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市報こだいら:2021年9月5日号 8面(抜粋記事)

更新日: 2021年(令和3年)9月5日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら8面の記事を抜粋して掲載します。

小平で暮らして

小平市に住んでいる外国籍の方は約5,000人で、市民の約2.6パーセントです。
中国、韓国、ベトナム、フィリピンなどのアジア圏出身の方が7割以上を占めます。
留学や仕事、日本人との結婚など、日本で生活するようになった背景はさまざまです。
日本での生活には日本語が欠かせません。
小平市で生活を送る皆さんが、どのように言葉の壁を乗り越えてきたか、お話を伺いました。

(かっこ内は在住歴)

  • 浅井エベリンさん フィリピン出身(30年)
  • 永山千珍さん 台湾出身(10年半)
  • 村瀬ドゥプトさん ブータン出身(10年)
  • 飯島エルネスタさん インドネシア出身(12年)
  • ロヒヤさん オランダ出身(7年半)

外国人(がいこくじん)に聞きました 日本の暮らしで感じていること

結婚をきっかけに日本へ

今回お話を伺ったほとんどの方が、日本人との結婚で日本に住むことになったと言います。
「日本語が話せない中、日本での生活をスタートさせたものの、最初の半年間は辛かった」と、ドゥプトさん。
英語も通じず、コミュニケーションには苦労されたようです。

日本での暮らしで困っていること

病院や薬局、市役所などで、手続きや相談をするときに、思っていることを伝えることができず困っている方が多いようです。
「みんな早口で忙しそうなので、相談できなくて困っています。ゆっくりとやさしい日本語を使ってもらえたら、相談もしやすくなります」と、エルネスタさん。

エベリンさんも、病院などは、通訳がいる所を探して行っているそうです。
「ここは日本だから日本語で会話を、ではなく、お互いに理解し、優しい気持ちでサポートしてくれたら」と話します。
また、お子さんがいる方は、何か問題があったら、学校からすぐに連絡をもらいたいと言います。
平等に子どもをサポートして欲しいと感じているようです。

もっとやさしい日本語を

今回お話を伺った皆さんは、日常会話であれば日本語で大丈夫ですが、学校からのお便りなど、読み物は日本語だと難しいと感じているようです。
「日本語は漢字やカタカナもあって読むのは難しい」と、ロヒヤさん。
ひらがなや簡単な表現を使ったやさしい日本語であれば、外国人にも読みやすいようです。

地域の日本語教室との出会い

今では日本語がとても上手な皆さん。
どうやって学んだのでしょうか。
皆さんは口をそろえて「KIFAの日本語教室」と答えます。
友達に教えてもらって通い始めた千珍さん。
「ほかにも民間の日本語学校はありますが、テストや授業に追いつけなくなることがあります。KIFAの日本語教室は、先生がきちんと資格を持っていて、教え方が分かりやすい」と、教えてくれました。

やさしい日本語とは

ふだん使う日本語を簡単な日本語に変えて、外国人にわかりやすくする表現です。

気をつけるポイント

  • ゆっくり、はっきりと話してください
  • 難しい言葉は避け、簡単な言葉で話してください
  • なるべく一文を短くするように心がけてください

  • 記入してください→かきます
  • こちらにおかけください→ここに すわって ください

小平市国際交流協会(KIFA)の取り組み

小平市国際交流協会(KIFA)は、市民の方たちが中心となって、地域に住んでいる外国人の生活支援や、日本人と外国人の交流活動などをしています。

日本語教室

小平市国際交流協会(KIFA)の日本語会話教室は、受講生のレベルに合わせた少人数のグループレッスンです。
指導者は全員、日本語教師の資格をもったKIFAボランティアです。

にほんご を まなべます
Japanese Conversation Class

大人(おとな)向け

  • 月曜(げつよう)クラス 午前10時~正午(ごぜん10じ~しょうご)
  • 金曜(きんよう)クラス 午後7時~8時45分(ごご7じ~8じ45ふん)
  • 土曜(どよう)クラス 午前10時~正午(ごぜん10じ~しょうご)

(注) 月曜(げつよう)クラスと土曜(どよう)クラスは保育(ほいく)もあります。

ところ
小平市国際交流協会(こだいらしこくさいこうりゅうきょうかい)

費用(ひよう)
1回(かい)350円(えん)

(注) こどもむけの教室(きょうしつ)もあります。くわしくは、ホームページをごらんください。

ホームページ検索(けんさく)
小平市国際交流協会(こだいらしこくさいこうりゅうきょうかい)

みんなで話(はな)そう多文化(たぶんか)カフェ
Let’s get together to chat (Multicultural Café)
和大家一起聊天 (多文化咖啡馆)

かんたんな日本語(にほんご)で、なんでも相談(そうだん)できます。
のみものをもってきてください。
おかねはかかりません。

とき
9月26日(日曜)(9がつ26にち(にちようび)) 午後2時~3時30分(ごご2じ~3じ30ふん)

ところ
学園西町地域センター3階(がくえんにしまちちいきせんたー3かい)

対象(たいしょう)
市内在住(しないざいじゅう)の外国人(がいこくじん)

定員(ていいん)
10人(にん)

申込み(もうしこみ)
9月15日(水曜)(9がつ15にち(すいようび))までに、電子(でんし)メールではなせる言語(げんご)、自己紹介(じこしょうかい)、興味(きょうみ)がある話題(わだい)を問合せ先(といあわせさき)へ(先着順(せんちゃくじゅん))

問合せ(といあわせ)
小平市国際交流協会(こだいらしこくさいこうりゅうきょうかい)電話042(342)4488、
メールinfo@kifa-tokyo.jp

地域に住む外国人をサポートしませんか ボランティアを募集

各種講座やイベントなど、さまざまな事業でボランティアの皆さんが活躍しています。
KIFAの活動に参加してみませんか。
ボランティアは随時募集しています。

小平市国際交流協会

開室時間
午前9時~午後5時

ところ
学園西町地域センター3階(学園西町2−12−22)

閉室日
火曜・日曜日、祝日

ホームページ検索
小平市国際交流協会

問合せ
小平市国際交流協会 電話042(342)4488

関連リンク

2021年9月5日号 1面

2021年9月5日号 目次

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お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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