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市報こだいら:2020年11月20日号 1面(抜粋記事)

更新日: 2020年(令和2年)11月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。

 社会の一員として

市内には、障がい者が社会の一員として仕事をする事業所があります。
事業所での活動を、仕事への思いを通して紹介します。

問合せ
障がい者支援課 電話042(346)9542

障がい者の作業の場

障がい者が作業をする場として、主に就労継続支援事業所と生活介護事業所があります。
作業内容は事業所ごとに異なり、それぞれ特徴があります。
お菓子や布製品などの製造販売や、企業から受注した封筒のシール貼りなど、さまざまな活動をしています。

就労継続支援事業所

就労継続支援事業所とは、一般企業などへの就労が難しい障がい者に、就労の機会を提供する場です。
ものづくりなどの生産活動を通して、知識や能力の向上のために必要な訓練をします。
販売した商品の売り上げや、受注した仕事をこなすことで、作業者に工賃(給料)が支払われます。

生活介護事業所

生活介護事業所とは、常に介護を必要とする障がい者に、創作活動や生産活動の機会を提供する場です。
お菓子や製品の製造のほかに、運動や音楽活動、創作活動などをしています。

仕事への思い

物品の販売や仕事を通して地域の人と交流することは、作業する障がい者にとって社会に貢献するやりがいにつながっています。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でイベントなどが中止になり、物品販売や地域との交流の機会が減っています。
こうしたなか、それぞれの事業所では、少しでも活動の場を増やせるようにと工夫しています。
事業所の職員に、仕事への思いを伺いました。

ものづくりにこだわる

社会の一員として、生きているんだと感じるきっかけを作ることが、事業所の役割だと思っています。
得意なことややりたいことを話し合いながら、作業につなげていきます。
日々の作業のなかで課題を目の当たりにしたときに、どう乗り越えていくかを一緒に考えることも、事業所の大切な役割のひとつであると感じています。
焼き菓子作りでは、スタッフがお菓子教室に通って、高品質の商品を作れるように勉強し、動物病院と協同して、小平産野菜を使ったペット用のクッキーなどを工夫しながら作っています。
新型コロナウイルス感染症の影響でイベントの中止が続き、焼き菓子の販売先が減少したため、マスクを作り始めました。
最初は慣れない裁縫作業も練習を重ね、きれいな形のマスクを作れるようになりました。
利用者が生地のデザイン選びから縫製まで携わることにより、やりがいを持って製作できるようにしています。
商品の売り上げが利用者の工賃になるので、品質にこだわり、より良い製品を作れるように日々勉強しています。
いつかは有名デパートに納品できるものを作りたいですね。
875Beans(はなこビーンズ)(就労継続支援事業所)

アートを就労に

生活介護事業所は、就労継続支援事業所に比べて障がいが重い方が利用する施設なので、一人一人の気分に合わせた活動をしています。
新型コロナウイルス感染症の影響で製品を売る場所が減ったため、職員と利用者でインターネットを使った販売の案などの意見を出し合いました。
「アートを就労に」を合言葉に、絵や陶芸などの創作活動で作った物を、商品化しています。
自分たちですいて作った紙に、創作活動で描いた絵のスタンプを押したポチ袋や、陶芸で作った器に色をつけた花瓶など、おしゃれなものがそろっています。
自分たちが作った製品が世の中に出ることで、人を楽しませることができればいいですね。
ひまわりばたけ(生活介護事業所)

事業所で作った製品販売など、詳しくは8面へ 

関連リンク

2020年11月20日号 2面

2020年11月20日号 目次

市報音声版「声のたより」

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お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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