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市報こだいら:2020年10月1日号 5面(抜粋記事)

更新日: 2020年(令和2年)10月1日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら5面の記事を抜粋して掲載します。

上田初美(うえだはつみ) さん

仲町出身。
女流棋士。
12歳でプロ入り。
2011年5月には初タイトル「女王」を獲得。
2018年5月21日に女流四段に昇段。
現在は2児の子育てをしながら、第一線で活躍中。
2021年4月にはデビュー20周年を迎える。

小平の自然に囲まれて

女流棋士として活躍する上田初美さん。
小学校は小金井市の学校に通っていました。
「最初はバスを乗り継いで通学していましたが、時間がかかるので、3年生ごろから片道40分くらいかけて歩いて通うようになりました。通学途中には、小平グリーンロードを横切ったり、玉川上水沿いを歩くところもありました。特に4月は桜並木があり、秋には銀杏がいっぱい落ちていたりと景色から四季を感じやすい通学路だったことが思い出です」
小平市の一番の魅力は、緑が多いところと上田さんは話します。
「新型コロナウイルスの流行で外出が自粛になったときに、特に子どもたちは遊ぶ場所に困ったと思います。小平にはあじさい公園のような、遊具はないけれども、花を楽しんだり、走り回ったり虫を探したりできるような、自然のままの公園があちこちにあります。現在は市外に住んでいますが、今回、子を持つ親として、改めてそのような公園のありがたみがとてもよく分かりました」

小平の子どもたちが楽しめる活動を

上田さんは、観光まちづくり大使としてこれまでに4回、市内で子どもを対象にした上田初美杯(将棋大会)を開催しています。
将棋を通して、意外なつながりが生まれたこともありました。
「上田初美杯を始める前にも市内で将棋大会を開いたことがあって、その時に、将棋がお好きな同じく小平市観光まちづくり大使の小林顕作さんが来てくださって、一緒に将棋を指したことがありました」
現在、上田さんは、新型コロナウイルスの流行で小平市観光まちづくり大使としてこれまでのような活動ができない中、どのような活動ができるか考えています。
「子どもをもつ親としては、外に遊びに行きたい気持ちが強いので、公園など屋外での活動を何かやってみたいですね。小平の子どもたちが自然の中でおおらかに育ってくれたら嬉しいなと思います」

吉本一謙(よしもとかずのり) さん

学園東町出身。
プロサッカー選手。
185センチメートルの身長を生かしたヘディングを武器に、攻守に制空権を握る守備の要のセンターバック。
現在は、Jリーグ・清水エスパルスに所属している。

楽しく外で遊んだ子ども時代

外で遊ぶのが大好きだったという吉本一謙さん。
子どものころは、友だちとよく小学校の校庭や市役所隣のグラウンドなどでサッカーや鬼ごっこ、野球などをして遊んでいました。
「5歳のころから習い始めたサッカーが好きで、時期もちょうどJリーグが始まったころだったので、テレビで見た三浦知良選手のカズダンスの真似をしたりしていました」
そんな吉本さんが小平で一番好きな場所として挙げたのは、小平グリーンロード。
「小平グリーンロードの風景が好きです。距離も長いので、風景を楽しみながら散歩するのも好きです」

自分だけの強みを大切に

現役のプロサッカー選手として活躍する吉本さんが、サッカーを続ける中で大切にしてきたことがあります。
「自分はこれだけは負けない、というものを誰にも負けないように練習してきました。自分は、ヘディングとゴール前の守備は誰にも負けないと思って練習してきました。サッカーに限らず何事も、自分がどれか一つでも「これは負けない」というものを持ち続けていたら、長く続けることができるのでは、と思っています」

小平をみんなが自慢できるまちに

新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間中、「もし、小平に自分と話すことで喜んでくれる人がいたら嬉しいな」という思いから、市内のサッカー少年・少女やその保護者向けに、テレビ会議システム(ズーム)で交流会を企画・開催しました。
また、小平を離れて、改めて生まれ育った小平が好きなことに気付いたという吉本さん。
「自分が発信することで小平を市外の人にも知ってもらいたいです。でも、小平に住んでいる人たちが自分のまちを好きになることが一番だと思うので、自分が活躍することで、「小平出身のあの人、頑張っているね」と言ってもらって、まちのことも誇りに思ってもらえるように自分も頑張っていきたいと思います」

大林素子(おおばやしもとこ) さん

小川東町出身。
元バレーボール選手。
オリンピック日本代表として、ソウル、バルセロナ、アトランタ大会に出場。
引退後はスポーツキャスターをはじめ、舞台など幅広く活躍中。
現在、バレーボール・Vリーグの理事も務める。

地域で育った生粋の小平出身

女子バレーボール日本代表としてオリンピックの舞台でも活躍した大林素子さん。
幼稚園のころから、バレーボール選手時代にイタリアに移籍するまでずっと小平で暮らしました。
「小学校は、小川東小学校に通っていました。住んでいた団地のすぐそばにあって、ほとんど団地の子たちが通い、クラスは1組ずつでみんなお互いに顔を知っている、という環境でした。そういう意味では、その地域で育った感じがありましたね。ただ、卒業後しばらくして廃校になってしまったので寂しかったです」
大林さんが過ごした小川東小学校は、小平元気村おがわ東と名前を変え、現在も利用されています。

小平での運命的な出会い

小学4年生のときに、テレビで再放送されていたアタックNo.1を見て、バレーボール選手を目指した大林さん。
中学1年生でバレー部に入って、初めて実業団の日立が小平にあることを知ります。
「当時の日立の監督に、「日立のファンで地元に住んでいます。将来日立に入ってオリンピックに行きたいです」と手紙を書いたことがきっかけで、日立の練習に参加させてもらえるようになりました。小平に日立がなかったら自分の人生がどうなっていたかわかりません。運命的な出来事でした」

小平市観光まちづくり大使としてもっと外に発信したい

小平市観光まちづくり大使として、もっとたくさん活動していきたいという大林さん。
「来年、オリンピック・パラリンピックが予定されていて、スポーツを盛り上げるチャンスだと思うので、その手伝いをしていきたいです。また、小平市観光まちづくり大使同士でタッグを組んで、何かを企画したいですね。テレビ会議システムのズームなどを使った、オンラインでの意見交換会もやってみたいです。小平を市外の人により知ってもらえるように、より発信できるように、私自身ももっと頑張りたいと思います」

関連リンク

2020年10月1日号 6面

2020年10月1日号 目次

市報音声版「声のたより」

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〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

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電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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