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平成18年度 第2回市民の会議・会議の要旨(2)

更新日: 2007年(平成19年)9月27日  作成部署:企画政策部 政策課

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【第1部会】


小平市自治基本条例市民の会議第1部会 検討の記録

第2回 市民の会議

平成19年2月17日(土曜) 午後7時30分~9時


検討テーマ

  1. どんな小平市にしたいか
  2. そのためにはどんな条例にしたいか

前回に引き続き議論を深める。


1. 緑を残す、守る

a. 現状の問題

緑が減る

  • 緑、農地〔農地、屋敷林、雑木林〕が減っている。
  • 「水と緑」が減ってしまう! 玉川上水を大事にしたい。

緑を減らす都市計画、商業主義

  • 緑が足りない。都市計画、商業主義、道路行政
  • 道路が多すぎる。畑が少ない。

緑を守れない制度

  • 農地をもっている人は、相続税で困っている。
  • 私有財産に関ることであり、私権の制限は難しい。

b. 緑を残すには制度をどう考えるか?

相続税等の対応も考える

  • 緑を残すことを掲げながら、私有財産の保護、相続税にどう対応するかも考える必要がある。
  • 緑を所有する市民の立場になって対応するべきである。

c. 開発を、小平市の街を、どう考えるか

開発への規制が大事

  • 道路が多すぎて緑が少なくなっている。道路はこれ以上造らないことが大事である。
  • 開発の規制。街並みを大切に。高さの制限を。
  • 企業のグランドが売りに出されているが、このままだとマンションが建つ。何らかの規制が必要だ。
  • 地球環境に対して出来ることは地域環境から良くしていく活動を

市の人口を大きくしない方向で

  • コンパクトシティを目指す。
  • 現在住んでいる人を大切に。
  • 市の構想では、人口を20万人としているが、市民の意見の反映か? テクニカルな人口推計に過ぎないのではないか。

2. 公共施設整備の考え方

a. 現状の問題

施設が充実していない

  • 子育てのしやすいまち。児童館、保育園の充実を。
  • 中・高生の溜まり場(集まれる所)がない。

地域の施設

  • 地域に本当に必要な施設がないのでは。
  • これから出来る地域の新しい施設は本当に必要なのか。
  • 本当に必要な場所にコミュニティバスが走っていない。

b. 既存施設の利用のあり方

既存施設の利用を図る

  • 大学などの既存施設の利用は図れないか。
  • 今の公共施設には有効利用されてないものがある。

c. 地域での施設整備、施設利用についての調整が必要

調整の場を

  • 地域のエゴをどうするか。
  • 地域で必要な施設について住民の声が反映される場がない。

公共施設に対する「時のアセス」を

  • 整備後の公共施設の使われ方や、必要性をチェックすることが大事である。

3. 格差のない誰にもやさしい社会を

a. 現状の問題

  • 今の社会は、弱い立場の人にやさしくない。
  • 格差について、格差には自己努力が必要である。

b. やさしい地域社会を

  • 障がい者の人たちが自立して生活できるように。
  • 格差の無い、働きたい人が、働けるまちに。

4. 情報公開について

a. 現状の問題

市報について

  • 市の問題の選択肢が見えない。(例えば、コミュニティバス)
  • バトル的な問題提起の市報が、市民には読まれるのではないか。

b.論点を提示する情報公開を

  • 論点を明確にすると、市民は参加してくる。
  • 例えば、市の施策にA案、B案があって、それに対する合意形成のための情報公開が必要である。

 

5. 政策決定への市民参加

a. 現状の問題

政策への関心

  • 例えば建物の色についての市民の集いがあったが、人は集まらなかった。しかし、本当は多くの市民は関心を持っているはずである。

市民への政策提示の仕方

  • 提示の仕方に問題があるのではないか。
  • A案、B案があって、どちらが良いかといった問い掛け的な政策提示に、市民は参加してくるのでは。

b. 自治基本条例には市民参加を

  • 自治基本条例には市民参加条例的な考えを盛り込むことが大切だ。
  • 地域自治区的な考えで、市民が政策決定に関っていくことも考えられる。
  • 市議会との関係をキチンと整理しておく必要がある。
  • 市議会議員と日常的にもっと交流できる工夫が欲しい。

6. 国の制度を超えて独自の街づくりを

a. 現状の問題

  • 今の都市計画法では、例えば用途地域のある用途と用途の境では色々な矛盾がでてくる。緩衝地帯が必要であり、そうした制度を独自で考える必要がある。
  • 国の「くびき」が強すぎる。相続税・都市計画・教育委員会等。
  • 七つの駅を、画一的な街でなく、それぞれ特徴のある魅力的な駅にしたい。

b. 国の制度の不備を超えて

  • 自治基本条例には、国の制度の不備を超えて独自の街づくりをすすめることを提示することが大切である。
  • 市の独自税を考える。

7. 効率的で、身近な行政を

a. 現状の問題

  • 無駄遣いをなくす。
  • もっと、身近に「行政」があって欲しい。

b. 民間経営の方法を

  • 民間の経営感覚をもった市政を。

8. 市民の義務

a. 現状の問題

  • 何でも人のせいにする傾向が強い。もっと、自己責任を果たすようにする。
  • 権利と自由をはき違えている。親の義務教育が必要である。

b. 地域を大切にする市民

  • 出入りが多いので、地域への帰属意識を高める工夫が欲しい。
  • 地域のNPOを育てたい。

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

政策課政策担当

電話:042-346-9503

FAX:042-346-9513

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