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市報こだいら:2016年3月20日 自転車の安全利用特集号

更新日: 2016年(平成28年)3月20日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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【1面】

守りましょう 自転車の交通ルール 安全安心な自転車ライフを実現しましょう

平成27年に市内で自転車が関与した交通人身事故の発生件数は196件で、その約45%に何らかの交通違反が認められました。

自転車は運転免許がなくても運転できますが、道路交通法上は車両と位置づけられ、自動車やオートバイと同様に交通ルールを守って運転しなければなりません。

交通事故を起こしてしまうと、相手ばかりか、家族や周りの人にまで大変な迷惑をかけてしまいます。

家族や周りの人に悲しい思いをさせないよう、安全で快適な自転車利用を心がけましょう。


まずは自転車安全利用五則を守りましょう

自転車は、車道が原則、歩道は例外


車道は左側を通行


歩道は歩行者が優先で、車道寄りを徐行


子どもはヘルメットを着用


安全ルールを守る

●飲酒運転はしない

●二人乗りはしない

●並進はしない

●夜間はライトを点灯

●交差点での信号順守と一時停止・安全確認


自分や家族を守るため 保険に加入しましょう

過去にはこんな事例も

賠償命令 9,521万円

坂道を下ってきた小学生の運転する自転車が女性歩行者と衝突(平成25年、神戸地裁)


損害保険会社(自動車保険会社など)個人賠償責任保険

事故の相手に対して 身体 賠償を保障

事故の相手に対して 財産 賠償を保障

自分に対して 身体 保障の対象外


損害保険会社(自動車保険会社など)傷害保険

事故の相手に対して 身体 保障の対象外

事故の相手に対して 財産 保障の対象外

自分に対して 身体 賠償を保障


損害保険会社(自動車保険会社など)自転車保険

事故の相手に対して 身体 賠償を保障

事故の相手に対して 財産 賠償を保障

自分に対して 身体 賠償を保障


自転車安全整備士のいる自転車店 TSマーク付帯保険

事故の相手に対して 身体 賠償を保障

事故の相手に対して 財産 保障の対象外

自分に対して 身体 賠償を保障


詳しくは、損害保険会社などへお問い合わせください。


自転車ナビマークをご存じですか

自転車ナビマークは、自転車の通行部分と進行方向を路面に表示し、車道の左側通行を促すものです。

自転車は、矢印の方向へ進んでください。

この表示は「自転車優先」などの意味はありません。

自転車ナビマークがあっても自動車や歩行者に十分注意して運転してください。

市内では、あかしあ通り・小平駅南側地区・警察通り・小川駅西通り・富士見通り・こぶし通り・小平西高校東側南北道に設置されています。

自動車運転者の皆さんは、自転車の車道走行に十分注意して、安全運転をお願いします。

 

 

【2面】

知っていますか 「自転車運転者講習制度」とは

平成27年6月1日に施行された改正道路交通法により、自転車に乗車して、信号無視などの危険な行為を、3年以内に2回以上摘発された悪質自転車運転者に対して、公安委員会から自転車運転者講習の受講を命じられる制度です。


信号無視などの危険な行為をして3年以内に2回以上交通違反や事故で摘発された悪質自転車運転者は

公安委員会の命令による自転車運転者講習の受講

●講習時間 3時間

●手数料 5,700円


公安委員会による受講命令に従わない場合は

5万円以下の罰金


危険な行為(14類型)

信号無視

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


路側帯通行時の歩行者の通行妨害

罰則

2万円以下の罰金または科料


遮断踏切立入り

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


指定場所一時不停止など

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


制動装置(ブレーキ)不良自転車運転

罰則

5万円以下の罰金


通行禁止違反

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


通行区分違反

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


交差点安全進行義務違反など

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


交差点優先車妨害など

罰則

5万円以下の罰金


環状交差点安全進行義務違反など

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


歩道通行時の通行方法違反

罰則

2万円以下の罰金または科料


酒酔い運転

罰則

5年以下の懲役または100万円以下の罰金


安全運転義務違反

罰則

3か月以下の懲役または5万円以下の罰金


困ります 放置自転車

放置された自転車や原動機付き自転車は、歩行者や車両の通行の妨げとなったり、救急・消防活動に支障を来します。

とくに駅周辺では、通勤・通学や買い物などのため、多くの自転車が集中するので「自転車等放置禁止区域」を定めています。

市内では平成26年度、歩行者の通行を妨げるとして、放置された自転車など4,317台を撤去しました。

放置自転車などの撤去台数は平成21年度から減少傾向にありますが、放置自転車の対策には、たくさんの税金を投じています。

一人ひとりがルールとマナーを守り、駐輪場など決められた場所に止めましょう。


保護者の皆さんへ

交通事故防止は家庭の協力から

子どもを交通事故から守るためには、保護者の協力が欠かせません。

子どもの交通事故のほとんどは、通い慣れた道路や通学路、公園などの遊び場付近で発生しています。

保護者が子どもの視点に立って危険を確認し、何が危険なのかを話し合い、正しい交通ルールを教えてあげてください。


交通安全に向けた市の取り組み

市では、交通安全意識の普及・啓発を目的として、各種交通安全対策に取り組んでいます。

平成27年度は、市民スポーツまつりと産業まつりに自転車シミュレーターの体験コーナーを設けたほか、春と秋の市民交通安全教室や交通安全市民のつどい、交通安全講習会を開催しました。

平成28年度も、これまで以上に、多くのイベントで交通安全の広報活動をしていく予定です。


問合せ

交通対策課

交通安全担当 電話042(346)9827

自転車対策担当 電話042(346)9549

電子メール kotsu-taisaku@city.kodaira.lg.jp

添付ファイル

お問合せ先

〒187-8701 
小平市小川町2-1333 市役所3階

秘書広報課広報担当

電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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