小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
市内の農園で作られた野菜や果物は、直売所での販売用や市内の小・中学校で学校給食用として出荷されています。
しかし、農業の担い手不足により、農家個人に農作業の負担が大きくかかっています。
小平には、農作業を手伝う援農ボランティアという活動があります。
援農ボランティアの内容や、ボランティアとして活動する魅力を紹介します。
援農ボランティアとは、農家の指導を受けながら、農作物を育てて出荷するまでの作業を支援する活動です。
活動内容は、種まき、苗植え、間引き、収穫、雑草取り、ビニールトンネルかけ、農業用支柱の固定、片づけ作業など、多岐にわたります。
また、野菜コースと果樹コースがあり、好きなコースを選ぶことができます。
小松菜、大根、にんじん、とうもろこし、なすなどの栽培、農機具片付けほか
ぶどう、キウイ、なしなどの果物の栽培、農機具の片付けほか
活動するためには、養成講座を受ける必要があります。
6月下旬から12月中旬にかけて座学と実習で農業を学び、修了すると令和3年1月以降から活動できます。
農業の担い手が不足しているので、ボランティアの皆さんの力は大きいです。
数人で協力しないとできない作業もあるので、1人でも多いと助かります。
男女を問わず意欲のある方、定期的に活動できる方、土いじりの好きな方であれば、歓迎です。
梅室園 梅室さん
種まきから収穫までの農作業を支援しています。その一部の作業を紹介します。
手がけた野菜の成長をみるとうれしいです。
昨年秋に植えて育てた玉ねぎは、これから出荷されるので楽しみです。
定年を機にボランティアを始めて20年近くになります。
それまでは事務職で畑とは無縁だったため、農作業は知らないことばかりで、一から教わることが多く、楽しいです。
また、さまざまな経歴をもつ人同士で話せることも楽しくて続けています。
自分が作った野菜が売り場に出るとやりがいを感じます。
暑いとき、寒いときは大変ですが、農家さんが気遣って、無理なく気楽にできるような雰囲気を作ってくれます。
援農ボランティア 野島さん
対象
おおむね20歳以上で定期的にボランティア活動ができる健康な方
定員
各10人(野菜コース、果樹コース)
申込み
5月7日(木曜)まで(必着)に、はがきに「援農ボランティア希望」と明記し、住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号、希望コースを記入のうえ、JA東京むさし小平支店指導経済課(郵便番号187−0032 小川町2-1827)へ送付(申込み多数の場合は抽選)
(注)結果や講座の日程などは、申込者全員に5月中旬ごろ通知します。
問合せ
産業振興課電話042(346)9533