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食品ロスを減らしましょう

更新日: 2023年(令和5年)9月29日  作成部署:環境部 資源循環課

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まだ食べることができたのに捨てられてしまった食品・食材のことを「食品ロス」といいます。
日本では、年間500万トン以上もの食品ロスが発生しています。
「もったいない」が根づくまち「こだいら」から食品ロスを削減しましょう。

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食品ロスとは

まだ食べることができたのに捨てられてしまった食品・食材のことを「食品ロス」といいます。

燃やすごみから出てきた食品・食材
小平市の燃やすごみから出てきた食品・食材(令和3年度小平市ごみ組成分析調査より)
  • 小平市ごみ組成分析調査の詳細は、以下のページをご覧ください。

令和3年度小平市ごみ組成分析調査の結果について

食品ロスの現状

日本では、年間約2,400万トンの食品廃棄物等が出ています。このうち、まだ食べることができたのに捨てられてしまっている食品ロスの量は、年間約523万トン(農林水産省(外部リンク)及び環境省(外部リンク)「令和3年度推計」より)です。

これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。

また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約114g)の食べもの"が毎日捨てられていることになります。

このことは、実に「もったいない」ことですし、捨てられた食品の処理にも多くのエネルギーが消費されています。

このことから、食品ロスを減らすことが求められています。

日本の食品ロスの半分は家庭から

日本で発生している約523万トンの食品ロスのおよそ47%は、一般家庭からのもので、約244万トンも発生していると言われています。食品ロスを減らしていくためには、私たち一人一人が行動することが重要です。

家庭から出る食品ロスは、主に以下の理由で発生します。

1. 食卓にのぼった食品で、食べ切られずに廃棄されたもの(食べ残し)

2. 賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)

3. 厚くむき過ぎた野菜の皮など、不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分(過剰除去)

小平市の取組

残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動を実践しよう

30・10運動普及啓発用チラシ(環境省ホームページより)

ご家庭で

家庭から出される生ごみの中には、手つかずの食品が入っており、さらにそのうちに、賞味期限前にもかかわらず捨てられているものもあります。

  • 毎月30日は、冷蔵庫大掃除デー

冷蔵庫の賞味期限・消費期限の近いものや肉などの傷みやすいものから使用し、冷蔵庫を大掃除しましょう。

  • 毎月10日は、もったいないクッキングデー

今まで食べられるのに捨てていた野菜の茎や皮などを活用して料理をするもったいないクッキングをしましょう。

食材を無駄にしないレシピはこちら、消費者庁のホームページをご参考にしてください。(外部リンク)

飲み会や宴会などで

乾杯後、30分間は席を立たずに料理をいただきましょう。

お開きの10分前には、自分の席に戻って、料理を残さず食べましょう。

【30・10運動実践時の幹事等による司会例】

  • はじめの挨拶

本日は、「食」への感謝や「もったいない」という気持ちをもって、みんなで30・10運動を実践したいと思います。開始30分間と終了10分前には席を離れずに料理をお楽しみいただきたいと思います。

  • 終了10分前

それでは、終了10分前になりました。席に戻ってお食事をお楽しみいただきたいと思います。

出前授業(環境学習)の開催

小平市内の小学生(主に4年生)や中学生(特別支援学級)を対象とした、ごみの減量や3Rについての出前授業の中で、給食の食べ残しを減らすように啓発する等、食品ロスについても取り上げています。

出前授業のようす

フードドライブの実施

フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それらを福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動のことです。小平市では、食品ロスを削減するため、フードドライブ活動に取り組んでいます。

イベントにおけるフードドライブ実施のようす
  • フードドライブの詳細は、以下のページをご覧ください。

フードドライブを実施します 食品ロスの削減

てまえどり運動の実施

「てまえどり」とは、すぐに食べる食品を買うとき、陳列棚の手前に置いてある商品(期限が近いもの)から取っていくことで食品の廃棄を減らす購買行動のことです。

小平市では、今年度も10月の「食品ロス削減月間」において「てまえどり運動」を実施し、食品ロス削減に取り組んでいます。

小平市オリジナルの「てまえどりポップ」
  •  てまえどり運動の詳細は、以下のページをご覧ください。

「てまえどり」で食品ロスを削減

小平市オリジナル三角柱の作成

小平市オリジナルの食品ロス削減三角柱を作成し、市役所の食堂や市役所各課、出張所、地域センター、小学校に配布しています。

小平市オリジナルの食品ロス削減三角柱

食物資源循環事業

家庭から出る生ごみを堆肥化する食物資源循環事業を実施しています。

食物資源循環事業で生ごみを回収する専用のバケツ
  • 食物資源循環事業の詳細は、以下のページをご覧ください。

食物資源循環事業 参加世帯を募集

食物資源(生ごみ)処理機の購入補助

生ごみの自家処理を促進するために、小平市では食物資源(生ごみ)処理機器を購入した方に補助金を交付しています。

また、電動型食物資源(生ごみ)処理機器を使用してできた処理物について、お庭や家庭菜園では使い切れないなどにお困りの場合は、リサイクルセンター、東西出張所でお預かりして、堆肥としてリサイクルしています。

  • 食物資源(生ごみ)処理機の購入補助の詳細は、以下のページをご覧ください。

食物資源(生ごみ)処理機器購入費補助金交付申請書等

  • 電動型食物資源(生ごみ)処理機器を使用してできた処理物の詳細は、以下のページをご覧ください。

電動型食物資源(生ごみ)処理機器の処理物を回収しています

食品ロスを削減するためには

お買いものの際は(買い過ぎない)

料理をするときは(食材を使い切る)

  • 食品に適した保存方法で保管し、余すところなく使う。
  • 今まで捨てていた野菜の茎や葉、皮などを使って料理して食べる。食材を無駄にしないレシピは、こちら消費者庁のホームページを参考にしてみてください(外部リンク)
  • 家族の予定を把握するなど、食べきれる量を作って、残さず食べる。
  • 食べ切れなかったものは、他の料理にアレンジする。
  • 好き嫌いのある子どもが食べられるように調理を工夫する。
  • 週に1度は「冷蔵庫大掃除デー」を決め、消費期限が近い食材を使い切る。
  • 賞味期限を正しく理解し、期限を過ぎたからといって、すぐに廃棄せず、食べられるかどうか見極める。

食事をするときは(食べ切る)

  • 好き嫌いなく残さず食べる。残飯は、カラスの格好の餌です。ごみ出しの際のカラス対策にも残さず食べましょう。
  • 食べ切れなかった料理は、保存して早めに食べる。
  • 外食では、食べ切れる量を注文する。もし、食べ切れなかったら、衛生上問題のない範囲で持ち帰って食べる(ドギーバッグの実践)。
  • 宴席では、幹事が、終わり際などに、残さず食べるよう呼びかけを行う。

食品の期限(消費期限・賞味期限)表示について

ご存じですか?食品の期限表示について
 賞味期限消費期限
意味

おいしく食べることができる期限です。この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません。

期限を過ぎたら食べない方がいいものです。
表示3ヶ月を超えるものは年月で表示
3ヶ月以内のものは年月日で表示
年月日で表示
対象食品卵、牛乳、スナック菓子、カップめん、缶詰など弁当、サンドイッチ、総菜、ケーキなど
消費期限・賞味期限のイメージ(消費者庁発行「食品ロス削減ガイドブック(令和3年度版)」より)

もっと詳しく知りたい方は(外部リンク)

【国(環境省、消費者庁、農林水産省)】

【東京都】

【都内団体】

【自治体間ネットワーク】

お問合せ先

〒187-0031 
小平市小川東町5-19-10 小平市リサイクルセンター1階

資源循環課推進担当

電話:042-346-9535

FAX:042-346-9555

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