に創っていきます。

基本目標Ⅰ～Ⅲ

将来像の実現に向けた取り組みを、ひとづくり、くらしづくり、まちづくりの3つに分けて定めています。
基本目標ごとに12年後の目指す方向性とありたい姿を示したうえで、9つの方針として取り組みの視点を示しています。

自治体経営方針

3つの基本目標に掲げる施策を着実に実施するために、行政内部のしくみや参加・協働・自治などの必要となる考え方やとるべき姿勢を示すものです。

• 地域資源によるサービスの実現
• 将来に向けた財政運営・財産活用
• 運営・業務執行体制の効率化
• 職員と職場の活性化

基本目標横断プロジェクト

市制施行100周年を見据える中で、第四次長期総合計画の12年間を基盤づくりとして捉え、持続可能な社会を構築するために、3つの基本目標と自治体経営方針を横断して取り組んでいく内容です。

• プロジェクト1　自助・共助・公助により、防災・減災を強化
• プロジェクト2　新たな地域拠点とコミュニティの創出

基本目標Ⅰ　ひとづくり

人が育ち、学び、新たな価値を創造するまち

• 方針1　全ての子どもの育ちと自立を支援する（子育て支援、学校教育、若者活躍）
• 方針2　全世代が元気にはつらつと過ごす（健康づくり、スポーツ、生涯の学び）
• 方針3　まちの誇りを受け継ぎ、発展させる（歴史、文化芸術）

基本目標Ⅱ　くらしづくり

多様性を認めあい、つながり、共生するまち

• 方針4　お互いに尊重し、活躍できる社会の実現（男女共同参画、障がい者支援、多文化共生）
• 方針5　地域の絆で支えあう（介護、保健福祉、生活支援）
• 方針6　誰もが安心と生きがいを持つ地域づくり（地域コミュニティ、安全・安心）

基本目標Ⅲ　まちづくり

自然と調和した、美しく快適で、魅力あるまち

• 方針7　水や緑を保全・創出し、環境にやさしい循環共生型の社会を形成する（緑、環境、資源循環）
• 方針8　安全安心で快適な、住みやすいまちを形成する（市街地整備、道路、交通）
• 方針9　地域資源をいかし、活力と交流を生み出す（商工業、都市農業、観光）

関連リンク

2021年3月5日号 12面

2021年3月5日号 目次

市報音声版「声のたより」

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