小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら5面の記事を抜粋して掲載します。
地震や台風などの大きな災害が発生した時、避難所に行けば大丈夫と考えていませんか。
避難所はふだんの生活と違う環境で、ストレスがたまるだけではなく、新型コロナウイルス感染症が流行している今、多くの人が集まることで感染のリスクも高くなります。
また、避難所は密を避けるために収容人数が想定の3割程度となり、多くの人が避難してもすべての方を受け入れることはできません。
台風などによる浸水の恐れがない場合や、地震が起こった後でも自宅で安全に過ごせる場合は、避難所に避難する必要はありません。
災害時も自宅で過ごすための備えで大切なポイントを、地震の観点から紹介します。
問合せ
防災危機管理課 電話042(346)9519
近年発生した震度6弱以上の地震で、けがをした原因の約30パーセント~50パーセントが家具類の転倒・落下・移動によるものでした(東京消防庁調べ)。
震度5強以上の強い地震では、テレビや電子レンジなど重い家電製品が落下し、本棚やたんすなどの大きな家具が倒れることがあります。
身近な被害を防ぐため、家具類を金具などで固定する、家具の配置や向きを工夫するなどの対策をしましょう。
家具転倒防止に1番効果的な方法は、L型金具を家具の上壁面に設置することです。
L型金具は壁に穴を開けるものが多いため、穴を開けられない場合にはポール式の突っ張り棒、マット式の滑り止めを利用しましょう。
突っ張り棒と滑り止めを組み合わせることで、L型金具と同等の強度になるとされています。
食器や窓ガラスが割れるなどの被害も想定されます。
食器は高く積み上げず、下から中・大・小の順番で積み重ねると揺れに強い安定した置き方になります。
窓ガラスは、フィルムを貼ると割れた時のガラスの飛散を防げるほか、レースやカーテンを付けても飛散を防げます。
また、割れたガラスや窓によるけがを防ぐために、掃除用具(ほうきやちりとりなど)を用意しましょう。
地震発生後の生活は、電気、水道、ガスなどのライフラインが止まる、食料などの生活物資が手に入りづらくなるなどの状況が考えられます。
また、感染症の流行などで人との接触が制限された場合、より日頃の備蓄が大切になります。
日常的に購入する食料品、生活用品、衛生用品などは少し多めに購入し、ふだんの生活の中で消費しながら買い足す回転備蓄で備えましょう。
水は、1人につき1日に3リットルを目安に、7日分を用意するようにしましょう。
食料は、缶詰、アルファ米、乾物、乾麺、レトルト食品、フリーズドライ食品、インスタント食品などの備蓄をしましょう。
(注) ペットを飼っている方は、ペットのための水・食料、ケージ、トイレ用品なども備蓄しておきましょう。
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