小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
市報は、小平町から小平市に変わった昭和37年10月1日に第1号を発行して以来、今号で1500号を迎えました。
前身の小平町報や市報からは、市内一面に畑が広がっていた時代やまちが発展していく様子を見ることができます。
今回は、小平が発展し、急速にまちの姿を変えていく昭和40年代の様子を、当時の市報がどのように伝えたのか紹介します。
昭和30年代から40年代(1955年から1975年ごろ)、農地の宅地化や団地の建設、都心部へのアクセスの良さによる人口流入などで人口が10万人以上も増えました。
インフラ整備など市内のいたる場所で工事が行われ、小平の景色が大きく変わった時代でした。
急激な人口増加により、給水、下水処理、学校の教室不足、車の交通量の増加などさまざまな問題が発生しました。
当時の市報には、急ピッチや急げなどの言葉が多く使われ、人口増加に対応するためにインフラ整備が進められていく様子を見ることができます。
市報から、当時の生活情報や、まちの風景の変化などさまざまな情報を見ることができます。
現在利用している施設や道路などの多くがこの時代に完成し、その完成を祝う様子が記録されています。
昭和44年の1月中旬ごろ、学校職員が片付けのために掘った穴から、奈良時代から平安時代にかけて古代人が使用したとされる土器などが発見されました。
市報では、発見の速報とその後の発掘調査や竪穴居住復元工事などの様子を伝えています。
そして5年後の昭和49年、鈴木小学校建設中に鈴木遺跡が確認されることになります。
昭和44年2月20日号、4月5日号、12月20日号 ほか
昭和48年に武蔵野線が開通するまでの様子が掲載されています。
ほかにも、駅前広場整備などの記事も見ることができます。
昭和41年8月5日号、昭和44年4月5日号、昭和48年4月5日号 ほか
小平町時代の広報第1号から平成14年までの町報市報を12冊の冊子にまとめた縮刷版を展示します。
昔の小平を知る資料として手に取って見てみませんか。
とき
11月23日(土曜・祝日)~12月18日(水曜)
ところ
図書館(分室を除く)
問合せ
中央図書館 電話 042(345)1246