小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
市制施行60周年と、彫刻家・平櫛田中(1872~1979)の生誕150年を記念して、特別展「生誕150年 平櫛田中展」を開催します。
平櫛田中の生まれ故郷、岡山県井原市立田中美術館や東京藝術大学など、全国各地から彫刻作品約60点を集め、小平市名誉市民平櫛田中の全貌を紹介します。
明治5年(1872)、現在の岡山県井原市に生まれました。
青年期に働きに出た大阪で美術に興味を持ち、人形師に弟子入りして彫刻を学びます。
その後上京して、高村光雲の門下生となりました。
平櫛田中の代表作《鏡獅子》(高さ206センチメートル)は、東京・国立劇場のロビーに展示されています。
昭和37年(1962)には、彫刻界でのさまざまな功績によって文化勲章を受章しました。
田中は玉川上水を気に入り、将来隠居するならここと、昭和10年ごろに小平の土地を購入しました。
その後30年以上経ってから、昭和43年(1968)に建築家・大江宏による設計で家を建て、昭和45年に引っ越してきました。
小平には亡くなるまでの10年間を過ごしました。
邸宅は田中の没後、昭和59年(1984)に記念館として開館し、その後、平成6年(1994)に展示館を新設して、現在は二館併設の美術館として公開しています。
記念館は今年、東京都選定歴史的建造物に選定されました(現在は部分公開となっています)。
本展では、全国各地から集めた、明治、大正、昭和の各時代の代表的な彫刻作品を取り上げ、近年の美術史研究の成果を踏まえながら、この不世出の彫刻家の全貌を紹介します。
また、近年発見された最初期の平櫛田中作品を初公開します。
とき
9月17日(土曜)~11月27日(日曜) 午前10時~午後4時
(注) 午後3時30分までに入館してください。
ところ
平櫛田中彫刻美術館
家族から見た田中の姿を孫の平櫛弘子館長が語ります。
とき
9月17日(土曜) 午後1時30分から(3時終了予定) 1時開場
ところ
放送大学東京多摩学習センター(学園西町1-29-1)
定員
86人(先着順、当日午前10時から、美術館の受付で整理券を配布)
とき
9月23日(金曜・祝日)~25日(日曜) 午前10時~午後2時
ところ
記念館庭園(雨天の場合は室内)
費用
300円(別途、観覧券の購入が必要です)
定員
各日60人(先着順)
申込み
当日、会場へ(先着順)
休館日
火曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料
一般…1,000円(800円)、小・中学生…500円(400円)
(注) かっこ内は、団体20人以上です。
(注) 駐車場はありません。お車をご利用の方は、美術館へお問い合わせください。
問合せ
平櫛田中彫刻美術館 電話042(341)0098
平櫛田中作《六羨歌》と《橋弁慶》の修復を行うため、クラウドファンディングで寄附金を募ります。
募集期間
9月17日(土曜)~11月27日(日曜)
寄附の方法
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問合せ
財政課 電話042(346)9504、文化スポーツ課 電話042(346)9843
小平市立図書館ホームページでは、平櫛田中が生前収集していた約1万5,000点の書籍を「平櫛田中文庫」として公開しています。
またデジタルアーカイブでは、彫刻作品の3Dをはじめ、代表的な作品や、「平櫛田中文庫」蔵書の一部を高精細画像で公開しています。